GMOクリック証券の手数料・サービスを徹底研究
ネット証券各社の手数料、取扱商品、サービスなどを調査して特徴を確認していきます。
ここではGMOクリック証券について見ていきたいと思います。
それではまずは手数料から見ていきます。
GMOクリック証券の取引手数料
GMOクリック証券の手数料体系は現物取引、信用取引それぞれに取引ごとの手数料体系と1日定額の手数料体系があり合計4種類の手数料コースが用意されています。
信用取引はそれに加えて大口投資家向けの手数料や金利の割引があります。
それでは現物取引の手数料から見ていきましょう。
現物取引の手数料
| 1注文の約定代金 | 手数料 (税込) |
|---|---|
| 20万円まで | 105円 |
| 50万円まで | 260円 |
| 100万円まで | 470円 |
| 150万円まで | 570円 |
| 3,000万円まで | 900円 |
| 3,0000万円超 | 960円 |
| 1日の約定代金 合計額 |
手数料 (税込) |
|---|---|
| 20万円まで | 230円 |
| 30万円まで | 300円 |
| 50万円まで | 430円 |
| 100万円まで | 860円 |
| 200万円まで | 1,260円 |
| 300万円まで | 1,660円 |
| 以降100万円増加毎に | 290円ずつ増加 |
信用取引の手数料
GMOクリック証券の信用取引の手数料は大口の投資家向けの優遇手数料プランである「VIPプラン」があります。
月1回の判定日における建玉残高か1か月の新規約定金額が5億円以上あると「VIPプラン」の対象となります。
| 1注文の約定代金 | 通常手数料 | VIPプラン |
|---|---|---|
| 500万円まで | 100円 | 無料 |
| 50万円超 | 無料 |
1日ごとの定額手数料
| 1日の約定代金 合計額 |
通常手数料 | VIPプラン |
|---|---|---|
| 10万円まで | 100円 | 無料 |
| 50万円まで | 210円 | |
| 100万円まで | 420円 | |
| 以降100万円増加毎に | 315円ずつ増加 |
GMOクリック証券の手数料についての総括
GMOクリック証券の一番の特徴は手数料の安さです。
他社と比較するとわかりますが、どのコース、売買代金でも主要ネット証券ではトップ3に入る安さで大手ネット証券では手数料が最安のSBI証券をしのぐほどの手数料水準であるといえます。
オリコンの手数料満足度ランキングで1位になるなど、手数料の安さは第三者機関からも評価されています。
信用取引の手数料は大口の投資家であれば無料となるなど、さらに手数料の安さが際立っています。
取引回数が多く、投資成績に占める手数料の重要性が高いデイトレーダーの方はまず検討すべきネット証券です。
手数料に関しては言うことなく、他の項目を見ていきましょう。
GMOクリック証券の取扱商品
次に取扱商品を見ていきます。
GMOクリック証券の取扱商品
| 商品分類 | 商品 | 取扱有無 |
|---|---|---|
| 国内株式 | 制度信用 | ○ |
| 一般信用 | ○ | |
| IPO | △ | |
| 立会外分売 | × | |
| 夜間取引 | × | |
| 単元未満株 | × | |
| 投資信託 | 投資信託 | × |
| 債券 | 国内債券 | × |
| 外国債券 | ○ | |
| 外国株式 | 米国株 | × |
| 中国株 | × | |
| 韓国株 | × | |
| ロシア株 | × | |
| ベトナム株 | × | |
| インドネシア株 | × | |
| シンガポール株 | × | |
| タイ株 | × | |
| マレーシア株 | × | |
| デリバティブ | FX(店頭) | ○ |
| FX(取引所) | × | |
| 先物OP | ○ | |
| ワラント | ○ | |
| CFD | ○ | |
| バイナリオプション | ○ | |
| その他 | 金 | × |
GMOクリック証券の取扱商品についての総括
GMOクリック証券は全体として取扱商品が多いネット証券ではありません。が、デリバティブ系の商品は豊富で、取扱高が世界一となっているFXをはじめ、株版のFXといわれるCFDや、一定時間後の為替レート等をあるレートより上か予想する話題のバイナリオプションなどを取り扱っています。
ハイリスクの商品に投資して大きな利益を狙いたいという方はクリック証券でFXなどのデリバティブ商品を取引してもよいと思います。
クリック証券は国内株式の現物取引、信用取引、デリバティブ、外貨建て債券が取扱商品となるので、投資信託や外国株式、IPO、立会外分売などその他の商品にも投資をしたいという方はGMOクリック証券以外の証券会社の口座開設を検討する必要があります。
おすすめは取扱商品が豊富なSBI証券
か
マネックス証券です。外国株式にこだわりがなければauカブコム証券
も投資信託、IPOなどが豊富に揃っていてよいと思います。
GMOクリック証券のサービス対応状況
次に主なネット証券が提供しているサービスの対応状況を見ていきましょう。
| 分類 | サービス | 対応有無 |
|---|---|---|
| 口座開設関連 | 即時口座開設 | × |
| 未成年口座 | × | |
| 入出金関連 | 即時入金 | ○ |
| 銀行との連携 | × | |
| ATMカード | × | |
| 取引関連 | 貸し株 | × |
| 夜間取引 | × | |
| MRF | ○ | |
| ポイント | × | |
| 特殊注文 | 逆指値 | ○ |
| W指値 | × | |
| Uターン注文 | × | |
| トレーリング | × |
GMOクリック証券のサービスについての総括
各種サービスもGMOクリック証券は豊富であるとはいいがたいです。
