オープンドア(3926)のIPO情報、公募価格、初値予想、仮条件
2015年12月18日に上場するオープンドアのIPO情報をまとめて紹介しています。
オープンドアは総合旅行情報サイトの「トラベルコちゃん」を運営している企業です。トラベルコちゃんは各旅行会社のツアーやホテルの宿泊代金を横断的に検索できるサイトで、最安値の旅行プランを探すことができるので管理人もよく利用しており、今回のIPOは何となく嬉しく感じました。
私情は抜きにしても成長が期待される企業ですので、IPO的にも要注目の企業ですね。
仮条件や公募価格、初値予想なども随時掲載していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。それでは見ていきましょう。
オープンドアのIPO基本情報
オープンドアのIPOの基本情報は以下の通りです。
■オープンドアのIPO基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | オープンドア |
銘柄コード | 3926 |
市場 | マザーズ |
主幹事 | みずほ証券 |
幹事証券会社 | SMBC日興証券SBI証券大和証券三菱UFJMS証券マネックス証券岩井コスモ証券いちよし証券SMBCフレンド証券HS証券 |
上場日 | 12/17 |
ブックビル期間 | 12/4-12/7 |
申込株数単位 | 100株 |
仮条件決定日 | 11/26 |
仮条件 | 3,500円-3,820円 |
公募価格 | 3,820円 |
初値 | 4,710円 |
騰落率 | +23.3% |
オープンドアはみずほ証券が主幹事で、SMBC日興証券が副幹事、その他幹事団にSBI証券、マネックス証券、三菱UFJMSなどが入っている銘柄です。
三菱UFJMS証券が幹事に入っていることでauカブコム証券でもIPOの申し込みをすることができ、ネット証券を使ってIPOに参加している人にとっては嬉しい銘柄です。
SMBC日興証券が3%、SBI証券、三菱UFJMSがそれぞれ2%、マネックス証券が1%の株の配分となっており、各証券会社の配分はそれほど多くありません。
当選確率を上げるためにはなるべく多くの証券会社から申し込みをしたいですね。
<12/17追記>
オープンドアの初値は4,710円となりましたね。騰落率は+23.3%となり、予想通りの初値がつきました。
騰落率は高くありませんが、公募価格が高かったので、IPO当選が100株でも十分な利益が出ましたね。上場当日の相場が良かったこともありますがIPO当たった人は大勝利ですね。
オープンドアの直近業績
■オープンドアの直近業績(単位:百万円)
2016.3(予想) | 2015.3(実績) | 2014.3(実績) | |
---|---|---|---|
売上高 | 2,467 | 1,988 | 1,787 |
営業利益 | 823 | 332 | 245 |
経常利益 | 823 | 337 | 255 |
純利益 | 511 | 400 | 149 |
オープンドアの業績は好調で、成長率も高い優良な銘柄です。マザーズ上場銘柄としては利益もきちんと出ており、すぐに二ケタ億円の利益にもなりそうです。
2016年3月期の予想業績ベースでEPSは99円、予想PERは約38.5倍です。
価格コムや一休が類似企業となりますが、これらの企業のPERは40倍程度で、オープンドアの成長余力を考えると、株価の上昇余地もありそうで、初値はかなり期待できます。
株価は割安とは言えない水準ですが、今後の成長余力や確度が他のマザーズ銘柄よりも高いと思われますので、初値以降ホールドしてもよさそうな銘柄ですね。
オープンドアの注目度と初値予想、騰落率、収益
■オープンドアの注目度と初値予想
項目 | 内容 |
---|---|
注目度 | A |
想定仮条件 | 3,820円 |
予想初値 | 4,500円-5,000円 |
想定IPO収益 | 78,000円-118,000円 |
オープンドアは旅行サイトのトラベルコちゃんを運営している企業で、日本最大級の旅行比較サイトとなっているため、事業としての成長性も注目度も高いため年末IPOラッシュの目玉の一つです。
ネットでも注目度は高く、当サイトでの評価はA(積極申込)としました。IPO抽選も激戦となるため、申込できる証券会社からはすべて申し込むくらいの気合いが必要になります。
公開規模は約36億円と中規模となっており、株価も強気ですので、大きな上昇は見込みづらいものの、公募価格割れも考えづらく、積極的に申込したい銘柄です。スケジュール的にはジャスダックのミズホメディーと同日ですが、注目度はこちらの方が高く上昇を妨げる要因とはなりづらいと考えます。
公募価格の予想PERは38.5倍となっており、高めの設定ではありますが、類似企業も高めの株価をつけていますので、公募割れはしづらく相場によっては跳ねるかもしれないというのが個人的な見解です。IPOはぜひ欲しいので何とか獲得したいですね。
1単元は100株ですので、予想初値であればもしIPOが当選すると公募価格(3,820円)から見ると78,000円から118,000円くらいの収益が期待されます。
IPOチャレンジポイントの当選ラインと使うべきか
当サイトではSBI証券のIPOチャレンジポイントは1ポイント1,000円以上の価値で使用できるようであれば使用する効率的な利用を推奨しています。(必ずしもS級注目銘柄に全ポイントを突っ込むのが正しいと考えていません。)
上述した通り、オープンドアは注目度が高く、成長も期待できるIT系の銘柄で上昇余地はかなりあると言えます。ただし投資家の注目度が高い分、IPOチャレンジポイントの当選ラインも上がると思われ、予想する78,000円から118,000円の収益だと、80ポイントくらいで割り当てを受けないとIPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円で使ったことになりません。
100P以下での当選は難しいと思いますので、本銘柄についてはIPOチャレンジポイントを使用しないのが賢明といえます。ネットなどの注目度から150から250ポイントくらいは当選に必要ではないかと思われますので、どうしても欲しい人はIPOチャレンジポイントでの全力の申込が必要になります。
個人的には今回IPOチャレンジポイントを使用しません。とれるほどのポイントも今はないのでしばらくは注目度の低い銘柄であわよくばの割当を狙っていきます。
ただしSBI証券では抽選に落選するとIPOチャレンジポイントが1ポイントもらえ、次回以降のIPOで有利になります。
SBI証券ではIPOチャレンジポイントを使用しなくてもIPO抽選に申し込み落選することでIPOチャレンジポイントを1ポイントゲットすることができます。
IPOチャレンジポイントはうまく使うことで1ポイント1,000円くらいの価値になりますので、もらわないのは損です。逆に言うとSBI証券でブックビルディングに参加しないのは毎回1,000円ずつ損をしていることになりますので、口座を持っていない人は早めに口座開設して毎回のIPOに申し込みをするようにしましょう。
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