マネックス証券はデイトレに向いている?デイトレーダー向きサービスと料金プラン
証券会社で、短期的に利益が追求できるデイトレをしたいと考えるかたも増えています。
マネックス証券でもデイトレーダー向けのサービスやプランが用意されているため紹介しましょう。
マネックス証券はデイトレに向いている?
マネックス証券の手数料はデイトレ向き?
マネックス証券の手数料はネット証券の中では、やや高めに設定されています。
デイトレを行う際、気になる点は手数料の高さです。
デイトレのような短期取引は長期取引に比べて何度も取引を行うことになるため、手数料の割合が大きいことが特徴です。手数料が高いと、その分不利です。
マネックス証券ではデイトレ向けに手数料半額分をポイント還元するサービスや、定額手数料コースなども設けています。
しかし他社と比較すると、サービスを利用した場合でも手数料が割高になりがちです。
手数料面から考えると、マネックス証券はややデイトレに不向きな証券会社と言えます。
マネックス証券のトレードツールはデイトレに向いている?
マネックス証券ではマネックストレーダーやトレードステーションなどの無料ツール・アプリが豊富で、スマホ取引もスムーズに利用できます。
株式取引に特化しているツールも多く、デイトレに最適です。
デイトレの場合、素早く取引を終える必要がありスマホ取引がしやすいことは有利です。
無料取引ツールが多いことからも、細かい情報を知りたいデイトレーダー向けの証券会社と言えます。
ツールの充実度を重視する場合は、マネックス証券でデイトレを行うこともおすすめです。
マネックス証券以外にデイトレに向いている証券会社
サービス、手数料、ツールのバランスが取れている証券会社は、デイトレに向いています。
SBI証券、楽天証券、松井証券などはデイトレ向けのサービスが充実しています。
SBI証券、楽天証券は通常の手数料も低く設定されているため、デイトレーダーに向いています。
松井証券の場合はデイトレーダーにうれしい手数料コースも用意されており、サービス面で利用しやすい証券会社です。
SBI証券、楽天証券では取引ツールも用意され、利用条件を満たすと無料になります。
取引ツールを使ってデイトレードをしたいかたにも向いています。
マネックス証券でデイトレをする人が選ぶプラン、取引と他社との手数料比較
一日定額手数料コース
マネックス証券でデイトレを行うかた向けの手数料プランは、一日定額手数料コースです。
1日合計300万円まで何回取引しても2,500円の手数料に設定されています。
300万円ごとに手数料が2,500円追加され、月間の利用回数に応じて割引を受けることができます。
300万円の利用をボックス1回として、月間21回目以降は2,250円、121回目以降は1,650円です。
また一日定額手数料コースを利用した場合、片道分の手数料は翌日に用途限定のマネックスポイントで還元されます。
月間30万円の手数料がかかった場合、15万円分の手数料はポイント還元されるため有利です。
ポイントは自動で株式売買手数料に充当されるしくみで、有効期限は翌月末までです。
なおマネックス証券では、現物取引と信用取引共通で約定金額が合計されます。
他社の一日定額手数料コースとの比較
SBI証券
SBI証券で信用取引を行った場合、前営業日の建玉代金合計や新規建約定金額合計が5,000万円を超えている場合売買手数料がかかりません。
現物取引の場合も約定合計金額10万円まで無料で、100万円まで762円、その後は100万円増加ごとに400円追加と格安です。
1日の約定金額にかかわらず、マネックス証券より安い手数料で利用できます。
楽天証券
楽天証券のいちにち定額コースは、1日の約定金額が10万円まで手数料無料です。
デイトレード割引が適用され、日計り取引の場合は片道分の手数料がかかりません。
楽天証券では小刻みに手数料が設定され、50万円まで429円、100万円まで858円、300万円まで3,000円など約定金額合計が少ないほど手数料が割安です。
300万円以上は100万円ごとに1,000円が追加されます。1日の約定金額合計が200万円以下の場合は楽天証券がおすすめです。
また信用取引の場合、いちにち信用取引を使えば売買手数料がかかりません。
松井証券
松井証券の場合、信用取引の一日信用取引なら売買手数料がかかりません。
信用取引を利用してデイトレを行う場合は積極的に利用しましょう。
現物取引の手数料設定はやや高めのため、SBI証券や楽天証券の方が有利です。
マネックス証券のデイトレ向けサービス
一日定額手数料コース
マネックス証券はデイトレを行うかたや1日の取引回数が多くなるかたのために、一日定額手数料コースを用意しています。
他社の場合は1日の約定金額が少ない場合格安の定額手数料で利用できますが、マネックス証券は1日の約定合計金額が1万円でも300万円でも同額の2,500円がかかります。
利用金額が少ない場合は取引ごとに手数料がかかるコースが有利です。または他社の一日定額手数料コースの利用をおすすめします。
手数料半額還元サービス
マネックス証券では一日定額手数料コースを利用している場合に限り、日計り取引の片道手数料が還元されます。
実質片道分の手数料で取引ができ、翌営業日以降の手数料に充当されます。
また日計り取引以外のポイント還元も受けたい場合は、取引毎手数料コースで月間30万円以上の手数料がかかると半額分がポイント還元されます。
デイトレだけでなく数日間の短期取引なども行うかたは、取引毎手数料コースを検討しても良いでしょう。
一日信用取引などのサービスはない
マネックス証券では一日定額手数料や日計り取引手数料の還元などのサービスがありますが、一日信用取引などの信用取引プランはありません。
信用取引で売買手数料をかけずに利用したい場合は、楽天証券や松井証券などの一日信用取引コースを用意している証券会社の利用がおすすめです。
まとめ
ここまでマネックス証券のデイトレ向けサービスなどについて見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- マネックス証券には一日定額手数料コースがある
- 日計り取引の場合半額がポイント還元されるシステムも利用可能
- 手数料的にはやや高めのためSBI証券や楽天証券もデイトレにおすすめ
マネックス証券はやや手数料が高めに設定されているため、デイトレ向けの証券会社ではありません。
しかしデイトレイダーのために定額手数料コースや半額分手数料還元サービスなどがあり、手数料の高さより取引ツールを重視するかたに向いています。
手数料を安く設定しているSBI証券や、一日信用取引コースがある楽天証券、松井証券などがデイトレ向けの証券会社です。
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