マネックス証券の投信積立の特徴、メリット、支払方法

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マネックス証券の投信積立の特徴、メリット、支払方法

投信積立は、長期運用に適した投資信託です。初心者でも取り組みやすく、比較的少額から開始できるため、多くの証券会社が魅力的な投信積立を提供しています。

この記事では、マネックス証券で投信積立をはじめるメリットとデメリット、投信積立の支払い方法、2018年から取り扱いが開始されたつみたてNISAの特徴などについて説明します。


マネックス証券の投信積立の特徴、メリット

マネックス証券の投信積立の特徴、メリット

マネックス証券の投信積立の商品名は「投信つみたて」で、投資信託の初心者でも非常に使いやすいのが特徴です。

また、マネックス証券が取り扱う投資信託の取扱銘柄の内、90%以上の銘柄を投信つみたてで購入することができます。

投信つみたては、最低で月100円から利用可能です。申込手数料が実質無料なため、リスクを非常に低く抑えながら投資信託が開始できます。

4種類の積立方式があり、好きな方式で毎月自動購入の設定をしましょう。

投信つみたての最大のメリットは、長期的な運用により、短期的な値動きに左右されずに資産を構築できることです。

毎月積み立てる金額が決まっているため、基準価額が下落した時には多く購入でき、上昇した時には少なくなります。機械的に購入されるため、感情に左右されることなく取引できます。

投信つみたては、特に一時的な株価の下落時にメリットになりやすいです。

一括で投資信託を購入する場合、いつまで下落するか分からずに購入のタイミングを逸する、もしくは保有している銘柄を売却する可能性が高いです。

それに対し、投信つみたてなら下落時にも機械的に購入します。そして投資信託の基準価額が上昇した時に、大きな利益になります。

また、マネックス証券では2017年9月より、積立で買付した投資信託の手数料をキャッシュバックし、実質手数料が無料となる「ゼロ投信つみたて」を開始しています。

マネックス証券の投資信託の内、半数以上の銘柄はノーロード投信で、元々手数料無料でした。

しかし、ゼロ投信つみたてを開始したことにより、残りの銘柄に関しても手数料がキャッシュバックされるため、全銘柄の手数料が実質無料となっています。


4種類の方式

投信つみたては、4種類の方式で積み立てできます。それぞれ、申込み単位や積立買付日、引落可能口座が異なります。

自動つみたて」は、申込単位が毎月100円以上、1円単位です。100円から積み立てできるのは、自動つみたてのみです。

買付日は、任意の日を設定できます。引落口座は、マネックス証券に登録した取引口座となります。

自動つみたてはNISAやつみたてNISAに対応しています。NISAは分配金や売却益の一部が非課税となるため、税制上の優遇を受けることができます。

ウェブかんたん銀行つみたて」は、申込み単位が1,000円以上、1円単位です。買付日を指定でき、複数回の買付を設定することが可能です。

引落口座は、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・PayPay銀行・楽天銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行のいずれかです。

ウェブかんたん銀行つみたてで複数回の買付を設定できることを利用して、同一銘柄を毎日積立することが可能です。より細かく設定することにより、価格変動リスクをさらに抑える効果があります。

カードde自動つみたて」は、申込み単位が1,000円以上、1円単位です。積立買付日は、毎月19日です。引落口座は、セゾンカードの引落口座のみです。

銀行de自動つみたて」は、申込み単位が1,000円以上、1円単位です。積立買付日は、毎月7日の翌営業日です。

引落口座は全国の金融機関口座を指定でき、都市銀行・地方銀行・信用金庫・ネット銀行・ゆうちょ銀行に対応しています。


マネックスポイント制度

マネックスポイント制度

マネックス証券には、マネックスポイント制度があります。投資信託を購入した時、購入時申込手数料の1.5%のポイントがもらえます。

マネックスセゾンカードを所持しているかたのみ、4.5%のポイントがもらえます。

さらに投資信託を保有しているだけで、毎月の平均残高を12分の1にした金額の0.08%のポイントがもらえます。

ただし、NISA口座で保有している場合や、「たわらノーロード」銘柄など、一部の商品はポイント付与の対象外です。

貯めたマネックスポイントの使い方は、株式売買手数料の支払いなどに充当するか、Tポイントなどの各種ポイントと交換するかを選択できます。

マネックス証券は、アメリカ株式の種類が豊富です。そのため、アメリカ株式の投資信託を積立購入する目的で、マネックス証券の総合取引口座を開設するかたも多いです。


マネックス証券のデメリット、注意点

マネックス証券のデメリット、注意点

投信つみたてで利益を得るには、対象銘柄の価格が上昇し続けることが必要です。

投資信託は基本的にプロのトレーダーが行う投資ですが、100%利益が得られるとは限りません。

マネックス証券には、毎日積立サービスがありません。

ウェブかんたん銀行つみたてを活用して設定することは可能ですが、一回ずつ設定する手間がかかってしまいます。さらに、最低1,000円ずつ必要です。

それに対し、楽天証券やSBI証券などでは、簡単に毎日積立の設定ができます。商品によっては、毎日100円から積み立てることも可能です。

投資信託の購入や保有でマネックスポイントが貯まるのはメリットですが、マネックスポイントの付与対象外となっている銘柄が多い上、突然ポイント付与の対象外となることがあります。

