エイチ・エス証券のIPO抽選方法と入金が必要なタイミング

最終更新日: 2017年6月5日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

エイチ・エス証券 IPO

エイチ・エス証券は口座数は少ないですが、IPO幹事に入ることが多く、主幹事も務める証券会社です。

口座数に対しての引受株数は多いと思いますので、IPO投資家的には穴場の証券会社といって良いでしょう。

IPOを狙うなら口座を持っておきたい証券会社ですので、エイチ・エス証券のIPO抽選のしくみや入金が必要なタイミングなどを見ていきましょう。

エイチ・エス証券のIPO抽選方法

エイチ・エス証券 IPO

  • 完全平等抽選
  • 申込は1人1抽選権

エイチ・エス証券の抽選は機械的に抽選を行う完全平等抽選で行われます。

1人1抽選権となり、資金量の少ない投資家も平等に抽選のチャンスがあります。

エイチ・エス証券にはIPOポイント制度があり、抽選以外でもIPO株を配分してもらう可能性がありますので、Wで当選のチャンスがあります。


エイチ・エス証券のIPO抽選配分

  • 引受株数の10%を完全抽選
  • 引受株数の90%を裁量配分
  • 裁量配分の一部にIPOポイントの配分あり

エイチ・エス証券では、引き受けた株数のうち10%をネット抽選に回しています。

10%は店頭証券としては一般的な配分水準です。

残りの90%は裁量配分といって優良顧客や法人など、エイチ・エス証券が配分先を決めて割当をします。

普通の証券会社であれば、裁量配分はすべて大口投資家や優良投資家に渡ってしまい、IPO狙いの一般的な投資家には回ってきません。

ですが、エイチ・エス証券では裁量配分でも、ネット部門に割り当てられた株の50%を、IPOポイントの優待抽選によって配分しています。


エイチ・エス証券のIPOポイント抽選方法

エイチ・エス証券にはIPOポイント制度があり、通常のネット抽選とは別の「優待抽選」としてIPOポイントを使用した抽選に参加することができます。

IPOポイントは1,000ポイント単位で使用することができ、1,000ポイント1抽選権として、使用されたIPOポイントの中で抽選がされます。

■エイチ・エス証券のIPOポイント抽選のしくみイメージ
エイチ・エス証券 IPO

仮に10,000ポイントを使用した人がいたら10抽選権、1,000ポイントを使用したら1抽選権という感じで、10,000ポイントを使用した人の方が1,000ポイントを使用した人より10倍当選しやすいということになります。

なお、ポイントを使って抽選に参加した場合、当選落選に関わらずポイントはなくなります。


IPOポイントの貯め方

IPOポイントは取引をしたり、信用取引の建玉の量などによってポイントをためることができます。

■IPOポイントの貯め方

名称 対象商品 概要
手数料ポイント 国内株式
(現物・信用)
先物・オプション
月間の国内株式と先物・オプションの取引手数料を合計して1,000円(税込)ごとに100pt(上限なし)
建株ポイント 信用取引 毎週最終営業日の建株残(約定日ベース)の合計建株金額100万円ごとに10pt(上限1000pt)

上記の手数料ポイント、建株ポイントのほかに、アンケートに回答したり、株価の上下を当てるイベントなどでポイントをためることもできます。

あと、新規口座開設でも1,000ポイントをもらうことができるので、最低でも一度はIPOポイントの抽選に参加することができます。

なお、IPOポイントは月単位で2年が経過すると失効します。

ですので、ポイントの失効には注意して、失効する前にはポイントを使い切ってしまうのが良いでしょう。

上述した通り、エイチ・エス証券のIPOポイントは少量のポイントでも使う意味がありますので、忘れずに使い切りたいところです。


エイチ・エス証券のIPOで入金が必要なタイミング

  • 抽選申込時に入金が必要
  • 抽選申込時に資金拘束される
  • 同一資金で複数銘柄の申込は不可
  • 落選後の資金拘束解除は抽選発表の翌日

エイチ・エス証券では、抽選申込時に入金が必要な前受金の会社です。

ただ、BB(抽選)申込時に資金が拘束されますので、同一資金で複数銘柄の抽選に参加することはできません。

落選後の資金拘束解除は抽選発表の翌日になるため、資金移動の柔軟性はあまりありません。

幹事になることが多いので、資金に余裕がある人はエイチ・エス証券にある程度資金を置いておいても良いかもしれません。

資金量が少ない人は、主幹事や前受金不要の野村證券や岡三オンライン証券、申込時の資金拘束がないSBI証券などを優先的に申込するのが良いと思います。


エイチ・エス証券の入金方法

  • 銀行振込
  • 楽天銀行かんたん決済サービス入金
  • ネットバンク入金

エイチ・エス証券の口座へ入金する方法には、銀行振込、楽天銀行かんたん決済サービス入金、ネットバンク入金の3種類があります。

インターネット取引口座の人は銀行振込をする時の振込手数料は利用者負担となります。

手数料無料で入金するには、楽天銀行かんたん決済サービス入金、ネットバンク入金で入金する必要があります。

ネットバンク入金サービスが可能な金融機関は、以下の銀行です。

  • ゆうちょ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • 住信SBIネット銀行

上記銀行または楽天銀行のいずれかの銀行口座を持っていると便利に入金できますね。


エイチ・エス証券の出金方法

  • 振込出金

エイチ・エス証券で出金するには、振込出金しかありません。

インターネット口座の場合、取引サイト上からインターネットで出金依頼をすることができ、営業日の15時までに振込指示を行うと翌営業日に振込がされ、それ以降の振込の場合は翌々営業日となります。

なお、手数料はエイチ・エス証券負担となっていますので、手数料無料で出金することができます。


ライバルが少ない穴場的証券会社

エイチ・エス証券は引受社数が多いですし、主幹事を務めることもある証券会社です。

抽選配分は10%と対面証券会社としては一般的な水準ですが、口座数が約10万口座でSBI証券や野村證券の20分の1から30分の1の口座数となっていますので、当選確率を考えると穴場の証券会社です。

特に主幹事を務める際は、IPO株当選の大チャンスと言えますので、必ず申込しておきたいですね。

ネット上でも当選報告が多々あり、当選確率を考えると口座を作っておきたい証券会社です。

当選実績の多いSMBC日興証券、大和証券、SBI証券や、抽選の競争は激しいですが主幹事案件の多い野村證券などと合わせて、IPOを本気で狙うならぜひ作っておきたい証券会社といえます。

エイチ・エス証券の口座開設

SMBC日興証券の口座開設

大和証券の口座開設

SBI証券の口座開設

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