楽天証券で設定するパスワードの種類と必要になるタイミング
楽天証券を利用するには、各種のIDやパスワードが必要になります。必要なパスワードは数種類あるため、どのタイミングにどのパスワードを使用すれば良いか、違いをはっきりさせましょう。
また、パスワードは定期的に変更することを、セキュリティ上おすすめします。パスワードの確認や変更方法もあわせてご紹介します。
楽天証券で設定するパスワードの種類と必要になるタイミング
ログインIDとパスワード
楽天証券を利用するためには、総合口座のページにログインする必要があります。そしてログイン時にログインIDとログインパスワードを入力します。
ログインIDは、楽天証券の総合口座を開設する手続きをWebで行った後に、郵送で送られる書面「ログイン情報のお知らせ」に記載されています。英字4桁、数字4桁で計8桁の文字です。
ログインIDと共に初期パスワードも記載されていますが、初期パスワードは初回ログイン後、すぐに変更を促す画面に切り替わります。初期パスワードのままだと、総合口座は利用できませんのでご注意ください。
初期設定画面で新しいパスワードに変更した後は、ログインIDと新しいログインパスワードを入力すればログインできます。ただし、各種トレードや入出金ができるようになるためには、マイナンバー登録を済ませる必要があります。
新しいパスワードは、6桁以上16桁以下の半角英数字を入力しましょう。自分で覚えやすい文字にしましょう。ただし、他人に推測されやすい文字は避けてください。
推測されやすい文字とは、同じ文字の連続や連続した数字、あなたの誕生日、語呂合わせなどです。あなたにしか分からず、しかも他人にはまず推測されることがない文字を選びましょう。
より他人に推測されにくくするために、英字を大文字と小文字で使い分けるのも有効です。さらに楽天証券のパスワードでは、!・@・#・$・%・?などの半角記号も使用できます。
新しいパスワードは、確認用を含めて2回同じ文字を入力します。入力した文字は「*」マークで表示されますが、楽天証券では文字を確認するために「パスワードを表示」にチェックを入れることにより、入力した文字を確認できます。
パスワードがあれば、パソコンのWebサイト、スマホなどのモバイルアプリiSPEED、取引ツールのマーケットスピードへのログインが可能です。
お客様コード
パスワードと勘違いされやすいのが、お客様コードです。お客様コードとは、総合口座開設時に郵送されてくる書面、ログイン情報のお知らせに記載される6桁の数字のことです。
お客様コードをWebで入力することは、通常ありません。楽天証券のカスタマーサービスセンターに問い合わせをする時や、マーケットコール(自動音声ダイヤルによる取引サービス)で取引する時に必要になります。
取引暗証番号
会員ページにログインした後は、ログインパスワードを使うことは基本的にありませんが、各トレードを実施するときに必要になるのが取引暗証番号です。
取引暗証番号は、4桁の数字です。出金や振替、トレードの注文をする時に使用します。4桁の数字のみしか使用できないため、誕生日や電話番号の下4桁など、悪用される可能性の高い数字は使わないようにしましょう。
取引暗証番号は、ログインパスワードを新規登録した直後に、初期設定ページで登録します。登録後は、忘れないようにヒントをメモしておくなどしましょう。
楽天銀行との区別
楽天証券に入出金する時に、楽天銀行の口座を持っていると便利です。マネーブリッジ設定を行うとリアルタイムでストレスなく入出金できるからです。
ただし、楽天証券のパスワードと楽天銀行のパスワードは異なります。パスワードを混同しないように管理しましょう。全く同じパスワードを両方に使うのは避けましょう。
ログインパスワードは、全角と半角や大文字と小文字を区別するため、入力間違いに注意しましょう。「caps lock」したままだと大文字と小文字が逆になるため、特に注意が必要です。
数字の「0」とアルファベットの「O」など混同しやすい文字は、できれば最初から設定しない方が無難です。何度試してもログインできない場合は、以下の方法でパスワードを変更する方が早いかもしれません。
楽天証券のログインパスワード、取引暗証番号の確認方法、変更方法
楽天証券のログインパスワードと取引暗証番号はいつでも変更できます。ログインIDとお客様コードは変更できません。
楽天証券のログインIDの確認方法
もしログインIDが分からなくなったら、登録済みの携帯電話宛てにSMSメールで再通知することができます。
または、カスタマーサービスセンターに対し、ログイン情報のお知らせの再発行依頼をすることもできます。到着まで数日かかるため、急ぐ場合はSMSメールを使いましょう。
楽天証券のログインパスワードの変更方法
ログインパスワードは、定期的に変更した方がセキュリティ上、安全です。パスワードの変更は数分で完了するため、資産を守るため定期的に変更しましょう。
ログインパスワードの変更は簡単です。まず、楽天証券のWebサイトで「ログインパスワード・取引暗証番号」をクリックし、続いて「変更」をクリックします。
次に、今まで使っていたパスワードと新しいパスワードを2回入力すれば完了です。半角英数字(または記号)6桁から16桁に設定しましょう。
楽天証券の取引暗証番号の変更方法
取引暗証番号の変更も、ほぼパスワードの変更と同様の流れで行うことができます。
こちらはそれほど頻繁に変更する必要はありませんが、初期設定で他人に推測されやすい数字に設定した場合は、早めに変更した方が良いでしょう。
楽天証券のログインパスワードを忘れてしまったら?
もしログインパスワードを忘れてしまった場合、カスタマーサービスセンターに電話やメールで問い合わせても、答えてもらうことができません。パスワード再設定画面から新たなパスワードを設定し直しましょう。
パスワードの再設定には、ログインID・取引暗証番号・登録メールアドレスの3つが必要になります。またスマホからではパスワードの再設定ができません。
再設定画面でログインIDと登録メールアドレスを入力すると、本人確認のために3桁の「再設定用番号」の入力が求められます。これはパスワードとは異なる一時的なものです。
その後、送られてくるメールのURLをクリックし、表示されたページに新しいパスワードを入力すれば、設定完了です。途中、再設定用番号や取引暗証番号の入力も求められます。
キーボードのトラブル等で、うまくパスワードが入力できない場合は、楽天証券ではソフトウェアキーボードが使用できます。文字の配置はアルファベット順、ランダム表示のいずれでも利用できます。
楽天証券の取引暗証番号を忘れてしまったら?
取引暗証番号を忘れてしまった場合は、書面での変更手続きを行う必要があります。
変更届用紙を、Webサイトの取引暗証番号変更画面の「変更届用紙の取得へ」をクリックし、PDFファイルを印刷して入手し、必要事項を記載しましょう。
取引暗証番号の変更が完了したら、メールで変更完了の通知が送られてきます。
楽天証券のお客様コードの確認方法
お客様コードの確認方法は、新規契約時に郵送されたログイン情報のお知らせを見るか、楽天証券の総合口座ページにログイン後、お客様基本情報の画面を見ることによって、確認できます。
まとめ
楽天証券に使用するパスワードの種類と、どのタイミングで必要になるかについてご紹介しました。まとめると以下の通りです。
- 楽天証券ログイン時に、ログインIDとログインパスワードが必要
- パスワードは他人に推測されにくい文字にし、定期的に変更すべき
- パスワードを忘れてしまった場合、再設定ができる
楽天証券でトレードしようと思っても、ログインパスワードを忘れてしまったり、取引暗証番号を忘れてしまったりしたら、せっかくのトレードチャンスを逃してしまうかもしれません。
また、パスワードを他人に悪用されると、総合口座に預けている資産が不正に抜き取られてしまう危険もあります。パスワードの管理は最優先事項にしましょう。
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