即時入金サービスやMRF、逆指値など最低限のサービスは対応していますが、その他のサービスについては対応していません。
特に大きいのはファンが多い貸し株サービスでしょうか。GMOクリック証券では保有株から金利収入を得ることができませんので、バイアンドホールド型の投資家の方には厳しいネット証券であるといえます。
GMOクリック証券のトレーディングツール
次にクリック証券が提供するトレーディングツールを見ていきます。
クリック証券ではPC向けに4つのツールとモバイル向けのアプリを提供しています。
PC向けのツールはオールインワン型の「スーパーはっちゅう君」、デスクトップ常駐型の「はっちゅう君」、はっちゅう君の機能を拡充した「はっちゅう君プラス」、ブラウザ型の「レーザートレード」です。
ここでは最も多くの人が利用しているであろう「スーパーはっちゅう君」の機能を見ていきます。
GMOクリック証券のトレーディングツールの主な特徴
| ツールの名称・特徴 |
|---|
| スーパーはっちゅう君 |
| ツールの特徴(スーパーはっちゅう君) 1.銘柄の情報を1画面に集めた「株式価格表」をはじめ、売買の強さや当日の買いの圧力がわかる複数の画面で、リアルタイムに様々な視点で分析可能 2.最短2クリックで注文可能な板発注機能で素早く発注可能 3.30種類のテクニカル指標を網羅し、複数条件も設定可能なテクニカル分析機能 4.よく使う画面レイアウトを保存することができるので、お気に入りの画面で快適に取引が可能 |
画面イメージ(スーパーはっちゅう君)
|
次にクリック証券が提供しているツールでカバーしているチャネルや注文方法などのスペックを見ていきます。
GMOクリック証券のトレーディングツールサポート状況
| 分類 | 項目 | 対応有無 |
|---|---|---|
| 利用料 | 月額利用料金 | 無料 |
| チャネル | PC | ○ |
| 携帯電話 | ○ | |
| iPhone | ○ | |
| Android | ○ | |
| iPad | ○ | |
| 注文方法 | 板発注 | ○ |
| バスケット発注 | ○ | |
| 逆指値 | ○ | |
| W指値 | × | |
| Uターン注文 | × | |
| トレーリング注文 | × | |
| 機能 | デスクトップ常駐 | ○ |
| エクセル連携 | × | |
| テクニカル指標 | 対応指標数 | 22 |
GMOクリック証券のトレーディングツールについての総括
クリック証券は投資スタイルや環境に合わせた複数のツールを提供している点が特徴的です。
もちろん一人で複数のツールを利用することもできますし、費用も無料ですので便利です。
各種テクニカル指標も豊富ですので、デイトレーダーの方も満足できるツールになっています。
GMOクリック証券の信頼度
最後にGMOクリック証券の会社としての信用度を見ていきます。
信用度は口座数や売上高などの会社の規模を見るとともに、各第三者評価機関の評価を見て信用して長く付き合える証券会社かを見ていきましょう。
まずは口座数、売上高、従業員数です。
GMOクリック証券の口座数、売上高、従業員数
| 口座数 | 売上高 | 従業員数 |
|---|---|---|
| 189,349口座 | 179億円 | 140名 |
※口座数は2013年9月末時点、売上高は2012年度、従業員数は2013年3月末時点
新興のネット証券であるため、口座数は20万弱と最大手のSBI証券の10分の1以下の口座数となっています。
売上高は大手ネット証券の中に入っても遜色のないレベルではあり、新興ネット証券の中では最も規模が大きいネット証券であるといえます。
次に、第三者評価機関の評価です。
GMOクリック証券の第三者評価機関の評価
| 調査会社 | 調査名称 | 調査年 | 結果 |
|---|---|---|---|
| オリコン | 顧客満足度ランキング総合 | 2013年度 | 第2位 |
| ヘルプデスク協会 | サポートポータル格付け | 2012年度 | – |
| 問合せ窓口格付け | 2012年度 | – | |
| ストックリサーチ | インターネット証券ランキング | 2012年度 | 第4位 |
| ゴメス | オンライン証券サイトランキング | 2010年度 | 第9位 |
ヘルプデスク協会の調査には対象となっていないようなのでハイフン表示としています。
GMOクリック証券の信頼度についての総括
各ランキングでは大手ネット証券と同程度の評価を得ていることがわかります。
特に年を追うごとに評価をあげ、2013年実施のオリコンの顧客満足度ランキングではSBI証券に次ぐ2位となっており、今の勢いを感じさせます。
運営母体はインターネットサービスを提供するGMOグループで、正直他のネット証券と比べると信用度が高いとはいえませんが、業界の中では年々存在感を増している証券会社であるということは見てとれます。
まとめ
GMOクリック証券を手数料、取扱商品、サービス、ツール、信用度の観点でチェックしてきました。
GMOクリック証券は手数料が安くツールも多機能なものを提供している一方で取扱商品やサービスは限られるので株式取引やデリバティブのみを行うデイトレーダー向けの証券会社であるといえます。
中長期に投資をしたい投資家の方でもクリック証券の手数料は魅力だと思いますので、口座開設の際は他のネット証券と組み合わせることで弱点を補い、株を取引する際はクリック証券を利用して、他の商品や投資情報は他のネット証券を活用するという使い方がおすすめです。
クリック証券と組み合わせるのであれば取扱商品やサービスが充実しているSBI証券、マネックス証券、auカブコム証券がおすすめのネット証券です。
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