みずほ銀行からSBI証券へ入金する方法
SBI証券では多くの銀行から入出金が可能です。即時入金に対応する銀行は13種類あり、みずほ銀行も対応しています。
またゆうちょ銀行へ出金したい場合も、設定を行うことができます。
ここではみずほ銀行からSBI証券に入金する方法や、ゆうちょ銀行に出金する方法をまとめました。
その他、SBI証券と相性の良い銀行についても紹介します。
みずほ銀行からSBI証券へ入金する方法、入金までの日数、時間
みずほ銀行からSBI証券へ入金する方法
みずほ銀行からSBI証券へ入金するには、インターネットバンキングからの即時入金と銀行振込が利用できます。
インターネットバンキングからの即時入金は手数料無料で、銀行振込の場合は所定の手数料がかかります。
みずほダイレクトの登録方法
SBI証券へみずほ銀行から即時入金するには、みずほダイレクトの申込が必要です。みずほダイレクトの申込は、みずほ銀行口座を保有している日本在住の個人なら誰でも可能です。
みずほダイレクトは店頭で申し込む方法と、インターネットから申し込む方法があります。店頭の場合は届出印と本人確認書類を用意し、店頭で申込書を記入します。
インターネットから申し込む場合はみずほ銀行Webサイトで申込書を作成し、印刷後にみずほ銀行宛に郵送します。
インターネット申込では、申込受付から約2週間後に利用カードが簡易書留で届きます。カード到着後からみずほダイレクトの利用が可能です。
みずほ銀行からSBI証券へ即時入金したい場合は、数週間前にみずほダイレクトの申込を済ませておくとスムーズです。
店頭で申込を行った場合、利用カードを直接受取できるケースもあります。この場合は翌営業日または翌々営業日から利用可能です。
詳しい利用開始日については、申込を行った店舗に確認するか利用カードの台紙に記載されている利用開始日を確認しましょう。
みずほ銀行から即時入金する方法
SBI証券にログインし、入出金・振替から入金画面へ移動します。即時入金の金融機関から、みずほダイレクトネット振込決済サービスを選択し、手続きを進めましょう。
手数料をかけずに振込を行うためには、必ずSBI証券側から手続きが必要です。みずほダイレクトのWebサイトから手続きを進めると、所定の手数料が発生します。
振込金額と取引パスワードを入力すると、振込指示が可能です。
その後はみずほダイレクトのWebサイトへ遷移します。お客様番号の入力後、登録画像を確認しログインパスワードを入力すると振込金額の確認ができます。
みずほダイレクトの第2暗証番号入力後、振込実行ボタンを押すと手続き完了です。最後に「加盟店のサイトへ戻る」のボタンをクリックし、画面を閉じましょう。
みずほ銀行からの即時入金にかかる時間
即時入金はメンテナンス時間を除く24時間利用が可能で、入金の反映もリアルタイムです。30秒から1分ほどで買付余力に反映するため、入金手続き後すぐに投資商品の買付に利用できます。
しかし振込手続き中にエラーが発生した場合や、加盟店のサイトへ戻らず画面を閉じた場合は反映が遅れることもあります。
みずほ銀行からSBI証券へ銀行振込する方法
みずほ銀行の窓口やATMを利用して銀行振込を行う場合は、SBI証券で振込先口座の確認を行います。
SBI証券ではみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の中から振込先口座を指定できます。みずほ銀行から振り込む場合は、同じ銀行を選択した方が手数料が安くなるため、みずほ銀行の選択がおすすめです。
振込先口座の登録や確認は、口座管理からお客さま情報設定・変更へ進み、お取引関連・口座情報の入金サービスから可能です。
すでに振込用口座を申し込んでいる場合は、入出金・振替の銀行振込入金から振込口座の確認ボタンを押すと確認できます。
振込先口座は顧客ごとに個別口座が用意されています。必ずマイページにログインし、申込と確認が必要です。
みずほ銀行からSBI証券に振込する際の手数料
SBI証券側でみずほ銀行を振込先口座に指定した場合、同行宛の手数料で振込できます。同一支店宛の場合は振込手数料が安く設定されていますが、SBI証券の振込先と保有口座が同一支店とは限りません。
本支店宛の振込手数料は窓口の場合3万円未満が324円、3万円以上は540円かかります。
ATMの場合、現金振込よりもキャッシュカードからの振込がお得です。3万円未満が108円、3万円以上は216円で振込できます。
みずほダイレクトからの振込もキャッシュカード振込と同額ですが、みずほダイレクトを申し込んでいる場合はSBI証券側から手続きを行うと手数料が無料です。
みずほ銀行からの銀行振込にかかる日数、時間
銀行振込後、1時間から2時間程度で買付余力に反映します。しかし営業日の14時以降の手続きになった場合は、翌銀行営業日の午前中になることがあります。
銀行振込の場合は即時反映ではないため、ある程度余裕を持って行いましょう。
買付余力の確認は、口座管理から口座(円貨)画面で行うことができます。
SBI証券からゆうちょ銀行へ出金する方法、出金可能額、出金までの日数
SBI証券ではゆうちょ銀行の口座を出金先口座に指定できる?
