SBI証券の取引暗証番号が必要になる時、変更・再発行の方法
SBI証券には取引時に利用する取引暗証番号があります。
この番号は取引以外にも利用されるため、必要になることが多い番号です。
ここではSBI証券の取引暗証番号の詳細や、その他の暗証番号についてまとめています。
また変更や再発行の方法も合わせて紹介します。
SBI証券の取引暗証番号が必要になる時、変更・再発行の方法
SBI証券の取引暗証番号とは
SBI証券にはいくつかの暗証番号がありますが、取引を行う際に必要になるものを取引暗証番号と呼んでいます。
半角英数6文字以上10文字以内の番号で、SBI証券で手続きや取引を行う際に利用します。取引暗証番号はSBI証券口座開設時にユーザーネーム・ログインパスワードとともに発行されます。
初期設定ではSBI証券から送付される口座開設完了通知に記載された「取引パスワード」が設定されています。
SBI証券では顧客側でユーザーネーム、ログインパスワード、取引暗証番号の変更が可能です。
初期設定のパスワードではなく、自分で管理しやすい暗証番号に変更したい場合は変更処理を行いましょう。
取引暗証番号が必要になるケース
投資商品の買付
SBI証券で投資商品を買付する場合、原則取引暗証番号が必要です。
アプリなどで取引暗証番号の省略をしている場合を除き、基本的に取引暗証番号を入力して取引を行います。
顧客情報変更の手続き
顧客情報変更をWebサイト上で行う場合も、取引暗証番号の入力が必要です。
入出金などの取引時
SBI証券に入金する場合、金融機関のパスワードとは別にSBI証券の取引暗証番号が必要です。
出金の場合はあらかじめ登録された出金口座に振込が行われますが、出金指示の際に取引暗証番号を入力します。
取引暗証番号の変更方法
取引暗証番号はSBI証券のWebサイトにログイン後、マイページ内の口座管理画面から変更が可能です。
お客様情報設定・変更画面で取引パスワード欄の変更ボタンをクリックします。現在のパスワードと変更したいパスワードを入力し、変更ボタンを押すと手続き完了です。
なお取引暗証番号には、ユーザーネームと同じものを使用することはできません。
新しい取引暗証番号が利用できるまで、約5分ほどかかります。変更後は、一旦ログアウトしましょう。
取引暗証番号の再設定方法
取引暗証番号またはログインパスワードを忘れた場合、再設定が可能です。
Webサイトで再設定を行う方法
ログインパスワードと取引暗証番号を再設定する場合
ログインパスワードと取引暗証番号を両方忘れた場合、SBI証券Webサイトの「ログインパスワード、取引パスワード再設定はこちら」をクリックします。
本人確認のため、ユーザーネーム、生年月日、SBI証券に登録しているEメールアドレスを入力します。登録Eメールアドレスに認証番号が通知されるため、認証番号を入力すると、新しいパスワードの設定が可能です。
取引暗証番号のみ再設定する場合
取引暗証番号のみ忘れた場合には、「取引パスワード再設定はこちら」のボタンをクリックします。本人確認のため生年月日とSBI証券に登録しているEメールアドレスを入力します。
登録Eメールアドレスに認証番号が通知されるため、認証番号を入力すると新しい取引暗証番号の設定が可能です。
電話で再設定を行う方法
SBI証券のカスタマーサービスセンターまたは取扱店へ連絡します。ログインパスワードと取引暗証番号が両方初期化されるため、SBI証券からの通知を待ちましょう。
受付から3、4営業日程度で新しいログインパスワードと取引暗証番号が記載された書類が届きます。転送不要で発送されるため、SBI証券に登録している住所を確認した上で再発行依頼を行いましょう。
書面で再発行手続きを行う方法
登録事項変更届出書を提出し、パスワードの再発行手続きができます。
登録事項変更届出書はWebサイトから印刷する方法と、カスタマーサービスセンターに請求する方法があります。
SBI証券に登録事項変更届出書が届いた時点から7、8営業日で、ログインパスワードと取引暗証番号が記載された書類が郵送されます。
ユーザーネームを忘れてしまった場合
取引暗証番号やログインパスワードを忘れた場合はWebサイトから再発行手続きができます。しかしユーザーネームを忘れた場合はカスタマーサービスセンターへ連絡が必要です。
年末年始を除く平日8時から18時まで、電話受付が行われています。
SBI証券の暗証番号の種類と違い
SBI証券の暗証番号の種類
SBI証券では、ログインや取引に必要な暗証番号がいくつか設定されています。それぞれ必要な場面は異なりますが、すべてSBI証券を利用する際に必要なものです。
