auカブコム証券のデイトレード向けサービス、手数料
各証券会社では、デイトレード向けのサービスや手数料を設けています。
デイトレーダーにおすすめの証券会社はたくさんありますが、auカブコム証券でもデイトレード向けのサービスを展開しています。
ここではauカブコム証券のデイトレード向けサービスや手数料形態などをまとめました。
auカブコム証券のデイトレード向けサービス、手数料
auカブコム証券のデイトレ板とは
auカブコム証券のkabuステーションでは、通常のプラン以外にPremiumプランを展開しています。デイトレ板はPremiumプラン向けのプランです。
デイトレ板はフル板発注画面に更なる機能を追加したもので、ワンクリック発注やオートセレクト注文への対応、数量指定のショートカットなども利用可能です。
VWAP、始値、高値、安値の表示も追加されています。
kabuステーションは月額税込972円の有料プランですが、一定の条件を満たした場合は月額使用料が無料となります。
デイトレ板が利用できるPremiumプランは月額使用料の追加ではなく、一定の条件を満たすことで利用が可能です。
通常プランの無料条件はauカブコム証券の約定回数が月1回以上で翌月無料、信用取引口座の開設後永年無料などがあります。
Premiumプランの利用条件は信用プラチナプランまたはゴールドプラン適用か、前月の先物・オプション取引手数料が10万円以上のどちらかです。
auカブコム証券のデイトレード向けPCとは
auカブコム証券はパソコン工房と共同でトレーディング向けのPCを開発しています。
複数画面の表示に対応し、設置をスタッフが行ってくれるオプションもあります。
auカブコム証券が開発にかかわっているためサポートも期待でき、保証も充実しています。
auカブコム証券の開発するPCはkabuパソと命名され、バージョンが複数存在します。
価格は8万円台から35万円までと幅広く、機能や画面の数はそれぞれ異なります。
auカブコム証券の手数料は取引手法を問わない
auカブコム証券はデイトレでも長期投資でも、手数料形態が変わりません。デイトレードに特化した手数料システムはなく、約定ごとに所定の手数料がかかります。
一日信用取引やデイトレ専用の有利な手数料設定がないため、デイトレードのコストを重視する場合は他社の利用も検討しましょう。
たとえば楽天証券では一日信用取引が利用でき、短期や長期の信用取引よりもコストが安く設定されています。
また楽天証券ではデイトレード分の売買手数料が片道分で計算されるデイトレ割なども活用できます。
SBI証券でもHYPER日計り取引が利用できます。松井証券も信用取引のデイトレードは手数料が無料で金利が安く設定されています。
信用取引でデイトレードを考えている場合は、デイトレに特化した手数料を設定している証券会社がおすすめです。
auカブコム証券は大口投資の場合デイトレにもおすすめ
auカブコム証券の信用取引手数料は、月間の取引金額によって変化します。
信用プラチナプランやゴールドプラン適用の場合、デイトレも長期投資も手数料が無料です。
優遇金利も適用されるため、低コストでデイトレードが可能です。
信用ゴールドプランは制度信用取引、一般信用取引どちらも通常金利から0.3%優遇されます。信用プラチナプランは0.92%の優遇です。
楽天証券の場合、約定金額100万円以上の日計り取引は金利がかかりませんが、100万円未満の場合は1.90%かかります。
SBI証券では約定金額300万円以上で金利が無料、300万円未満は2.80%です。
楽天証券の一日信用取引の金利は格安ですが、SBI証券で300万円未満の取引を行うよりもauカブコム証券の大口優遇が有利です。
auカブコム証券の大口優遇プランは判定時の建玉残高だけでなく、月間の約定合計金額もかかわってきます。
デイトレードを主に行っている場合、長期投資よりも約定金額の合計が高額になりがちです。
大口優遇プランの適用を受けることができる場合は、auカブコム証券もデイトレードに適しています。
まとめ
ここまでauカブコム証券のデイトレード向けサービスについて見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- auカブコム証券はデイトレ板の提供やデイトレ向けPCの開発を行っている
- auカブコム証券にはデイトレ向け手数料の設定がない
- 大口優遇プランの場合は手数料が安くなるため大口取引を行うデイトレーダーにおすすめ
auカブコム証券の主なデイトレ向けサービスは、デイトレ板や専用PCの仲介販売です。
デイトレ板は大口優遇プランの信用プラチナプランまたはゴールドプラン適用のかたか、先物・オプション取引の手数料が月間10万円を超える場合に利用可能です。
auカブコム証券の手数料コースは約定ごとに手数料が発生する1種類のみで、デイトレ向けの手数料は設定されていません。
一日信用取引やデイトレード限定の優遇サービスは存在しないため、コストを重視する場合は一日信用取引やデイトレ割引を扱う楽天証券などがおすすめです。
auカブコム証券はデイトレードの有無にかかわらず、大口優遇プランが適用される場合は信用取引手数料が無料で優遇金利が適用されます。
月間の取引が4億円を超える場合は大口優遇プランの適用条件を満たすため、auカブコム証券もデイトレードにおすすめです。
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