SBI証券では、ゆうちょ銀行口座を出金先口座に登録できます。しかし一般的なゆうちょ銀行の口座番号は5桁の記号と8桁の番号で登録されています。
この番号で登録はできないため、3桁の店番号と7桁の口座番号を確認する必要があります。この番号は振込専用に使われます。
店番号と口座番号が分からない場合、ゆうちょ銀行のWebサイトで通帳の記号と番号から振込用の店名や口座番号を調べることができます。
ゆうちょ銀行Webサイトのトップ画面から、送金・支払・海外関連のタブを選択し、「ゆうちょ口座と他の金融機関口座間の送金」画面で「記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる」を選びましょう。
ゆうちょ銀行口座は出金先口座に登録できますが、配当金受領サービスの登録配当金受領口座や配当金振込先口座には指定できません。
ATMカードを利用してゆうちょ銀行ATMから出金する方法
SBI証券ではSBI証券の預り金から直接出金が可能になる、ATMカードを作ることができます。ATMカードを利用すると、全国のセブン銀行ATMとゆうちょ銀行ATMから出金が可能です。
この場合ゆうちょ銀行の口座と連携しているわけではなく、ゆうちょ銀行ATMを介して出金ができるだけのため注意が必要です。
ゆうちょ銀行口座に出金したい場合は、SBI証券側で出金先口座の登録を行いましょう。
郵便局やファミリーマートなど、ゆうちょ銀行ATMがある店舗で出金したい場合にはATMカード出金が便利です。
ゆうちょ銀行への出金可能額
SBI証券の出金先口座にゆうちょ銀行口座を登録している場合、原則SBI証券で拘束されている金額や委託保証金以外は出金が可能です。
ゆうちょ銀行側で限度額などの設定を行っている場合は状況が異なります。
ATMカードを使って出金する場合、ATMごとに上限金額が異なります。またSBI証券側でATM出金の上限額が設定されているため確認が必要です。
初期設定では一日の限度額が10万円に設定されていますが、50万円まで上限を引き上げることができます。
変更を行う場合は、SBI証券のWebサイトログイン後に入出金・振替からATMカード利用状況を選択し、ATMカード設定状況へ進みます。設定変更画面で手続きが可能です。
ゆうちょ銀行に出金する際にかかる日数、時間
出金先口座に登録した場合、どの金融機関であっても翌営業日または翌々営業日に振込が完了します。
毎営業日15時30分までの手続きは翌銀行営業日に振込が行われ、15時30分以降の手続きは翌々銀行営業日に振込が行われます。
ATMカードを利用してゆうちょ銀行ATMから出金を行う場合は、即時出金が可能です。
ATM稼働時間内はいつでも出金ができますが、時間や曜日によって手数料が異なります。
SBI証券と相性の良い銀行とサービスの特徴
SBI証券と相性の良い銀行とは?
