SBI証券の分析ツール「チャートフォリオ」の特徴や見方
SBI証券ではチャートの形状で銘柄の検索や絞込をするチャートフォリオというサービスがあります。
チャートの形状が上昇、下落のサインとなっていることはよくあるので、チャート分析に明るくない人でも気軽にチャートをもとに取引することができます。普段チャートをもとに取引している人も手間が少なくなったり新たな発見があるかもしれないので一度使ってみることをおすすめします。
本記事ではSBI証券のチャートフォリオの特徴やできることなどを紹介したいと思います。
チャートフォリオの特徴
- 25種類のチャート形状から、銘柄を検索できる
- 空売り可能銘柄に絞って検索できる
- 気になる銘柄をすぐに取引可能
25種類のチャート形状から銘柄を絞り込める
SBI証券のチャートフォリオは、「上昇一服」「もみあい」「リバウンド」などチャートの形状から今後の値動きを分析し、25種類のチャート形状から銘柄を検索できるツールです。
チャート形状によって銘柄を絞り込むスクリーニング機能の一部という感じですね。
■チャートフォリオの画面イメージ
チャートの形状は以下の25種類で、チャートフォリオではこれらの銘柄数が表示され、クリックすることで銘柄の詳細、注文画面へと進むこともできます。
結構たくさんあるので、チャート形状が示すサイン通りに値動きしたかチェックしてみるのも面白いかもしれませんね。
- 上昇一服
- そろそろ天井
- 上昇
- まだ上昇
- 急上昇
- 売り
- 上昇ストップ
- 上昇基調
- 強含み
- しっかり
- 行って来い
- 戻らない
- もみ合い
- 戻ってくる
- リバウンド
- 下押す
- 弱含み
- 下落基調
- 下落ストップ
- これから上昇
- 急落
- まだ下落
- 下落
- 下げ渋る
- 下げとまった
人気が過熱している銘柄に空売りをしかけるも良いですし、底値を売ってこれから上がる銘柄を買うのも良いですね。
また保有中の自分の銘柄がチャート形状的にはどのような状態なのかで今後の保有方針を決める参考にもなります。
SBI証券は300万人を超える多くの投資家を抱えており、SBI証券のツールを利用している人も多いので、価格形成に影響がある可能性も十分あります。チャートだけで投資判断はしないまでも参考までに見ておくことは重要です。
空売り可能銘柄のみの絞込も可能
さらに空売り可能銘柄のみに絞り込むことも可能ですので、今後下げそうなチャート形状の銘柄を探し空売りをしたい時にも便利に絞り込むことができます。
SBI証券はHYPER空売りも可能なのでデイトレや空売りを仕掛けるには便利な証券会社といえます。
空売り可否以外にも銘柄、市場、値動き幅、業種など様々な項目で絞り込むことができますので、自分が探している銘柄をチャート形状の観点で見つけることができます。
使っているだけでも楽しいので、チャートの形状で取引してみようという人以外にも興味本位でも見てみると面白いと思いますよ。
なお、チャートフォリオの利用はSBI証券の口座開設者限定となっていますので、利用するには口座開設が必要になります。
チャート形状分析ツールが利用できる証券会社
SBI証券のチャートフォリオのようにチャート形状を分析できるツールを利用できる証券会社はほかにマネックス証券と松井証券があります。
どちらも基本的な機能はSBI証券のチャートフォリオと同じで、チャートの形状をもとにスクリーニングを行うことができます。チャート形状の抽出条件は若干異なりますので、各社で結果は異なります。
使い分けをしてみたり、自分のトレードと相性の良い証券会社のツールを探してみるのも良いですね。
銘柄コードや銘柄名、業種、市場で絞り込むことができ、オリジナル業種で絞り込みができるのはマネックス証券や松井証券のチャート計上分析ツールにはない機能です。
この辺りはどの機能を使うか使う人によって使いやすいツールは変わってくると思いますので、一度各社のツールを使ってみて自分と相性の良いツールを見つけると良いですね。
チャートフォリオは口座開設者のみ利用できるツールですので、口座を持っていない人はまず口座開設した後にチャート分析ツールを使ってみましょう。
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マネックス証券の口座開設(無料)
SBI証券と松井証券はそれぞれHYPER空売り、プレミアム空売りというIPO銘柄や新興市場銘柄など一般的には空売りができない銘柄を空売り可能にするサービスも提供しており、デイトレーダー向きの証券会社です。
チャートフォリオもどちらかというと短期投資家向けのサービスといえますので、すべての証券会社に口座開設するのが面倒という人はまずはSBI証券と松井証券の口座開設すると良いと思いますよ。
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