長期保有している銘柄が、いきなりマネックスポイントの付与対象外になってしまうこともあります。

例えば、2015年12月には、外貨建てMMFやニッセイ日経225インデックスファンドなどの保有時にもらえる投資信託のポイント付与が廃止になりました。


マネックス証券の投信積立の支払方法

マネックス証券の投信積立の支払方法

投信つみたてを行う前に、準備が必要です。

自動つみたてを利用する時は、取引口座に入金します。

ウェブかんたん銀行つみたてを利用する時は、Webサイトより即時入金サービスを申し込みましょう。

カードde自動つみたてを利用する場合は、セゾンカードのカード番号が必要です。カードが有効期限内で、利用停止になっていないことを確認しましょう。

銀行de自動つみたては、口座番号やログインIDなどが必要です。

準備完了後、マネックス証券のWebサイトにログインし、投信つみたてを行いたい銘柄を選択します。

「投信検索」の画面より投資信託名やキーワードを検索しましょう。ファンドタイプや特色など、条件を指定すると対象をより絞り込むことができます。

どの銘柄が良いか決まっていない場合は、投信検索の画面で「つみたて可能」にチェックを入れ、表示される銘柄一覧より、気に入った銘柄を選択することが可能です。

銘柄が決まった後、購入手続きに入ります。コース選択画面で「積立申込画面へ」のボタンをクリックして、積立種別の選択を行います。

自動つみたてを選択した場合は、毎月の積立金額を入力し、次に毎月の買付日を1日~31日より選びましょう。ボーナス月に買付額を増やすことも可能です。

ウェブかんたん銀行つみたてを選択した場合は、毎月の積立金額を入力し、毎月の買付日を設定します。

月複数回の買付をすることも可能です。銀行口座は、指定された8行から選びます。

カードde自動つみたてを選択した場合は、引落口座がセゾンカードで、積立買付日が毎月19日に限られているため、基本的に毎月の積立金額を入力するだけで良いです。

銀行de自動つみたてを選択した場合のみ、初回のみ口座振込の申込み手続きが行われます。

全国の多くの金融機関が利用できるため、他の方式が使えないかたはこちらを試しましょう。その後、毎月の積立金額を入力します。

それぞれの方式で積立金額などを設定した後、必ず申込内容確認画面を見て、注文内容に間違いがないか確認します。

買付金額の桁が違っていないか、買付日は正しいかなどを確認しましょう。

また、約款・規程・ルールを念のため確認します。買付日や金融機関の引落方法などについての注意事項が記載されています。

投信つみたては、毎月定額が機械的に積立されるため、最初の設定を間違えると、違った金額や内容で自動的に引き落とされてしまいます。


マネックス証券のつみたてNISAのメリット

マネックス証券のつみたてNISAのメリット

年間40万円まで、最長20年間非課税となる「つみたてNISA」が2018年1月より始まりました。

マネックス証券でも、2018年1月よりつみたてNISAを購入できるようになりました。

ただし、従来のNISAとつみたてNISAの併用はできません。同一年でいずれかを選択する必要があります。

もし、すでにマネックス証券やその他の証券会社でNISAを申し込んでいる場合、つみたてNISAは翌年に切り替え可能です。

つみたてNISAは、従来のNISAと比較し、少額で長期間積立するのに適しています。

NISAが年間120万円までの株式や投資信託が最長5年間非課税なのに対し、つみたてNISAは年間40万円までの投信積立が最長20年間非課税となります。

つみたてNISAを利用する場合は、証券総合取引口座とは別に、NISA口座を開設します。

マネックス口座では、Webサイトにログイン後NISA口座にログインする際、あらためてIDやパスワードを入力する必要はありません。

つみたてNISAを利用する前に、証券総合取引口座からNISA口座に資金を振り替えましょう。

つみたてNISAは、法令上、ノーロード商品のみに限られ、保有期間中の費用が低水準であることが必要です。

マネックス証券においても、つみたてNISAで購入できるのは、ノーロード商品のみです。

ノーロード商品以外の銘柄を投信つみたてする場合は、つみたてNISAは利用できません。証券総合取引口座より、ゼロ投信つみたてで購入しましょう。

その他、つみたてNISAは20年以上の保有が前提となっているため、運用期間が短い銘柄や、分配金が頻繁に支払われる銘柄、さらには値動きのボラティリティが激しい銘柄は、つみたてNISAの対象外です。


まとめ

まとめ

マネックス証券で投信積立をはじめるメリットとデメリット、投信積立の支払い方法、つみたてNISAの特徴について紹介しました。まとめると以下のとおりです。

  • マネックス証券の投信つみたては最低月100円から実質手数料無料で行うことができる
  • 様々な金融機関を引落口座に指定できる
  • つみたてNISAを利用することにより運用益等を非課税にできる

マネックス証券は、最低で月100円から利用可能で、申込手数料が実質無料です。

支払いも全国の多くの金融機関が指定でき、複数日の指定や、ボーナス月の設定などが可能です。

2018年1月より、つみたてNISAにも対応しています。

つみたてNISAの利用により、年間40万円まで、最長20年間非課税です。ただし、取引できる銘柄数がやや限定されます。

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