忘れないように管理を行いましょう。SBI証券で利用する暗証番号はユーザーネーム、ログインパスワード、取引暗証番号、モバイルパスワードの4種類です。
SBI証券の暗証番号の特徴と違い
ユーザーネーム
ログイン時やパスワードの再設定などに利用されます。初期設定ではSBI証券の口座開設通知に記載された番号が設定されています。
ユーザーネームは任意の半角英数に変更が可能で、6文字以上16文字以内で設定できます。
ユーザーネームの変更にはログインパスワードが必要です。なおユーザーネームは他者と同一のものは利用できません。
他の顧客がすでに利用中のユーザーネームには変更できないことがあります。
またユーザーネームの変更後は一定期間以前に使用していたユーザーネームに戻すことはできません。
ユーザーネームはログインパスワードおよび取引パスワードを再設定する際にも必要です。
ログインパスワード
主にSBI証券のログイン時に利用されます。またユーザーネームの変更時にも入力が必要です。
初期設定ではSBI証券の口座開設通知に記載された番号が設定されています。任意の番号に変更が可能で、半角英数6文字以上10文字以内で設定できます。
ログインパスワードの変更には、ユーザーネームまたは現在設定中のログインパスワードが必要です。
ユーザーネームと同一のパスワードは設定できないため、別の半角英数で設定しましょう。
取引暗証番号
SBI証券で投資商品を買付する際や、顧客情報の変更時に必要な暗証番号です。
初期設定ではSBI証券の口座開設通知に記載された番号が設定されています。任意の番号に変更が可能で、半角英数6文字以上10文字以内で設定できます。
ユーザーネームと同一のパスワードは設定できません。
取引暗証番号のみ分からなくなった場合は、生年月日、登録Eメールアドレス、登録電話番号の入力で再設定が可能です。
モバイルパスワード
スマートフォンサイトまたはアプリでログインする際に利用します。
通常のユーザーネームとログインパスワードでログインする場合は、未設定でも問題はありません。
SBI証券のスマートフォン取引ツールには、口座番号でログインする機能があります。口座番号でログインしたい場合、モバイルパスワードの設定が必要です。
スマートフォンなどのモバイル端末では半角英字の入力が難しいケースがありますが、口座番号とモバイルパスワードは数字のみで構成されておりモバイル端末でもログインが容易です。
モバイルパスワードは数字10文字以内で設定ができます。
モバイルパスワードの設定方法
Webサイトで設定する方法
マイページにログイン後、口座管理画面のお客様情報設定・変更からモバイルパスワードの設定を選択します。
初期設定の場合は「現在のパスワード」欄に入力は不要で、新しく設定するパスワードのみ入力すると設定が可能です。
MOBILE SBIで設定する方法
ログイン後に各種利用設定をクリックし、パスワード登録・変更を選択します。
初期設定の場合は「現在のパスワード」欄に入力は不要で、新しく設定するパスワードのみ入力すると設定が可能です。
HYPER MOBILEで設定する方法
ログイン後の設定から、パスワード登録・変更を選択します。
初期設定の場合は「現在のパスワード」欄に入力は不要で、新しく設定するパスワードのみ入力すると設定が可能です。
HYPER 株アプリで設定する方法
ログイン後の設定から、パスワード登録・変更を選択します。
初期設定の場合は「現在のパスワード」欄に入力は不要で、新しく設定するパスワードのみ入力すると設定が可能です。
まとめ
ここまでSBI証券で利用する暗証番号について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- SBI証券の取引暗証番号は取引、手続き時に必要
- SBI証券には取引暗証番号の他にユーザーネーム、ログインパスワード、モバイルパスワードがある
- ユーザーネームを忘れた場合にはWeb上で再発行ができない
SBI証券ではWebサイトへのログインや取引に必要な暗証番号が4種類設定されています。
ユーザーネーム、ログインパスワード、取引暗証番号はSBI証券から通知され、任意の番号に変更も可能です。
モバイルパスワードは必要なかたのみ設定を行います。
ユーザーネームとログインパスワードはSBI証券の取引ツールにログインする際に必要です。
ユーザーネームはログインパスワードや取引暗証番号の再設定にも利用されるため、忘れないように管理しておきましょう。
取引暗証番号は主にSBI証券の取引や設定を行う際に利用する番号です。
モバイルパスワードはモバイル端末からのログイン時のみ利用されます。
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