SBI証券の信用取引の手数料(コースごと)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

SBI証券の信用取引の手数料(コースごと)

SBI証券で信用取引を行う場合、現物取引とは異なる手数料が設定されています。

また手数料以外にもコストが発生し、買い建てと売り建てではかかるコストが異なることが特徴です。

ここではSBI証券で信用取引を行う場合の手数料コースや、手数料以外にかかるコストを紹介します。


SBI証券の信用取引の手数料(コースごと)

SBI証券の手数料コース

SBI証券の手数料コース

SBI証券では、スタンダードプランとアクティブプランの2種類が選択できます。

スタンダードプランは注文ごとに手数料がかかるプランです。アクティブプランは1日の約定合計金額に対して手数料がかかります。

1日の取引回数や約定金額によって、おすすめのプランは異なります。また、オンラインではなくコールセンター経由で信用取引を行うことも可能です。


スタンダードプランの信用取引手数料

約定日の前営業日の未決済建玉代金合計または約定日の前営業日の新規建約定代金合計が5,000万円未満の場合と、5,000万円以上の場合で手数料が異なります。

5,000万円以上の条件を満たしている場合は、SBI証券Webサイトのホーム画面、口座サマリー画面、ポートフォリオ画面、メッセージボックスのお知らせで連絡があります。


5,000万円未満の場合

1注文の約定代金
10万円まで 税込97円
20万円まで 税込145円
50万円まで 税込194円
50万円超 税込378円


5,000万円以上の場合

約定金額にかかわらず0円


アクティブプランの信用取引手数料

約定日の前営業日の未決済建玉代金合計または約定日の前営業日の新規建約定代金合計が5,000万円未満の場合と、5,000万円以上の場合で手数料が異なります。

5,000万円以上の条件を満たしている場合は、SBI証券Webサイトのホーム画面、口座サマリー画面、ポートフォリオ画面、メッセージボックスのお知らせで連絡があります。


5,000万円未満の場合

1日の約定代金合計額
10万円まで 0円
50万円まで 税込258円
100万円まで 税込515円
以降100万円ごとに税込432円ずつ増加


5,000万円以上の場合

1日の約定金額にかかわらず0円


コールセンター経由の信用取引手数料

コールセンター経由の信用取引手数料

コールセンターの信用取引手数料は1注文ごとにかかります。

50万円まで 税込2,160円
50万円超から100万円まで 税込3,888円
100万円超から150万円まで 税込4,752円
150万円超 税込6,912円


スタンダードプランが向いているかた

1日の取引回数が少なく、1注文あたりの約定金額が高いかたに向いている手数料コースです。

1注文の約定金額が50万円を超える場合、金額を問わず手数料は税込378円です。


アクティブプランが向いているかた

1日の取引回数が多いかたや、信用取引の合計約定金額が10万円までのかたに向いています。

1日10万円までの取引は回数にかかわらず手数料が無料です。ただし1日の合計金額が100万円を超える場合、それ以降100万円ごとに税込432円が追加されます。

回数が少ない場合はスタンダードプランが向いていることもあります。


SBI証券の信用取引で売買手数料以外のコストは?

信用取引にかかるコスト

信用取引にかかるコスト

信用取引を行う上で、主なコストは売買手数料です。しかし売買手数料以外にも一定の費用が発生します。

金利や貸株料、品貸料などが信用取引にかかる売買手数料以外の主なコストです。

金利は買方金利、貸株料は売方金利、品貸料は逆日歩とも呼ばれます。また口座管理費用や処理手数料も、信用取引にはかかってきます。

信用取引は制度信用と一般信用に分かれており、取引の種類や約定金額に応じてコストが変化します。


信用買いのコスト

金利

信用買いの場合証券会社からお金を借り、取引を行います。借りたお金に対して利息が発生し、約定金額に一定の割合で加算されます。


制度信用取引

2.80%

大口信用取引の場合

2.28%


一般信用取引

無期限
3.09%

大口信用取引の場合

2.90%


短期

金利は発生しません。


日計り

1注文の約定金額300万円以上
0.00%

1注文の約定金額300万円未満
2.80%


日計り取引で当日返済されなかった場合

翌日以降年率5.00%の金利が発生します。


品貸料

制度信用取引で発生することがあります。信用買いの場合は、品貸料を受け取る側です。


大口信用取引の適用条件

大口信用取引の適用条件を満たした場合、信用買いのコストが軽減されます。

適用条件は毎月21日から翌月20日までの新規建約定代金合計が5億円以上または、毎月20日大引け後の未決済建玉残高が5億円以上のどちらかです。

判定期間終了日の翌月1日から末日まで、優遇金利が適用されます。手数料コースの大口取引判定は毎営業日ですが、金利に関する大口取引判定は1か月ごとのため注意しましょう。