SBI証券と相性の良い銀行はいくつかあり、入出金方法によっても異なります。
特に住信SBIネット銀行はSBI証券との連携サービスが利用できるため、多くのメリットがあります。
また銀行振込を利用する場合は振込先口座に指定できるみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行の3行が有利です。ATMカードで出金する場合はセブン銀行、ゆうちょ銀行限定で出金ができます。
SBI証券で利用できる各銀行のサービス
住信SBIネット銀行
SBIハイブリッド預金
SBIハイブリッド預金はSBI証券と連携し、SBI証券の買付余力に自動で反映する預金サービスです。
入出金の必要がなく、毎営業日ごとに振替が行われることが特徴です。また通常の円預金より有利な金利が設定されており、毎月利払いが確定されます。
振替上限額の設定も可能で、自由にSBI証券から振替が行われる金額を設定できます。
アグリゲーションサービス
住信SBIネット銀行のWebサイトから、SBI証券の預り金を確認できる機能です。SBI証券にログインする必要がないため、手軽に残高確認が可能です。
追加保証金等自動振替サービス
信用取引を行っている場合、追証が発生するケースがあります。自動振替サービスを設定すると、住信SBIネット銀行口座から自動的に必要な金額の振替が行われます。
追証の期限までに入金しやすくなり、強制決済の予防が可能です。
通常の即時入金も可能
SBIハイブリッド預金の利用有無にかかわらず、住信SBIネット銀行から即時入金も可能です。
1,000円以上1億円まで振込が可能で、リアルタイムで入金が可能です。
銀行振込もできますが、住信SBIネット銀行は元々ネット銀行のため、インターネットバンキングを別途登録する必要はありません。
口座開設をしているかたなら誰でも即時決済サービスを利用できるため、SBI証券から手続きを行いましょう。
銀行振込時に有利な銀行
SBI証券に銀行振込で入金を行いたい場合は、振込先口座に設定できる銀行がおすすめです。同じ銀行宛の振込手数料は安いため、手数料が軽減できます。
振込手数料が無料になるプログラムなどを利用している場合は、別の銀行でも有利に振込ができます。まずは利用の多い銀行の手数料形態を確認しましょう。
みずほ銀行
SBI証券の振込先口座で指定できます。また即時入金サービスにも対応しており、リアルタイムの入金も可能です。
一日2,000万円まで振込ができるため、多くの資金をSBI証券に預け入れたい場合にも便利です。
三井住友銀行
SBI証券の振込先口座で指定できます。即時入金サービスにも対応しており、インターネットバンキングの申込がアプリからできることが特徴です。
振込限度額は一日1,000万円までで、最低1,000円から可能です。
三菱UFJ銀行
SBI証券の振込先口座で指定できます。即時入金サービスにも対応しており、一日1,000万円まで振込できます。
ATMカードで利用できる銀行
ATMカードはSBI証券で別途発行手続きが必要です。クレジットカード機能があるカードと、キャッシュカード機能のみのカードが選択できます。
ATMカードで出金可能なATMは限定されており、セブン銀行とゆうちょ銀行のみです。ATMを経由してSBI証券の預り金が直接入出金できるサービスで、該当の銀行口座を保有している必要はありません。
セブン銀行
セブン銀行ATMからATM入出金を行う場合、7時から19時までは手数料が無料です。それ以外の時間帯は税込108円の手数料が必要です。
セブン銀行ATMは全国のセブンイレブンなどに設置され、手軽に利用できます。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行ATMからの入出金は、曜日や時間にかかわらず税込200円の手数料がかかります。
ゆうちょ銀行ATMは全国の郵便局やファミリーマートに設置され、設置数が多いことも特徴です。
まとめ
ここまでSBI証券で入出金ができる銀行について見てきました。
内容をまとめておきましょう。
- みずほ銀行はSBI証券の振込先口座に指定できる
- SBI証券からゆうちょ銀行に出金するには振込専用の口座番号が必要
- SBI証券と相性の良い銀行には住信SBIネット銀行などがある
SBI証券では銀行振込先口座として、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行のどれかを選択できます。
みずほ銀行の口座から入金したい場合は、みずほ銀行を振込先口座に設定しておくと有利です。
ゆうちょ銀行は出金先口座に登録できますが通常の記号と番号では設定ができないため、振込専用の店番号と口座番号の確認が必要です。
SBI証券と相性の良い銀行は連携サービスが利用できる住信SBIネット銀行をはじめ、銀行振込手数料が有利になるみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行があります。
自動スイープ入出金を使いたいかたや高金利設定で預金したい場合は住信SBIネット銀行が最適です。
またATMカードを利用する場合は、全国のセブン銀行ATMとゆうちょ銀行ATMで入出金が可能です。
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