株式投資の目的を持つ - 株式投資の心構え

株式投資を行うにあたり重要と思われる心構えについて考えていきたいと思います。

株式投資を行うにあたって最も基本的で重要な心構えは「株式投資における目的をしっかり持つ」ということです。

目的を持つとは

皆さんは何のために株式投資をしようとしているのでしょうか？

もちろん、多くの人にとって株式投資の目的はお金を儲けたいからだと思います。重要なのはそれは何のためにいつまでにいくら必要か？という点です。

特に重要なのが「いつまでにいくら必要か？」という点です。なぜならこれによって投資によって取る戦略が変わってくるからです。

あなたが100万円を持っていたとします。1年後に101万円にしたいと思ったとすると、株式に投資するよりも1年物の債券を買った方が確実に目的に達することができますね。

一方で3か月後に105万円にしたいと思ったら債券では実現不可能なのでリスクをとって株式投資をするべきです。

このように投資をするための目的（いつまでにいくら必要か）によってとるべき戦略は変わります。目的がぶれていると戦略もぶれ、最適な投資ができない可能性が高まります。

もちろん株式投資の目的はお金を得ることだけではありません。勉強のためとか優待狙いでということもあると思いますが、その場合も投資であることには変わらないので、まずは目的を決めて、それをもとに投資スタイルを決めて、投資する銘柄の検討に入るべきです。

投資をする際にはまずその投資の目的・ゴールが何なのかを考え設定しておくことをおすすめします。