最近よく聞くNISA(ニーサ)って何?NISA(少額投資非課税制度)とは
「最近テレビCMなどでもよく見るNISA(ニーサ)という単語。証券会社がしきりにCMをしているので投資に関するワードだと思うけどよく意味が分からない。」
「NISAで株の税金が非課税になるのは知ってるけど、一体どうしたらいいの?絶対得するの?」
そんな方のためにNISAって一体なに?というところからNISAの活用法まで紹介できればと思います。
マネー誌などでも特集がされていますが、当サイトでは結局どんな取引方法、商品が向いていて、どの証券会社がよいのかという点まで掘り下げていければと思っています。
NISA(少額投資非課税制度)とは?
NISAとは少額投資非課税制度のことで、2014年度からスタートする投資の非課税制度のことです。
毎年120万円、10年間で最大500万円の非課税枠内であれば、投資した株式、投資信託から生まれた利益については非課税となる制度です。
毎年120万円という少額の株式や投資信託への投資が非課税になるので「少額投資非課税制度」と呼ばれています
制度の概要
NISAの制度の概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
開始時期 | 2014年1月1日~ |
期間 | 2014年から10年間 |
非課税対象 | 期間内に発生した国内株式、外国株式、投資信託の譲渡益や分配金、配当金の利益 |
非課税投資枠 | 毎年120万円 |
最大非課税投資枠 | 500万円 |
非課税枠の投資分が非課税となる期間 | 5年間 |
資格年齢 | 20歳以上 |
若干ややこしいので各項目について解説します。
開始時期
2014年から制度運用が開始します。2014年から非課税枠が与えられ、2014年の投資分からNISAの対象となります。
期間
制度の期間は10年とされています。これは非課税枠の付与が10年間続くということを意味しています。
非課税対象
非課税の対象となる取引は株式取引と投資信託の取引で、そこから発生した譲渡益や分配金、配当金の額が非課税対象となる利益です。
非課税投資枠
非課税の投資枠は毎年120万円与えられます。もし使い切れなかった場合は翌年に繰り越しなどはできず権利はなくなります。
最大非課税投資枠
非課税枠が毎年120万円で期間が10年だと1,000万円分は非課税になりそうなものですが、そうではありません。10年間毎年もらえる120万円の非課税枠は最大で500万円までしか使用することができません。
そう考えると、NISAは10年間のうちに毎年与えられる120万円の非課税枠を最大600万円分まで使用することができる制度といえます。
非課税枠の投資分が非課税となる期間
非課税枠を使って投資をした場合、その後5年間の間に発生した利益が非課税となります。
資格年齢
NISAの口座を開けるのは満20歳以上の方からです。未成年の方はNISA口座を開設することができません。
まとめ
NISAの制度概要を見てきました。
ここまで見ていただいた方は感じたかもしれませんが、非課税枠の付与のしかたなどに若干くせがあり、シンプルな制度設計ではありません。
対象商品も株と投資信託だけで債券が対象外など、なぜ?と思わせる内容になっています。
なので、きちんと理解してうまく活用しないと思わぬ落とし穴にはまることになると思います。逆にいうと投資の利益が「非課税」となるのはやはり魅力的ですし、NISAをうまく活用することで投資効果を最大化することを目指しましょう!
当サイトおすすめネット証券
SBI証券は格安の手数料が特徴の最大手のネット証券です。
手数料が安いだけでなく豊富な取扱商品、充実したサービスも含めた総合力が魅力で、口座数、売買代金ともに圧倒的なネット証券No1です。
当サイトでもイチオシで、初心者からデイトレーダーや長期投資家などタイプを問わず、すべての投資家のパートナーになります。
楽天証券は安い手数料、豊富な取り扱い商品、充実したサービスで人気の大手証券会社です。
口座開設や取引で楽天スーパーポイントをためることもでき、わかりやすい取引サイトにも定評があります。
高機能ツールの「マーケットスピード」が簡単な条件で無料利用できる点も大きな魅力で、どんな人にもおすすめできる証券会社です。
マネックス証券は「今日の株価よりも10年後のあなたのために」を掲げ、ファンの多い長期投資向きのネット証券です。
株式手数料は100円からと小口の取引手数料は業界最安水準で、投資初心者に優しくなっています。
また、外国株式に強みがあり、手数料も安いので今後グローバルに投資をしたい方にもおすすめです。
IPO投資におすすめの証券会社
IPOは当選すれば高確率で値上がりが期待できる、超低リスクハイリターンの人気投資法です。
人気ゆえに激しい競争率がネックで、当選は難しいと考えている人もいますが、コツをつかめば当選確率は驚くほど上がります。
当サイトではIPOの当選確率を上げる方法やおすすめの証券会社を紹介していますので、IPO投資に興味がある人はぜひ参考にしてください。