マネックス証券の手数料・サービスを徹底研究

最終更新日: 2018年9月30日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

当サイトでは各ネット証券のサービス内容を個別に分析して紹介しています。

ここではマネックス証券のサービス内容を徹底研究したいと思います。

根強いファンの多いマネックス証券ですが、その理由はどこにあるのか、手数料、取扱商品、サービス、トレーディングツール、信頼度という観点でチェックしていきたいと思います。


マネックス証券の取引手数料

マネックス証券の手数料は現物・信用は共通で取引ごとの手数料と1日定額の手数料コースの2種類があります。

1日定額の手数料コースは売買代金300万円単位のボックスという考え方になっており、月間のボックス数に応じて手数料の割引があります。
※ボックスの考え方
 ・300万円の売買を1日行った場合→1ボックス
 ・300万円の売買を2日行った場合→2ボックス
 ・500万円の売買を1日行った場合→2ボックス
 (1ボックス300万円のため500万円は2ボックス)

日計り取引の場合は手数料の半額をポイントで返すポイント半額還元というサービスを行っています。

また成行と指値、PCと携帯で手数料が異なる場合がありますので注意しましょう。

取引ごとの手数料

1注文の約定代金 PC 携帯
10万円以下 108円
10万円超20万円以下 194円
20万円超30万円以下 270円
30万円超40万円以下 378円
40万円超50万円以下 486円
50万円超100万円以下 1,080円(成行)
1,620円(指値)
約定金額の
0.108%
100万円以上 約定金額の0.108%(成行)
約定金額の0.162%(指値)

1日ごとの定額手数料

1日の約定代金合計額 手数料(税込)
300万円まで 2,700円
以降300万円増加毎に 2,700円ずつ増加

■ボックス利用回数による割引

月間利用ボックス数 300万円ごとの手数料
1~20回 2,700円
21~120回 2,430円
121回~ 1,782円

■ポイント半額還元
当日中に決済を行う日計り取引の場合は決済分の取引手数料をマネックス証券で還元されます。

そのため日計り取引時の決済手数料は実質無料といえます。(往復で考えると手数料は実質半額となる。)

マネックス証券の手数料についての総括

マネックス証券の取引ごとの手数料は小口取引の手数料が安く設定されていて、約定金額20万円までであれば大手ネット証券の中では最安となります。

しかしながら1日定額の手数料は日計り手数料が実質半額ということを加味しても、他のネット証券より高めの手数料となっています。

手数料重視派の投資家には小口の投資しかしないという方以外はメイン口座とするには難しいネット証券であるといえるでしょう。

  • 主要ネット証券の手数料比較

  • マネックス証券の取扱商品

    マネックス証券の取扱商品を見ていきます。マネックス証券は取扱商品が豊富なネット証券ですので、今後取引したい商品が増えても安心です。

    マネックス証券の取扱商品

    商品分類 商品 取扱有無
    国内株式 制度信用
    一般信用
    IPO
    立会外分売
    夜間取引 ×
    (休止中)
    単元未満株
    投資信託 投資信託
    債券 国内債券
    外国債券
    外国株式 米国株
    中国株
    韓国株 ×
    ロシア株 ×
    ベトナム株 ×
    インドネシア株 ×
    シンガポール株 ×
    タイ株 ×
    マレーシア株 ×
    デリバティブ FX(店頭)
    FX(取引所) ×
    先物OP
    ワラント ×
    CFD ×
    バイナリオプション ×
    その他

    マネックス証券の取扱商品についての総括

    マネックス証券は投信、債券、外国株も取引が可能な総合オンライン証券であるといえます。特に米国株取引には力を入れているので、海外ETFや米国株を取引したいという方はぜひ口座を持っておいた方がよいです。

    デリバティブや金まで取引可能ですので、SBI証券や楽天証券同様、取扱商品における不満はほとんどない証券会社であるといえます。

  • 主要ネット証券の取扱商品比較

  • マネックス証券のサービス対応状況

    続いて主要なサービスの対応を見ていきます。

    分類 サービス 対応有無
    口座開設関連 即時口座開設 ×
    未成年口座
    入出金関連 即時入金
    銀行との連携 ×
    ATMカード
    取引関連 貸し株
    夜間取引 ×
    (休止中)
    MRF ×
    ポイント
    特殊注文 逆指値
    W指値
    Uターン注文
    トレーリング ×

