マネックス証券のIPO抽選の時間と結果の確認方法
マネックス証券ではIPOのブックビルディングに参加した後、抽選が行われます。
IPO銘柄は申込者数が多いため、申し込んだ株数がそのまま購入できるケースは稀です。
特にマネックス証券の抽選システムは、まず全員に1単位の株が行き渡るように設定されています。
2単位以上の株が当選するのは申込者が少ない時のみです。
ここではマネックス証券の抽選結果が分かる時間や結果の確認方法、補欠当選した場合の繰り上げ当選についてまとめました。
マネックス証券のIPO抽選の時間と結果の確認方法
マネックス証券のIPO抽選の結果が分かる時間
マネックス証券では、IPOのブックビルディング参加後にIPO銘柄の価格詳細が発表されます。
その後抽選が行われ、当選結果が分かるしくみです。抽選が行われる日を確認するにはマネックス証券にログイン後、商品・サービスからIPOの取扱銘柄一覧を選択しましょう。
各銘柄の詳細ページにブックビルディング期間や抽選日が記載されています。抽選日の18時以降に当選結果が発表されます。
銘柄によって抽選結果の発表が遅れるケースもあるため、18時を一つの目安にしておきましょう。
マネックス証券から直接当落の結果がメールされることはありませんが、抽選発表後にメールが届きます。内容はログイン後のマイページで確認しましょう。
マネックス証券のIPO抽選の結果を確認する方法
マネックス証券のIPO抽選の結果を確認するには、マネックス証券にログインし株式取引のタブからIPOを選択しましょう。
IPOのお申込・購入の欄に「抽選の状況確認・購入」のボタンがあります。このボタンをクリックするとブックビルディングに参加した銘柄が一覧で表示されます。
申込の取消や抽選結果、申込株数などが一覧で確認できるページです。抽選結果が発表された後は、各銘柄の状態の欄に「落選」「当選」「補欠当選」が記載されます。
落選した場合は拘束された資金が返還され、当選または補欠当選の場合は資金の拘束が続きます。当選、補欠当選した場合は購入申込が必要です。
他社のIPO抽選結果が発表される時間
IPOの抽選結果が発表される時間帯は、会社によってやや異なります。抽選タイミングも異なる場合があるため確認しておきましょう。
たとえば野村證券の場合、公募・売出価格決定日の18時から21時までに抽選結果が発表されます。
SBI証券では、抽選結果が表示される日時がIPOブックビルディングの購入意思表示画面で確認できます。またSBI証券ではメールで当選・補欠当選の結果も送付されます。
楽天証券では購入申込期間の最終日に抽選結果が発表されます。時間帯は夕方以降です。
IPOのブックビルディングに参加後、抽選が先にあるか購入申込が先にあるかは会社によって異なります。
購入申込を済ませてから抽選が行われる場合、当選と同時に購入が確定します。
マネックス証券の場合は抽選後に購入申込が行われるため、当選や補欠当選の場合もキャンセルが可能です。
マネックス証券のIPO抽選結果が補欠当選だったときの繰り上げ当選結果が分かる時間
マネックス証券のIPOで補欠当選だった場合の手続き
マネックス証券のIPOで補欠当選だった時は、当選の場合と同じように手続きを行います。
すべての当選者が購入申込を行った場合は落選となり、一部の当選者が購入申込をキャンセルした場合は補欠当選者の間で抽選が行われます。
補欠当選者が再度抽選に参加するためには、購入申込を行う必要があります。購入申込の期限までに手続きを行いましょう。
繰り上げ当選の可能性は低いですが、購入申込後に状況が分かります。
マネックス証券のIPOで繰り上げ当選が分かる時間
マネックス証券のIPOで補欠当選した場合、繰り上げ当選の結果が分かるのは購入申込期限の最終日です。
当選者は購入申込の最終日まで、IPO銘柄を購入するか考えることができます。
補欠当選者が早めに購入申込を行った場合でも、その場で繰り上げ当選が分かることはありません。
購入申込の期限が過ぎ、全員が購入申込をした時点で余った株の振り分けが行われます。
補欠当選者も購入申込をしなかった場合は抽選の対象外となるため、手続きを完了した場合のみ繰り上げ当選の可能性があります。
原則購入申込の期限当日に結果が分かりますが、多少遅れることもあるため気長に待ちましょう。
購入申込を行った場合は資金の拘束が続く
補欠当選者が購入申込を行った場合、購入できるかどうかは期限の最終日まで分かりません。
しかし購入できることになった時、手続きをスムーズにするため資金の拘束が続きます。
その間拘束されている資金は他の用途に使うことができません。繰り上げ当選が行われるかは当選者の動向によって変わるため、状況によっては再抽選が行われないケースもあります。
結局落選するケースは多いため、資金が少ないかたの場合は次のIPO銘柄を申し込んだ方が当選しやすい可能性があります。
繰り上げ当選する銘柄は問題がある可能性も高い
通常IPO銘柄は抽選倍率も高く、当選者のほとんどは忘れていない限り申込手続きを行います。
特に人気で値上がりが確実視されているような銘柄は、多くのかたが注目しています。マネックス証券の場合、ブックビルディング時点で資金が拘束されるため、資金不足で購入申込をしない当選者は稀です。
補欠当選者も値上がりが期待できる銘柄の場合、繰り上げ当選を狙って申込を行うことが大半です。
この場合、繰り上げ当選の可能性はかなり低くなります。
しかしブックビルディング参加から購入申込の最終日までに、何らかの問題が発生した場合繰り上げ当選の確率は高まります。
また申込者は多かったものの、不人気銘柄の場合もキャンセルが比較的多いことが特徴です。
繰り上げ当選が起こる場合、銘柄自体に何らかの問題があるケースも多いです。
たまたま購入申込忘れをした当選者がいる場合もありますが、人気銘柄の場合補欠当選者も申込を行うため倍率はかなり高くなります。
繰り上げ当選を期待して購入申込を行う場合、本当に当選した時にお得な銘柄なのか再度見直してみましょう。
マネックス証券は配分株式数よりも申込者が多かった場合、1人の申込者が2単位以上当選しないしくみです。
1単位なら補欠当選よりも当たりやすい可能性があるため、他のIPO銘柄が選択できる場合は新規の申込を検討してみましょう。
まとめ
ここまでマネックス証券のIPO抽選結果について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- マネックス証券では抽選日の18時以降にマイページで抽選結果が確認できる
- 補欠当選の場合は購入申込最終日当日に繰り上げ当選の結果が分かる
- 銘柄によって抽選結果の発表が遅れることもある
マネックス証券のIPOは、ブックビルディング期間終了後に抽選が行われます。
購入申込を行う前に抽選が行われるため、当選者と落選者以外に補欠当選が発表されることも特徴です。
抽選結果は抽選日に分かりますが、銘柄によって時間帯にはやや差があります。
メール通知はありますが、当落の結果は通知されません。マイページにログインして結果を確認しましょう。
当選または補欠当選の場合は、購入申込の手続きを期限内に行います。手続きをしない場合、自動的にキャンセル扱いとなるため注意が必要です。
補欠当選が繰り上げ当選したかは、購入申込最終日まで分かりません。資金の拘束期間が長くなり、キャンセルが多発する銘柄は不安もあります。
当選、補欠当選にかかわらず、購入申込をするかしないかは自由です。
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