SBI証券の中国株取引の特徴、手数料、メリットと他社比較
SBI証券では中国株にも取引が可能になっています。中国は経済成長の鈍化が取りざたされていますが、まだまだ成長余地は大きいですし、一部割安になっている銘柄もありますので、チャンスととらえて中国株を取引したい人も多いのではないでしょうか。
中国株についてもネット証券最大手のSBI証券が最もおすすめですので、本ページではSBI証券の中国株取引の特徴やメリット、他社との比較を紹介したいと思います。
SBI証券の中国株取引のサービス内容、手数料
- 1,000銘柄超の中国株に投資が可能
- 取引手数料は現地手数料込みで約定代金の0.26%
- 特定口座、NISA口座に対応
- 円貨決済サービスに対応
1,000銘柄超の中国株に投資が可能
SBI証券の中国株取引は香港証券取引所メインボードと成長市場であるGEM市場に上場する1,300銘柄超の銘柄に投資することが可能になっています。
圧倒的に投資可能な銘柄数が多いので、中国の色々な銘柄を物色したい人にはぴったりの証券会社です。口座開設の手間を考えて1社だけ中国株取引用の証券会社を選ぶなら迷わずSBI証券を選ぶのがおすすめです。
■SBI証券の中国株取引のサービス内容
項目 | 内容 |
---|---|
取引方法 | インターネット |
市場 | 香港証券取引所メインボード、GEM |
取引時間 | 10:00~10:30(プレ・オープニングセッション)10:30~13:00、14:00~17:00 |
取扱銘柄数 | 個別株式:約1,300銘柄中国ETF:47銘柄中国REIT:4銘柄 |
通貨 | 香港ドルまたは日本円による円貨決済 |
決済方法 | 外貨決済、円貨決済 |
取引手数料(最低手数料) | 約定代金の0.26%(税別)(47香港ドル(税別))手数料上限470香港ドル(税別) |
為替手数料 | 1香港ドルあたり15銭 |
注文の種類 | 指値 |
NISA口座 | 選択可能 |
特定口座 | 2015年12月25日より対応 |
株式の保管 | 保管機関により混蔵保管 |
取引手数料は現地手数料込みで約定代金の0.26%
気になるのは手数料ですが、中国株には一般的に現地と国内でかかる取引手数料があり、また取引の際に円から元へ為替取引をする必要があるためその際に為替手数料がかかります。
そのため現地手数料、国内手数料、為替手数料をチェックしていく必要があります。
SBI証券の中国株取引は現地手数料、国内手数料がすべて込みで取引手数料は約定代金の0.26%となっています。
最低手数料は税別47香港ドルとなっていますが、上限手数料もあり470香港ドルとなっていますので、多くの取引をする人ほど得する手数料体系となっています。
中国株の取引手数料も普通の証券会社と比べるとネット証券の方がお得になっており、中でもSBI証券は最低水準の手数料ですので手数料重視の人におすすめの証券会社です。
マネックス証券の手数料は取引金額の0.26%、楽天証券の手数料は取引金額の0.5%となっていますので、SBI証券、マネックス証券の手数料の安さが際立っていることがわかります。
香港ドルの為替手数料は1香港ドルあたり15銭となっています。
特定口座、NISA口座に対応
SBI証券の中国株では特定口座、NISA口座に対応しています。
NISA口座に預けることができるので、年間120万円までの投資分の利益はすべて非課税となり、大きな非課税メリットを得ることができますし、特定口座に預けることもできるので、確定申告の手間もなくなります。
特に特定口座は多くの投資家に望まれていたサービスで、SBI証券でもつい2015年12月から対応を開始しており、手数料や取扱銘柄で有利なSBI証券で気兼ねなく取引することができるようになりました。
特定口座に対応していなかったことでSBI証券を敬遠していた投資家の人も、今後はSBI証券で取引される人が増えるでしょうね。
円貨決済サービスに対応
さらにSBI証券の外国株取引はすべて円貨決済サービスに対応しているので、円口座から直接中国株に投資することもできます。
円貨決済サービスを利用することで円から香港ドルに交換する手間が省け、取引金額分だけ自動的に香港ドルに交換されるので資金の無駄なく取引をすることができます。
為替手数料は同じだけかかることになりますが、為替取引が面倒な人は円貨決済サービスを活用するようにしたいですね。
楽天証券、マネックス証券の中国株取引との比較
主要なネット証券で中国株の取引ができるのは楽天証券とマネックス証券です。
各証券会社のサービス内容を比較すると以下のようになっています。
■ネット証券の中国株取引サービス比較
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
取扱銘柄数 | 約1,300銘柄 | 約500銘柄 | 約1,000銘柄 |
取引手数料 | 取引金額の0.26%(税別) | 取引金額の0.50%(税別) | 取引金額の0.26%(税別) |
為替手数料 | 15銭 | 15銭 | 15銭 |
円貨決済 | ○ | ○ | ○ |
特定口座 | ○ | ○ | ○ |
注文方法 | 指値 | 指値 | 指値成行 |
トレーディングツール | × | × | × |
中国株の取引はサービス面では各社横並びといった状況です。違う点はSBI証券、楽天証券が指値注文のみなのに対して、マネックス証券が成行注文が可能なくらいでしょうか。
取扱銘柄は約1,300銘柄でSBI証券が最も多く、次いで約1,000銘柄のマネックス証券、約500銘柄の楽天証券と続きます。
取引手数料はSBI証券とマネックス証券が同じで、楽天証券が取引金額の0.5%と高くなっています。多くの証券会社でかかる現地手数料は主要ネット証券各社はともに無料となっています。
為替手数料は1香港ドルあたり15銭と各社横並びの状況です。
比較すると取扱い銘柄や手数料を考えるとSBI証券が最も優れており、中国株を取引するにあたり最もおすすめの証券会社です。マネックス証券のサービスレベルもSBI証券に劣らず良いものですので、この2社は好みで選んでよいレベルといえます。
管理人はメイン口座がSBI証券ですので、SBI証券で中国株取引をしています。
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マネックス証券の口座開設(無料)
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中国株取引をはじめる方法
SBI証券で中国株取引をはじめるには総合口座を開設後に外国株取引用の口座開設をする必要があります。
SBI証券で米国株など他の外国株取引をしている人は、新たな手続きが必要なく外国株サイトから中国株の取引をすることができますが、総合口座を開設してから外国株を取引したことがない人は新たに外国株取引口座の開設手続きが必要になります。
手続き自体はWEBのみ4クリックで完了するほど簡単なものでできますので、ログイン後のSBI証券WEBサイト上の右側メニューから外国株口座の開設手続きに進みましょう。
下の画像は開設済みのものですが、外国株口座を開設していない人は「取引」の部分が口座開設となっていますので、こちらから口座開設に進みましょう。
SBI証券の口座をまだ持っていない人はまず総合口座の開設が必要になりますので、まずSBI証券の口座開設をするようにしましょう。
SBI証券はネット証券最多の9か国の外国株取引が可能です。他の外国株については別のページで紹介していますので参考にしてください。
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