フィボナッチラインで値幅を予測する

最終更新日: 2013年11月18日


フィボナッチラインとは

フィボナッチラインとはフィボナッチ比率にラインを引いて抵抗線、支持線として使用するテクニカル指標です。

フィボナッチ比率とはイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが研究したことで名づけられた不思議な比率のことで、フィボナッチ数列※という数列の隣り合った値や一つおきの値同士の比率に現れる比率で、フィボナッチ数列に従って正方形をらせん状に並べるとカタツムリや松ぼっくりなどの形と同じになるなど自然界などでも不思議とこの比率に基づいているものがあるといいます。

※フィボナッチ数列:(1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・)というように最初に1が2つあり、その後は前2つの和の数値を並べた数式(1+1=2,1+2=3,2+3=5,3+5=8・・・・という具合)

フィボナッチラインとは株価を自然の動きとしてとらえて、フィボナッチ比率に基づいて値動きをするはずであるという考えのもと未来の株価を予想するテクニカル指標です。

具体的にはフィボナッチ数列における隣り合った数値は1:1.618、一つおきの値は1:2.618に限りなく近づくといわれていて、この比率の逆数(大きい方を1と見たときの小さい値の比率)がそれぞれ0.618、0.382という比率になり、この比率をフィボナッチ比率と呼びます。

このフィボナッチ比率の値にラインを引き、抵抗線や支持線として使用し株価の値幅を見るために使われるのが一般的です。


フィボナッチラインを構成する線

実際にチャートに描画した画面イメージは以下になります。

フィボナッチラインの画面イメージ
WS000262

各線の意味は以下の通りです。

フィボナッチラインを構成する線

名称 概要・活用方法
フィボナッチライン 76.4% 期間中の高値安値の値幅を100%としたときの76.4%の価格にラインを引いたもの

相場の抵抗線・支持線として使用される

フィボナッチライン 61.8% 期間中の高値安値の値幅を100%としたときの61.8%%の価格にラインを引いたもの

相場の抵抗線・支持線として使用される

フィボナッチライン 50.0% 期間中の高値安値の値幅を100%としたときの50.0%の価格にラインを引いたもの

相場の抵抗線・支持線として使用される

フィボナッチライン 38.2% 期間中の高値安値の値幅を100%としたときの38.2%の価格にラインを引いたもの

相場の抵抗線・支持線として使用される

フィボナッチライン 23.6% 期間中の高値安値の値幅を100%としたときの23.6%の価格にラインを引いたもの

相場の抵抗線・支持線として使用される


フィボナッチラインの使い方

フィボナッチラインの使い方はとてもシンプルで相場の抵抗線、支持線として使用します。

またフィボナッチラインは一つのフィボナッチラインを突破した場合、次のラインを目指して値動きをすることになります。

一番外側のフィボナッチラインを抜けると、トレンドが転換したとみられその後の大きな値動きを予想することもできます。

相場のトレンドや次の株価の転換点を見極めるのに有効な指標であるといえます。



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