ETFとは
株の勉強をすると「ETF」という言葉を聞くことがあると思います。
ETFとは何なのか?と思う方も多くいると思いますのでETFの基礎について紹介していきたいと思います。
ETFとは
ETFとは何かというと、「Exchange Traded Fund」の頭文字をとったもので、日本語にすると「上場投資信託」となり、言葉の通り、国内の取引所に上場した投資信託を意味します。
日経平均に連動するETFなどがあるので、個別株では投資が難しい日本経済全体への投資や特定国の経済指標に投資をすることができる点が大きな特徴です。
また投資信託との違いという意味では、上場していることで同条件の投資信託よりも低コストで取引が可能で、ほとんどのETFが貸借銘柄に指定されていることから、信用取引口座を開設していれば「売り」から取引可能にもなります。
このように株と投資信託の特徴をあわせてもった金融商品がETFであるといえます。
どんなETFがあるの?
ETFには日経平均やTOPIXに連動するものやNYダウに連動するETFや中国株に連動するETF、海外新興国株式に連動するETFなど多彩な種類があり、中には金や原油など商品に連動するETFも存在します。
一般的な指数であればETFで投資が可能であると考えてよいと思います。
ETFの歴史は?
ETFが大きく普及しだしたのは2007年の金融商品取引法の施行からであるといわれています。
それまでは日本国内で設定された投資信託でなければ上場ができない法律になっていたためなかなか条件にあうETFがありませんでしたが、金融商品取引法施行時にこの制約がなくなったためETFの取り扱いが増えました。
ETFは金融商品の扱いとしては株式になり、対面型の営業をする金融機関にとっては手数料が取りづらく、主力の投資信託とも競合するためかあまり積極的に販売されてきませんでした。
その商品性から資産運用の際の商品として人気が高まってきていて、ネット証券の普及と合わさり、金融リテラシの高い投資家の間から徐々に広まりを見せ普及が進んでいます。
まとめ
ETFとは何かを見てきました。
ここまでの内容をまとめると以下の通りです。
ETFは「上場投資信託」の名前の通り、株式と投資信託の特徴をあわせもった商品です。
個別株ではなく各国の指標に直接投資したいというニーズを低コストで実現できる商品として注目されています。
上場しており貸借銘柄に指定されていることから信用の新規売りの取引が可能な点も魅力で相場が下落局面でも利益を狙うことができます。これは投資信託にはない大きなメリットです。
金や原油など投資対象の広がりを見せていて、今後も注目の金融商品であるといえます。
ETFの基礎知識
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