日経225オプション取引の魅力

最終更新日: 2014年6月11日

日経225オプション取引の魅力

日経225オプション取引の特徴を説明してきました。これまでは基本的なしくみについての説明がメインでしたが、日経225オプション取引は金融商品として魅力的な点が多くありますので、ここでは日経225オプション取引の魅力について説明していきたいと思います。


日経225オプション取引のメリット

日経225オプションには以下のメリットがあります。

日経225オプション取引のメリット

  • オプションの買い手は損失が限定している
  • 高い資金効率の取引である
  • リスクヘッジをすることができる
  • オプションの買い手は損失が限定している

    オプションの商品全般に言えることですが、最大のメリットの一つはオプションの買い手は損失を限定することができるという点です。

    オプションの買い手はプレミアムを支払うことで、未来の日経平均を買う権利を得ます。この場合、値上がりした場合の利益は無制限に享受することができますが、下落した場合はどんなに下落しても権利放棄すればよいだけなので損失はなく、オプションの買い手にとって損失の最大額はプレミアム分だけです。

    オプション取引以外の商品は金融商品を購入した場合、株式であれば株価の上昇分が無制限に利益となる点は同じですが、株価が下落してしまった場合は下落分が無制限に損失となってしまいます。

    無制限の損失ではないという点は投資戦略上とても重要で、「オプションが株より有利な商品だ」という方がいるのもこの点によるものです。このように損失が限定しているということはオプションの買い手にとっては大きなメリットとなります。


    少額の資金で大きな利益を狙うことができ資金効率が高い

    オプションの価格はものすごくおおまかな理解をすると原資産の現在の価格-権利行使価格になります。

    上記理論通りだと日経平均が15,000円のときに権利行使価格が14,000円のコールオプションの価格は1,000円となります。

    このオプションを購入後、日経平均が16,500円まで上がるとオプション価格は2,500円まで理論上あがります。

    理論通りの価格となるかは別として、日経平均が10%上昇したのに対して、オプションの価格は150%増となり、原資産の価格の変動率以上にオプションの価格変動率が高くなります。

    これは実質的には原資産の価格変動分の投資効果が得られるのに対して、対象原資産額分の自己資金を必要としないということを意味します。つまりレバレッジをかけた取引が可能になるのです。

    レバレッジが効いているため、原資産の価格変動率以上の損益率を狙うことができるので、資金効率のよい取引であるといえます。


    リスクヘッジをすることができる

    オプションの損失が限定しているということと似ていますが、投資している金融商品の値下がりに備えて同一の原資産のプットの買いをしておくことで金融商品の値下がりのリスクを限定しつつ、値上がり益を追求することができ、投資のリスクヘッジが可能になります。

    日経平均先物を買い建てしていた場合、プットオプションを買い建てすると・・・
    日経平均の現在値:13,000円、日経225先物:13,000円で買い建て、日経225オプション:権利行使価格12,000円、1,000円で買い建て

    上記ケースの場合、日経平均が値上がりした場合は値上がり分からプレミアム分を引いた分の値上がり益を得ることができ、日経平均が10,000円まで値下がりした場合も12,000円で売ることができ損失はプレミアム分の1,000円に限定されます。

    オプション取引は他の金融商品への投資のリスクヘッジにも活用することができるというメリットがあります。


    まとめ

    日経225オプション取引の魅力について見てきました。

    日経225オプション取引のメリットを再掲すると以下のようになります。

    日経225オプション取引のメリット

  • オプションの買い手は損失が限定している
  • 高い資金効率の取引である
  • リスクヘッジをすることができる
  • オプション取引は単体の取引で利益を狙うこともできますが、他の金融商品と組み合わせたり、リスクヘッジの意味で利用することに価値があります。

    オプション戦略等は複雑ですが、理解すると投資の戦略の幅も広がり有効な投資商品になりますね。


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