楽天証券で住民票の提出が必要となるケース、代わりの方法
証券会社で取引を行うためには、書類提出が必要になるケースがあります。
楽天証券でも口座開設や変更手続き、解約時に各種必要書類の提出を行います。
特に住民票は役所などに取りに行く必要があるため、平日に時間が取れないかたは取得に手間取ってしまうこともあるでしょう。
ここでは楽天証券で住民票の提出が必要となるケースや、代わりの方法をまとめています。
楽天証券で住民票の提出が必要となるケースと、代わりの方法
楽天証券で総合口座の開設をする場合
楽天証券で総合口座を開設する場合、本人確認書類が必要です。この時に住民票の写しも提出が可能です。
ただし総合口座開設の場合、提出する本人確認書類は複数から選択できます。住民票の写し以外に利用できるものは以下の身分証明書や公的書類です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 個人番号カード
- 印鑑登録証明書
なお身分証明書は有効期限内、公的書類は発行から6か月以内のものであることが条件です。
NISA口座を開設する場合
楽天証券の総合口座と同時開設の場合、本人確認書類の提出をまとめて行うことができます。ただしNISA口座を別途開設する時は、再度本人確認書類の提出が必要です。
NISA口座をはじめて開設する場合は、2017年まで金融機関を問わず住民票の写しの提出が必要でした。
しかし2018年中にマイナンバーの登録が必須となったため、今年度から住民票の写しの提出は不要となりました。
本人確認書類に住民票を使うかた以外は、住民票を取得する必要はありません。
多忙なかたのために楽天証券を含む証券会社では2017年7月頃まで「住民票取得代行サービス」を提供していたことがありましたが、必須事項ではなくなったためサービスは停止されています。
未成年口座・ジュニアNISA口座を開設する場合
総合口座とは別に、未成年口座とジュニアNISA口座を開設する場合も本人確認書類の提出が必要です。
この場合、登録親権者の本人確認書類と未成年者の本人確認書類が必要です。
登録親権者の本人確認書類として使えるもの
いずれか1点のみ提出が必要
運転免許証
パスポート
特別永住者証明書
在留カード
住民基本台帳カード
個人番号カード
いずれか2点の提出が必要
健康保険証
住民票の写し
印鑑登録証明書
また親権者と子供が同居している場合には、親権者と未成年者の続柄を確認するため家族全員が記載された住民票のコピーが必要です。
同居していない場合に限り、戸籍謄本か戸籍全部事項証明書で親子関係が確認できる書類を提出します。
なお、提出が必要な未成年者の本人確認書類は下記のいずれか1点です。
各種健康保険証
在留カード
印鑑登録証明書運転免許証
住民基本台帳カード
パスポート
特別永住者証明書
住民票の写し
個人番号カード
ジュニアNISA口座開設の場合は、親権者と子供が同居している時には必ず住民票の写しを提出する必要があります。
楽天証券にマイナンバーを登録する場合
2016年1月より、楽天証券では口座開設や登録住所変更手続き時にマイナンバーが必要です。
現在マイナンバーを登録していないかたも、楽天証券を利用する場合は2018年末までに登録を行う義務があります。
マイナンバー登録の際に提出が必要な書類は、通知カードまたは個人番号カードです。ただし住民票にもマイナンバーが記載されるタイプがあり、住民票の提出も可能です。
必ずしもマイナンバー記載の住民票を提出する必要はないため、通知カードや個人番号カードが手元にある場合はそちらの書類を利用しましょう。
登録情報の変更を行う場合
名前、住所、国籍の変更がある場合、口座開設時と同様の本人確認書類の提出が必要です。
変更手続きは楽天証券マイページにログイン後、設定・変更画面から基本情報・マイナンバー・口座へ進みます。
基本情報内のお客様基本情報より変更を行い、本人確認書類のアップロードまたは郵送を選択します。
また引越しなどではなく、市町村合併などで番地が変更された場合も同様の手続きが必要です。
楽天証券の口座を解約する場合
楽天証券の口座を解約する場合も、口座開設時と同様の本人確認書類の提出が必要です。
住民票の写し以外にも身分証明書などが利用できるため、他の書類がある場合は住民票以外を提出することができます。
口座解約の場合は、口座解約依頼書も合わせて提出が必要です。
まとめ
ここまで、楽天証券で住民票の提出が必要となるケースを見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- 楽天証券へ提出する本人確認書類は複数から選択可能
- 未成年口座、ジュニアNISA口座を開設する場合は原則的に住民票が必要
- NISA口座開設では2018年より住民票の提出が必要なくなった
楽天証券へ提出する本人確認書類は、住民票の写しを選択することもできます。
ただし他にも免許証や保険証など、一般的な身分証明書が利用できるため必ずしも住民票を取得する必要はありません。
2017年まではNISA口座の開設時に住民票が必須でしたが、マイナンバー登録が必須となり住民票の提出は2018年度から必要なくなりました。
現在楽天証券の手続きで住民票の写しが必要になるケースは、未成年口座やジュニアNISA口座を開設する際です。
親子関係を証明するために、同居の場合は家族全員記載の住民票の写しを提出します。
また住所や名前の変更手続きや口座解約の場合は、開設時と同様の本人確認書類が必要です。
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