マネックス証券のゼロETFの内容と対象銘柄

マネックス証券のゼロETFの内容と対象銘柄

マネックス証券では対象ETFの売買手数料が実質無料となるゼロETFサービスを2017年2月から開始しました。

ETFの売買手数料が無料になることで、運用コストを軽減できます。

通常、海外ETFの売買手数料はNISA口座での購入時手数料還元が主流です。総合口座での取引で売買手数料が無料となるサービスは画期的で、他の主なネット証券でも取扱がありません。

海外ETFの運用コストを下げたいかたや、手数料を気にせず取引を行いたい場合マネックス証券のゼロETFがおすすめです。

ここではマネックス証券のゼロETFの内容や対象銘柄、取引までの流れをまとめました。


マネックス証券のゼロETFの内容と対象銘柄

マネックス証券のゼロETFとは

マネックス証券のゼロETFとは

マネックス証券のゼロETFは、対象となる米国ETFの売買手数料が実質無料になるサービスです。一旦手数料がかかりますが、後からキャッシュバックされます。

対象口座は現物買いまたは売り取引で、非課税口座以外の口座が対象です。キャッシュバック金額は米ドルで外国株取引口座へ入金されます。

国内の売買手数料は還元対象ですが、売却時に発生する現地取引費用はキャッシュバックの対象外です。

なお他のキャンペーンが適用されている場合は、ゼロETFの対象外となることがあるため注意しましょう。キャッシュバック時期は対象商品取引後の翌月末までで、キャッシュバックの時点で外国株取引口座を保有していることが条件です。


ゼロETFを購入した場合の特典

ゼロETF購入者には売買手数料キャッシュバック以外の特典も設けられています。ジェレミー・シーゲル教授のウィークリーコメンタリーの閲覧やオフライン懇親会への招待など、投資に役立つ情報が手に入る機会が多数あります。

またオンライン運用説明会も四半期ごとに行われ、ゼロETF対象銘柄で構成されるモデルポートフォリオも紹介されます。

他のETFを購入している場合は手に入らない特典のため、特典に魅力を感じる場合はおすすめです。運用コストが下がることから利益も出やすく、定期的に運用説明やポートフォリオの提案があることも魅力です。


ゼロETFの対象銘柄

ゼロETFの対象銘柄はウィズダムツリー・ジャパン株式会社が運用する27銘柄です。ウィズダムツリーは世界的にも有名なETF提供会社で、2006年からETFを設定しています。

世界の多様な国に投資するETFが取り扱われており、米国株式以外にも通貨や債券、オルタナティブ商品も扱っています。

他社では取扱のない独自のポートフォリオを構成していることが特徴で、低コストで運用できることも特徴です。

マネックス証券で取引を行った場合、売買手数料もかからないため運用コストを最低限に抑えることができます。

欧州や新興国への投資も可能で、リターンを追及するかたにも向いています。

主な対象銘柄には米国債券ファンド、新興国株高配当ファンド、欧州小型株配当ファンドなどがあります。

米国債券ファンドは利回りを強化しており、20カテゴリーに分類した債券に条件をつけて銘柄の選定を行っています。

新興国株高配当ファンドは台湾や中国などのアジア圏の他、ロシア、南アフリカなど全17か国の株式を保有していることが特徴です。

欧州小型株ファンドは配当に着目し、配当が多い銘柄を中心に組入れています。


他社の米国ETF手数料との比較

他社の米国ETF手数料との比較

総合口座で海外ETF取引を行う場合、マネックス証券以外では外国株取引と同様の手数料がかかります。一時的なキャンペーンを除いて手数料がかかるため、マネックス証券のゼロETFは有利です。

SBI証券のNISA口座では海外ETFの購入時手数料無料化を取り入れており、NISA口座で取引をする場合は購入時手数料が軽減できます。売却時の手数料はかかるため注意が必要です。

楽天証券もNISA口座で海外ETF購入時手数料キャッシュバックを行っています。NISA口座での取引を考えているかたはどの会社でも大きな差はありません。

外国株式や海外ETFは運用コストが安いものの売買手数料が国内商品より高いため、通常はある程度の金額を一度に取引する必要があります。

マネックス証券のゼロETFは手数料分のコストがかからず、少額取引でも利益が出しやすいことが特徴です。

通常海外ETFの売買手数料は、外国株式の手数料と同様です。マネックス証券、SBI証券、楽天証券では約定金額の0.45%分の手数料が発生します。最低手数料は5ドルからです。

1回の取引で最低5ドルの手数料がかかるため、数万円の取引では0.45%以上の手数料がかかるしくみです。

たとえば3,000ドルの取引を行う場合、13.5ドルの手数料がかかる計算です。

取引を10回行うと手数料だけで135ドルがかかりますが、マネックス証券のゼロETFは手数料分がキャッシュバックされるため135ドル分の運用コストが軽減できます。

NISA口座で同様の取引を行った場合購入時の手数料は還元されますが、売却時の手数料は通常通りかかります。

ゼロETFは135ドル分が還元されますが、NISA口座では67.5ドル分の手数料がかかります。またNISA口座では年間120万円の非課税枠が設けられていることも特徴です。

