REITのリスク
ここまでREITの魅力を伝えてきましたが、投資の際はリスクについても確認しておきましょう。
REITのリスクについて考えていきたいと思います。
REITのリスクとは
REITのリスクには以下の点が考えられます。
価格変動リスク
まずREITは価格変動のリスクがあります。これは取引所で売買される投資商品である以上存在するリスクです。
REITは市場で売買されることから常に値動きが発生します。賃料収入が比較的安定しているとはいえ、市況により株価が変動します。
またREITは元本保証の金融商品ではないので、価格が下落すると損失が発生します。
REITは株と同じだと思いましょう。
流動性リスク
REITには流動性のリスクもあります。
REITの魅力で流動性が低いことが魅力だと述べましたが、これは実物不動産と比較して低いということです。
取引所で売買できるとはいえ取引参加者がいなければ売買はできないので流動性リスクはつきまといます。
この点も株やETFと同様です。
信用取引をする場合、保証金以上の損失が出る場合がある
また、REITは信用取引も可能なので、信用取引をしている場合はREITの下落によって保証金以上の損失を出す可能性があります。
この点も株式やETFと同じですが、保証金以上の損失が許容できない方は絶対に信用取引をしないようにしましょう。
以上がREITの主なリスクです。
まとめ
REITのリスクについて考えてきました。
ここまでの内容の確認としてREITのリスクを再掲します。
REITは上場している有価証券として、株式やETFなどと同じで価格変動のリスクと流動性のリスクがあります。また信用取引が可能なことから、信用取引を利用する場合は保証金以上の損失の可能性があります。
リスクはありますが、国内株式と同様というかすべての投資商品にリスクはつきものですので、うまくリスク管理してREITと付き合っていきたいですね。
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