auカブコム証券は米国株を取引できる?
2014年秋にauカブコム証券の米国株参入が話題になりましたが、2018年現在auカブコム証券では外国株や海外ETFの取扱が見当たりません。
米国株を取引したい場合、他社での取引も検討しましょう。
auカブコム証券でも外国に投資する方法はあるため、状況に合わせて証券会社を選ぶことが大切です。
ここではauカブコム証券の米国株取扱状況や、他社で米国株が取引できる証券会社を紹介します。
auカブコム証券は米国株を取引できる?
auカブコム証券で取り扱われている株式
auカブコム証券では2018年現在、国内市場で取り扱われている株式のみ取引が可能です。
米国株だけでなく、外国株全般が取り扱われていません。外国株やETFに投資したい場合は他社の検討がおすすめです。
しかし、国内上場で外国に投資する銘柄の取引は可能です。外国の市場にこだわらない場合は、auカブコム証券でも海外の株式や債券に投資ができます。
国内上場で外国に投資できる商品の例
USBが提供するETFには、英国株、スイス株、先進国株などに投資できる銘柄があります。
auカブコム証券でも取扱があり、特定の国の株式に投資したいかたに最適です。ETFは一社に投資するものではなく、一定の条件を満たす株式の中から利益が出やすいものを厳選するしくみです。
米国株の中から一社に限定して取引したいかたには向いていませんが、投資する国の経済状況を反映する銘柄を取引したい場合に適しています。
その他にも特定の国の債券に投資するものや、REITなども取り扱われているため選択肢は豊富です。
米国株を取引したい場合におすすめの証券会社
米国市場で直接取引をしたい場合は、米国株を取り扱う証券会社で取引を行いましょう。
主なネット証券ではSBI証券、マネックス証券、楽天証券、SMBC日興証券などで米国株が取り扱われています。
米国株を取り扱っている証券会社では、他の外国株式もほぼ取り扱われています。外国に投資したいかたは外国商品に力を入れている証券会社を選択しましょう。
SBI証券の米国株取引の特徴
米国株取引の手数料は最低5ドルからで、約定代金の0.45%です。
取扱銘柄は1,000銘柄を超えているため、選択肢も豊富です。
米国株以外にも中国、韓国、ロシア、アセアン株など多様な国の株式が取り扱われていることが特徴で、世界に投資したいかたに向いています。
NISA口座では海外ETFの買付手数料が無料のため、運用コストが有利です。
マネックス証券の米国株取引の特徴
手数料の設定はSBI証券と同様です。
主な外国株式の取扱は米国株と中国株のみですが、米国株は3,000銘柄程度の取扱があります。多くの銘柄から選択したいかたに最適な証券会社です。
一部の米国ETFは売買手数料がキャッシュバックされるシステムで、NISA口座でも外国株の買付手数料がキャッシュバック対象です。
楽天証券の米国株取引の特徴
手数料システムはSBI証券と同様です。米国株の他には中国株、アセアン株を取り扱っています。
米国株の銘柄数は1,000銘柄を超えており、SBI証券とほぼ同等の銘柄数を取り扱います。
海外ETFの取扱が多いことが特徴で、個別銘柄ではなくETFの取引がしたいかたに向いています。
NISA口座では海外株やETFの買付手数料が無料です。
SMBC日興証券の米国株取引の特徴
他社にはないドイツなどの外国株式を取り扱っていることが特徴です。
しかし原則電話や店頭注文のため、手間がかかります。一部の銘柄はオンライントレードに対応していますが、銘柄数が100程度と少ない点がデメリットです。
電話や店頭注文の場合手数料が高額になるケースもあり、ネット証券で米国株を取引したいかたにはやや不向きです。
米国株取引に必要な費用
米国株を取引する場合、まずは米ドルに交換が必要です。日本円のみ保有している場合は、為替取引を行い米ドルを用意しましょう。
この時に為替手数料がかかるため、日本円で取引できる国内株式と異なり為替手数料分のコストがかかります。
また国内での取引手数料以外に現地取引手数料も発生します。現地取引手数料は売却時にかかる費用です。
取引は米ドルで行われますが、売却後日本円に換金する際にも為替取引が必要です。
日本円と米ドルの為替変動により、実際の外国株の値動きにかかわらず損益が発生します。
まとめ
ここまで米国株取引について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- auカブコム証券では外国株取引ができない
- 国内市場に上場されている外国商品の取引は可能
- ネット証券で米国株取引を行うならSBI証券、マネックス証券、楽天証券が最適
米国株は近年注目を集めている取引ですが、2018年現在auカブコム証券では米国株の取引はできません。
auカブコム証券では国内市場で上場されている株式のみ取引が可能です。米国市場で取引をしたい場合は他の証券会社を検討しましょう。
多様な外国株を取引したい場合はSBI証券、米国株の銘柄数を重視する場合はマネックス証券が適しています。
米国株取引には国内株式と異なるコストも発生するため、取引手数料や為替取引コストなどを考慮した上で取引を行いましょう。
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