少額取引では手数料が余計にかかってしまいますが、手数料が5ドルを上回るように取引を行うと取引回数は少なく設定されます。

分散投資が難しいためややリスクが高くなる点が課題です。ゼロETFは手数料がかからない分銘柄や投資タイミングを好きな時に変更し、少額から分散投資が可能です。

どちらの場合でも売却時の現地手数料はかかりますが、1ドルにつき0.000013ドルと通常の売買手数料と比べて格安に設定されています。


マネックス証券でゼロETFを取引するまでの流れ

マネックス証券の総合口座と外国株取引口座を開設する

マネックス証券の総合口座と外国株取引口座を開設する

ゼロETFは米国ETF限定のサービスです。米国ETFを取引するには、外国株取引口座の開設が必須です。総合口座開設時または開設後にマイページから外国株取引口座の手続きを行いましょう。

外国株取引口座はWebサイトの手続きのみで開設が完了します。注意事項や重要事項を確認し、電子交付を承諾すると手続きができます。

外国株取引口座を開設後は米国株、中国株取引に加えて海外ETFの取引が可能です。


ETF取引に利用する資金を準備する

米国ETF取引を行うには、総合口座への入金だけでなく、外国株取引口座への資金振替が必要です。外国株取引口座に資金振替を行った後、円を米ドルに交換するか円資金の連携を行います。

資金振替の手続きはマネックス証券総合口座にログインし、入出金から行います。外国株取引の振替(日本円)を選択し、外国株取引口座への振替指示を行いましょう。

米ドルへの振替は外国株取引口座の管理サイトで行い、営業日14時30分までが当日受付です。当日夜にリアルタイム取引を行う場合は、営業日14時30分までの手続きが必要です。

円貨決済を行う場合は米ドルの準備は必要ありません。マネックス証券では2018年3月から米国株取引の円貨決済サービスを開始しており、スムーズな取引ができるようになりました。

円貨資金の自動連携は外国株取引口座の利用状況から、「自動連携を利用する」ボタンを選択すると利用可能です。

当日取引に円貨決済を行う場合は、17時ごろまでの設定が必要です。

自動連携が設定されていない場合は外国株取引口座の利用状況から、当日連携済みの円貨金額を確認します。

設定ができていない場合、連携済みの円貨資金はゼロです。この場合「増減」ボタンをクリックし、米国株買付に利用できる円貨金額を増加できます。


購入する米国ETFを選択する

購入する米国ETFを選択する

ゼロETFの対象銘柄はウィズダムツリーETFに限られます。米国ETFの中からウィズダムツリーETFを選び、取引を行います。

この時点では一旦購入手数料がかかりますが、後日キャッシュバックされるため安心です。キャッシュバック対象は現物買い、売りで非課税口座が対象外のため通常口座で取引を行うことが大切です。

NISA口座ではゼロETFとは異なり、米国株の購入時手数料キャッシュバックが行われるしくみです。ウィズダムツリーにかかわらず米国株はすべて購入時手数料がキャッシュバックされるため、ウィズダムツリー以外の米国株を購入したい場合はNISA口座が便利です。

しかし売却時の手数料はキャッシュバックの対象外です。売買手数料をどちらも無料化したい場合は、ゼロETFを選択しましょう。


翌月末のキャッシュバックを待つ

翌月末のキャッシュバックを待つ

他のキャンペーンが適用されている場合や外国株取引口座を閉鎖した場合を除き、翌月末までに購入時手数料のキャッシュバックが行われます。

売却を行った場合も同様で、現地手数料を除いて手数料分のキャッシュバックがあります。

キャッシュバックは米ドルで還元されるため、次回のETF買付などに利用可能です。ゼロETFは対象ETFの購入、売却を行うと自動的に対象となるため別途手続きが不要です。


他社の米国ETFを取引するまでの流れとの比較

マネックス証券では、通常総合口座への資金入金、外国株取引口座への資金振替、米ドルへの振替または円貨資金の連携処理が必要です。

当日締切までに米ドルへ交換できない場合でも円貨決済が利用できますが、総合口座に入金を行ってから別途処理が必要になることが特徴です。

同じように米国株、ETF取引を扱うSBI証券や楽天証券では外国株取引口座への振替指示が省略できます。

また円貨決済の場合も連携処理などの作業は必要ありません。総合口座に入金した円資金が自動で外国株取引口座に反映され、円貨決済を選択するとそのまま購入できます。

外貨決済の場合はマネックス証券と同様為替取引の処理が必要ですが、外国株取引口座への資金振替の手間が省けるため取引までの流れはスムーズです。

マネックス証券では外国株や海外ETFの取扱数や手数料が他社と比べて有利な分、取引までの流れがやや複雑です。

またSBI証券では為替取引の際に住信SBIネット銀行を利用でき、有利な手数料で為替取引ができます。為替取引の手数料を加味した場合、取引金額によってはSBI証券がお得になる可能性があります。


まとめ

まとめ

ここまでマネックス証券のゼロETFについて見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • マネックス証券のゼロETFは一部の米国ETFが対象
  • ゼロETFはウィズダムツリーETFの売買手数料が無料になるサービス
  • 海外ETFは最低手数料が高いため売買手数料無料は有利

海外ETFは外国株と同様の手数料形態を採用しています。米国ETFの場合最低手数料が5ドルからです。

数万円の取引でも1回5ドルの手数料がかかるため、運用コストが高くなります。

マネックス証券では米国ETFのうち、ウィズダムツリーが運用するETFがゼロETFの対象です。

現地の売却手数料を除く売買手数料が無料になるため、運用コストが大幅に軽減します。

米国ETFを取り扱うSBI証券や楽天証券では、NISA口座での購入時手数料無料化は行っていますが総合口座での手数料無料サービスはありません。

米国ETFの取引が多い場合は、マネックス証券で取引を行うと有利です。

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