    マネックス証券のサービスについての総括

    マネックス証券のサービスは穴が少なく、サービス面も充実しているといえます。

    即時入金、貸し株、特殊注文と人気の高いサービスはすべて対応しているので不満をもつことはないと思われます。

    さらにこの表に記載はありませんが、マネックス証券は投資教育に力を入れているのでセミナーなどを積極的に開催しています。

    そのような投資サポートも受けることができるのでサービス面の充実はネット証券の中でも1,2を争います。

  • 主要ネット証券のサービス比較

  • マネックス証券のトレーディングツール

    続いてトレーディングツールを見ていきます。

    マネックス証券のトレーディングツールの主な特徴

    ツールの名称・特徴
    マネックス証券
    ツールの特徴
    1.ダブルクリック注文、ロケット注文などスピーディーな注文を可能にする高機能注文方法を搭載
    2.チャートの形から検索することができるチャートフォリオ機能を搭載
    3.登録銘柄は携帯電話向けのアプリと共通なので、デバイスを問わず共有可能
    4.多くのテクニカル指標を網羅してテクニカル分析が可能
    画面イメージ
    WS000289

    マネックス証券のトレーディングツールサポート状況

    分類 項目 対応有無
    利用料 月額利用料金 無料
    チャネル PC
    携帯電話
    iPhone
    Android
    iPad
    注文方法 板発注
    バスケット発注
    逆指値
    W指値
    Uターン注文
    トレーリング注文 ×
    機能 デスクトップ常駐 ×
    エクセル連携 ×
    テクニカル指標 対応指標数

    マネックス証券のトレーディングツールについての総括

    マネックス証券が提供するトレーディングツールはオールインワン型の高機能トレーディングツールです。

    スムーズな発注機能とリアルタイムの投資情報で投資初心者からデイトレーダーまで満足するトレーディングツールになっています。

    ぜひ使用してみて自分に画面の使い勝手などを試してみてください。

  • 主要ネット証券のツール比較

  • マネックス証券の信頼度

    最後に信頼度について見ていきます。

    信頼度は他社同様、口座数、売上高、従業員数という数値的な指標と第三者評価機関の評価を見ていくことで分析したいと思います。

    まずは口座数、売上高、従業員数です。

    マネックス証券の口座数、売上高、従業員数

    口座数 売上高 従業員数
    875,743口座 360億円 261名

    ※口座数は2013年9月末時点、売上高は2012年度、従業員数は2013年9月末時点

    マネックス証券の第三者評価機関の評価

    調査会社 調査名称 調査年 結果
    オリコン 顧客満足度ランキング総合 2013年度 第5位
    ヘルプデスク協会 サポートポータル格付け 2012年度 ☆☆
    問合せ窓口格付け 2012年度 ☆☆☆
    ストックリサーチ インターネット証券ランキング 2012年度 第5位
    ゴメス オンライン証券サイトランキング 2010年度 第2位

    マネックス証券の信頼度についての総括

    マネックス証券の口座数は4番目に多い口座数です。グループでは上場をしていて海外に子会社もありグローバルな展開をしている会社です。信頼性という面では問題のないネット証券であるといえます。

    第三者評価機関にも評価をされていて、機関によってはSBI証券に次ぐ2番手と評価しているものもあります。手数料が若干割高であるにも関わらずこれだけ評価が高いのは、問い合わせ窓口格付けの三ツ星に代表されるようなサポート体制の良さを表しています。

    「今日の株価より10年後のあなたがどうであるか」という言葉を掲げているだけありますね。マネックス証券は信頼できる証券会社だと思います。

  • 主要ネット証券の信頼度比較

  • まとめ

    マネックス証券のサービスを手数料、取扱商品、サービス、ツール、信頼度で見てきました。

    総括すると、マネックス証券は手数料は他社と比較して若干高いものの取扱商品、サービスが充実していて信頼できるネット証券です。

    またマネックス証券の根強いファンが多い理由は長期的な資産形成のためのサポート体制が充実している点が理由だと考えられます。

    長期投資を前提としている方、特に海外ETFや米国株式を取引される方はぜひ口座開設しておきましょう。

    投資教育も充実しているので、開設しておくだけでもお得です。

    組み合わせるとすると手数料の高さを補うために手数料が安いSBI証券やGMOクリック証券などを一緒に開設検討するとよいと思います。

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