信用売りのコスト

金利

金利

売り建ての場合は発生しません。


貸株料

証券会社から株を借りる時に発生する費用です。


制度信用取引

1.15%


一般信用取引

無期限

2.00%


短期

3.90%


日計り

1注文の約定金額300万円以上
0.00%

1注文の約定金額300万円未満
2.00%


日計り取引で当日返済されなかった場合

翌日以降年率5.00%の貸株料が発生します。


品貸料

制度信用取引で市場で貸借される株式が不足した場合、株を調達するためにかかる費用です。

信用売りの場合、品貸料を支払う側です。


HYPER料

日計り取引でHYPER空売りを行う場合、銘柄ごとに設定されたHYPER料が発生します。


その他に信用取引でかかるコスト

管理費

信用新規建の約定日から1か月経過ごとに管理費が発生します。信用買いと信用売りのどちらでも必要です。

1株あたり税込10.8銭かかりますが、単元株以外は1株税込108円で計算されます。

また建玉ごとに1か月の上限と下限が設定されており、最大で税込1,080円、最低で税込108円がかかります。


名義書換料

信用買いの場合に発生する費用です。なお名義書換料が発生する条件は、権利確定日をまたいで買い建玉が建てられている場合です。

売買単位あたり税込54円かかります。ETF、ETNは売買単位あたり税込5.4円です。


配当金相当額

信用買いでは、配当金が発生する銘柄の場合配当金を受け取ることができます。実際に受け取れる金額は配当落調整金の84.685%です。

信用売りでは、配当が発生する銘柄の場合配当金相当額を支払う必要があります。制度信用取引では配当落調整金の84.685%で、一般信用取引の場合は配当落調整金の100%です。


まとめ

まとめ

ここまでSBI証券の信用取引にかかるコストについて見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • SBI証券の信用取引の手数料プランは2種類
  • コールセンター経由の場合は別途手数料が発生する
  • 信用取引では手数料以外に金利、貸株料、品貸料などのコストが発生する

SBI証券では、信用取引に適用される手数料プランが用意されています。

手数料コースは1注文ごとに手数料がかかるスタンダードプランと、1日の約定金額合計に対して手数料がかかるアクティブプランの2種類です。

取引回数が少なく1注文の約定金額が高い場合はスタンダードプラン、取引回数が多く1注文ごとの約定金額が少ない場合はアクティブプランが向いています。

大口取引が適用される場合はどちらのプランも約定金額や取引回数を問わず、手数料が無料です。

信用取引で手数料以外に発生するコストには、金利、貸株料、品貸料、HYPER料、管理費、名義書換料、配当金があります。

信用買いに必要なコストは金利、管理費、名義書換料です。

信用売りに必要なコストは貸株料、品貸料、HYPER料、管理費、配当金です。

信用取引の種類は制度信用取引と一般信用取引の無期限、短期、日計りがあり、種類によってかかるコストも異なります。

SBI証券の詳細を見てみる


当サイトおすすめネット証券

SBI証券は格安の手数料が特徴の最大手のネット証券です。

手数料が安いだけでなく豊富な取扱商品、充実したサービスも含めた総合力が魅力で、口座数、売買代金ともに圧倒的なネット証券No1です。

当サイトでもイチオシで、初心者からデイトレーダーや長期投資家などタイプを問わず、すべての投資家のパートナーになります。

SBI証券の公式サイトはこちら SBI証券の詳細

楽天証券

楽天証券は安い手数料豊富な取り扱い商品充実したサービスで人気の大手証券会社です。

口座開設や取引で楽天スーパーポイントをためることもでき、わかりやすい取引サイトにも定評があります。

高機能ツールの「マーケットスピード」が簡単な条件で無料利用できる点も大きな魅力で、どんな人にもおすすめできる証券会社です。

楽天証券の公式サイトはこちら 楽天証券の詳細

マネックス証券は「今日の株価よりも10年後のあなたのために」を掲げ、ファンの多い長期投資向きのネット証券です。

株式手数料は100円からと小口の取引手数料は業界最安水準で、投資初心者に優しくなっています。

また、外国株式に強みがあり、手数料も安いので今後グローバルに投資をしたい方にもおすすめです。

マネックス証券の公式サイトはこちら マネックス証券の詳細

IPO投資におすすめの証券会社

IPOは当選すれば高確率で値上がりが期待できる、超低リスクハイリターンの人気投資法です。

人気ゆえに激しい競争率がネックで、当選は難しいと考えている人もいますが、コツをつかめば当選確率は驚くほど上がります。

当サイトではIPOの当選確率を上げる方法おすすめの証券会社を紹介していますので、IPO投資に興味がある人はぜひ参考にしてください。

IPO投資におすすめ証券会社ランキング

サブコンテンツ

このページの先頭へ