楽天証券のPTS取引の内容とメリット
楽天証券では、PTS取引ができます。
昨年末からできるようになった新しい取引です。
PTS取引の内容について見ていきましょう。
楽天証券のPTS取引の内容とSOR注文のメリット
楽天証券では、2017年12月25日よりPTSの日中取引とSOR注文が利用できるようになります。
PCとモバイルサイトでは12月23日のメンテナンス以降利用可能です。
マーケットスピードやiSPEEDでは、12月23日夜以降に新しいバージョンがリリースされます。
なお、モバイル版iSPEEDとマーケットコールではPTS取引とSOR注文に対応していません。
楽天証券で利用できるPTS取引
楽天証券では、チャイエックスPTSとジャパンネクストPTSの両方を取引することができます。
日本運営のPTS取引システムはこの2種類だけですが、主要ネット証券で2種類の取引システムが利用できるのは楽天証券のみです。
楽天証券でPTS取引が可能な時間帯
楽天証券で2017年12月25日の導入当初からPTS取引が可能な時間帯は、8時から16時までです。
チャイエックスPTSは8時から16時、ジャパンネクストPTSは8時20分から16時まで利用可能です。
東証の取引時間帯は9時から15時までで、昼休みが11時30分から12時30分まで設定されています。
PTS取引を利用することで、朝早くから発注や約定が可能です。
昼休み時間中や15時に東証の取引が終了した後も継続して取引ができます。
なお、2018年度中にはジャパンネクストPTSを利用した夜間取引を開始する予定もあります。
PTS取引でできること
PTS取引でも通常の取引と同じように配当金や株主優待を取得することができます。
またPTS取引を行うことで、東証よりも有利なコストで取引を進められることがあります。
取引コストの削減度合いは、取引画面に差額が表示されるためすぐに確認可能です。
SOR注文のメリット
SOR注文はいくつかの市場から一番有利な市場を選択して注文を自動で行えるシステムです。
楽天証券では東証とチャイエックスPTSの株価を比較し、顧客に有利な市場で注文を行うことができます。
2018年2月からは上記の2種類の市場だけでなく、ジャパンネクストPTSを加えた3種類の市場価格を比較して一番有利なものを選択できるようになります。
SOR注文は、市場を東証に設定しSOR注文を有効にするだけで利用可能です。
初期設定では有効に設定されているため、何も設定を変えていない場合は最初から有利に取引を進めることができます。
また設定している手数料コースに従った手数料はかかりますが、2017年12月25日の導入当初はSOR注文を設定しても別途手数料がかかることはありません。
自分で株価を見比べる必要がなく、スムーズに有利な注文を行うことができます。
まとめ
楽天証券のPTS取引について見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- PTSは2017年12月から利用できるようになっている
- PTS取引を利用することで、朝早くからの発注などが可能
- SOR注文は、注文を自動で行えるため、手軽に有利な注文ができる
楽天証券のPTS取引の内容や特徴について見てきました。
2017年末から始まった新しい取引方法ですが、早い時間に発注や約定ができるのが強みです。
また、SOR注文は手軽に有利な注文が行えます。
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