ウィリアムズ%Rは値幅をもとに買われすぎ売られすぎを分析する
ウィリアムズ%Rとは
ウィリアムズ%Rとは値幅をもとに相場の過熱感を見るオシレーター系のテクニカル指標です。
指標の名前に「%」などが入ると、難しそうで敬遠しがちですが、シンプルで根強いファンが多いテクニカル指標でもありますのでぜひ知っておきましょう。
ウィリアムズ%Rの特徴は期間中の値幅に注目して、現在値や終値が期間中の値幅のどの位置にいるかを見て買われすぎ売られすぎを判断することです。
文章で説明するよりも見てもらった方がわかりやすいので早速チャートの表示を見てみましょう。
ウィリアムズ%Rを構成する線
実際にチャートに描画した画面イメージは以下になります。
ウィリアムズ%Rの画面イメージ
ウィリアムズ%Rは単独の指標でサインを出すので見た目にもシンプルになっていますね。
ウィリアムズ%Rは以下のような意味や計算式となっています。
ウィリアムズ%Rを構成する線
名称 | 概要・活用方法 | 算出方法 |
---|---|---|
ウィリアムズ%R | 期間中の値幅内において現在の株価がどの位置にあるかを0%~100%で表す指標。
0%に近いほど買いが過熱していて、100%に近いほど売りが過熱していることを表している。 0%付近で売りサイン、100%付近で買いサインとなります。 |
(期間中の高値-当日終値or現在値)÷(期間中の高値-期間中の安値)×100 |
ウィリアムズ%Rの使い方
ウィリアムズ%Rは0%から100%で表現されますが、0%に近いほど買われすぎ、100%に近いほど売られすぎと見ることができます。
なので、売買のサインも0%付近で売りサイン、100%付近で買いサインとなります。
しかし、計算式を見るとわかりますが、期間中の最高値をつけると0%、最安値を100%となります。そのため最高値を更新する場面などではうまく機能しません。
他のオシレーター系の指標同様、相場が一方向に動いているときも同様に機能しなくなるので、トレンド系の指標とあわせて使用していきましょう。
ウィリアムズ%R自体も他の指標と組み合わせると高い効果があるといわれています。
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