【安全性2】自己資本比率、負債比率で負債の割合を見る
安全性を見る際に自己資本比率や負債比率は一般的にチェックされる指標です。
自己資本比率は総資本における自己資本の割合を算出していて、単純に自己資本比率は高い方が安全です。
負債比率は、自己資本に対する負債の比率を算出していて、自己資本に対して負債がどれくらいあるか、逆にいうと自己資本でどの程度まかなうことができるかということを表しています。一般的に負債比率は1を下回る(自己資本が負債を上回っている状態)と安全といわれています。
自己資本比率、負債比率の算出式は以下の通りです。
自己資本比率=自己資本÷総資本 ×100
負債比率 =負債 ÷自己資本×100
自己資本は資本金や利益剰余金ですので、負債のような返済期限のない企業のお金のことですので、当然この割合が大きい方が企業の財務体質は健全ということになります。
負債比率が大きいということは、借金に頼って経営をしているということになりますので返済などがあり、財務上の安全性は低いということになります。
業種によっては多額の運転資金が必要になる場合もありどうしても負債比率が高くなるということはありますので、同業他社との比較も必要になります。不動産業や掛け販売のある小売業などは運転資金を多く必要としますので比較的負債の比重は高くなります。
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