アートグリン(3419)のIPO情報、公募価格、初値予想、仮条件

最終更新日: 2015年12月18日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2015年12月18日に上場するアートグリンのIPO情報をまとめて紹介しています。

アートグリンは胡蝶蘭の生産、販売をはじめブライダルの企画や生花の卸売をしている会社です。

人気化しづらい業種な上、セントレックス上場の地味目な銘柄、3社同日上場と中々に厳しい状況ですが、気になる人は内容をチェックしていきましょう。

仮条件や公募価格、初値予想なども随時掲載していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。それでは見ていきましょう。

アートグリンのIPO基本情報

アートグリンのIPOの基本情報は以下の通りです。

■アートグリンのIPO基本情報

項目 内容
企業名 アートグリン
銘柄コード 3419
市場 名証セントレックス
主幹事 HS証券
幹事証券会社 SBI証券
東海東京証券
岡三証券
SMBCフレンド証券
東洋証券
日本アジア証券
極東証券
むさし証券など
上場日 12/18
ブックビル期間 12/1-12/7
申込株数単位 100株
仮条件決定日 11/27
仮条件 380円-420円
公募価格 420円
初値 614円
騰落率 +46.1%

アートグリンはHS証券が主幹事で、SBI証券、東海東京証券などが幹事団に入っている銘柄です。

SBI証券が副幹事として入っており、7%の配分がありますので、平幹事に入っている銘柄と比べると7倍も当たりやすくなっています。

ネット証券からIPOを申し込んでおり、なかなか当選しないという人はアートグリーンで初当選を狙うのも良いかもしれませんね。

<12/18追記>
アートグリン初値は614円となりましたね。騰落率は+46.1%となり、当サイトの予想初値よりも大きく上がりました。

1単元の株価が低いので、IPO投資家的には大きな利益にはなりづらいですが当選された方はおめでとうございます。


アートグリンの直近業績

■アートグリンの直近業績(単位:百万円)

2015.10(予想) 2014.10(実績) 2013.10(実績)
売上高 1,686 1,408 1,249
営業利益 59 47 46
経常利益 57 47 45
純利益 45 30 40

アートグリンの業績は着実に伸びてきています。なかなか大きく成長する事業内容ではありませんが、堅実な業績といえます。

ただ、IPOで人気化することはまずないといえそうです。

2015年10月期の予想業績ベースでEPSは41円、予想PERは約10.1倍です。

類似企業のPERは10倍から25倍程度となっていますので、その点から言うと公募価格から若干の上昇余地はあると思われます。


アートグリンの注目度と初値予想、騰落率、収益

■アートグリンの注目度と初値予想

項目 内容
注目度 C
想定仮条件 420円
予想初値 360円-400円
想定IPO収益

アートグリンは胡蝶蘭の生産販売、生花の卸売などを行っている会社で、セントレックス上場ということもあり、なかなか人気化は厳しい銘柄といえます。

ネットでも同じような評価で当サイトではC評価(見送り)としました。評価的には見送りですが、人気がない分IPO当選もしやすいですし、SBI証券ではIPOチャレンジポイントがもらえますので、抽選への参加はした方が良いでしょう。

公募価格のPERは10倍となっており、類似企業のPERも同水準ですので、360円から400円くらいの初値を予想しています。初値割れの可能性も十分にありますので、IPOの購入は慎重にした方が良いでしょう。


IPOチャレンジポイントの当選ラインと使うべきか

当サイトではSBI証券のIPOチャレンジポイントは1ポイント1,000円以上の価値で使用できるようであれば使用する効率的な利用を推奨しています。(必ずしもS級注目銘柄に全ポイントを突っ込むのが正しいと考えていません。)

  • SBI証券のIPOチャレンジポイントのしくみと活用法

  • 上述した通り、アートグリンは公募割れも十分予想されるほど、注目度の低い銘柄です。IPOチャレンジポイントを使用して取りに行くのは避けるのが賢明でしょう。

    個人的にも今回IPOチャレンジポイントを使用しません。

    ただしSBI証券では抽選に落選するとIPOチャレンジポイントが1ポイントもらえ、次回以降のIPOで有利になります。

    IPOチャレンジポイントはうまく使うことで1ポイント1,000円くらいの価値になりますので、もらわないのは損です。

    アートグリンのIPOに否定的な人も申込だけはしておいた方が良いと言えます。

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