マネックス証券の退会、口座閉鎖までの流れ
マネックス証券では、口座解約手続きを受け付けています。必要がなくなった場合は、いつでも退会処理が可能です。
口座閉鎖前には準備などもあるため、手順を踏んで手続きを行いましょう。
ここでは口座閉鎖の流れや方法、マネックス証券の口座開設を行うメリットについてまとめました。
マネックス証券の退会、口座閉鎖までの流れ
退会時にはコールセンターに連絡が必要
マネックス証券で口座閉鎖する場合、退会に必要な書類を取り寄せましょう。
書類はコールセンターに連絡すると、登録住所に発送されます。
口座閉鎖時はマイページからWeb手続きができないため、注意が必要です。
マネックス証券のコールセンターの営業時間は、原則平日8時から17時です。
平日に電話が難しい場合は入力フォームやメールで問い合わせを受け付けているため、一度問い合わせをおすすめします。
口座閉鎖前に準備しておくこと
口座の状態によっては、口座閉鎖ができないことがあります。
外貨の預かり金や投資商品の残高がある場合は退会ができません。
外貨資金は事前に円貨に振り替えておき、投資商品は売却や解約、移管手続きを済ませておきましょう。
また保有中投資商品の売却手続きを行った場合でも、投資信託の積立契約がある場合は口座閉鎖手続きができません。あらかじめ解除しておきましょう。
総合口座以外の口座閉鎖を行うには
マネックス証券では総合口座以外にNISA口座、外国株口座、信用口座、先物オプション口座、FX PLUS口座、くりっく株365口座、マネックスゴールド口座などがあります。
またマネックスアドバイザー、マネラップ、iDeCoなども取扱があります。
各口座を解約する場合、総合口座の閉鎖ではなくマネックス証券の一部口座を閉鎖する手続きを行います。
まずは各口座の残高をなくして、閉鎖ができる状態にしておきましょう。
NISA口座の場合、すべての商品を売却するか課税口座への払い出しが必要です。預かり金も総合口座へ振替を行います。
外国株口座の株式も、売却または移管手続きが必要です。資金はすべて総合口座へ移しましょう。
信用口座は建玉を決済し、みまもるくんの設定がある場合は解除します。
その他の口座も投資商品の決済や総合口座への資金振替が必要です。
なお、iDeCo口座は総合口座を解約した場合でも残るため、解約の場合は別途手続きを行います。
払い出し制限があるため、解約をしても状況によっては資金の引き出しはできません。
口座解約書類を提出する
準備が完了後、マネックス証券の口座閉鎖依頼に関する書類をマネックス証券へ送付します。
解約届にはマネックス証券に登録している住所や氏名などを記入し、解約したい口座に丸がついているか確認しておきましょう。
証券口座に預かり金が残っている場合は解約後に出金先口座へ振り込まれますが、契約状況によっては解約完了まで2か月から6か月ほど時間がかかるケースがあります。
早期に出金が必要な場合は、解約手続き前に出金処理を行いましょう。
マネックス証券の口座閉鎖をするメリットと再度口座開設をする際の注意点
マネックス証券の口座閉鎖をするメリット
マネックス証券は、原則口座維持費が無料です。口座を保有したままでも費用がかからないため、費用面では口座閉鎖にメリットはありません。
しかしマネックス証券口座を使っていない場合、パスワードの管理や口座状況の確認で手間がかかるケースがあります。
入出金は本人口座のみですが、取引パスワードが他人に知られた場合取引自体は可能です。
いたずらなどで不必要な投資が行われる可能性はゼロではないため、必要がない場合は口座閉鎖をしておくと安心です。
また、NISA口座やiDeCo口座は同時に複数の口座を所有できません。別の証券会社に魅力を感じる場合は口座閉鎖が必要です。
他に証券口座を保有している場合のメリット
証券口座は多数あり、マネックス証券以外にも同時保有が可能です。
マネックス証券口座を使っていない場合、個人情報の更新に手間がかかる可能性があります。
複数の証券会社で口座を開設している場合、ほふりなどの機関で情報が共有されるケースがあります。
引っ越しや改姓、連絡先の変更などがあった場合、マネックス証券口座と他社の証券口座で情報が異なると不具合が生じます。
配当金の振込や書類の送付などでトラブルが起こる可能性があるため、使用していない口座は整理しておく方がおすすめです。
時間が経ってからよりスムーズに口座閉鎖できる
もし何らかの問題がありマネックス証券の口座を解約しようと考えた場合、早期の解約よりも手間がかかるケースがあります。
たとえばIDやパスワードが分からない時やメールアドレスや住所が変わってしまっている場合、口座閉鎖前に変更手続きが必要です。
また残っている預かり金などを出金しようとした場合、状況によっては複数の電子交付書類をチェックする必要があります。
利用しなくなった段階で口座閉鎖をしておくと、最小限の手間で退会が可能です。
再度口座開設をする際の注意点
マネックス証券の口座閉鎖を行った場合でも、再開設は可能です。
その際は新規申込と同様の扱いとなるため、必要な個人情報の入力や本人確認書類の提出を行います。
口座開設までに数日から1週間ほどの時間がかかるため、再度開設する可能性がある場合は残しておいた方が手間をかけずに済みます。
NISA口座は年ごとの金融機関変更が可能で、再開設をしようとした場合に利用開始まで時間がかかるケースがあります。
再開設の申込時期によっては、翌年度からの利用開始です。
またNISA口座は税務署での手続きも必要となり、通常の口座開設よりも手間や時間がかかります。
信用口座など総合口座よりも審査基準が厳しい口座の場合、申込時の状況によっては再開設ができないこともあるため注意しましょう。
まとめ
ここまで、マネックス証券の口座閉鎖について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- 口座閉鎖前に資金振替や商品売却などの準備が必要
- コールセンターに連絡し書類を請求する
- 口座閉鎖完了までは2か月から6か月かかることもある
マネックス証券の口座開設の手続きは、投資商品の売却や移管を行い資金をすべて総合口座に振り替えると可能です。
閉鎖する口座によっては、積立解除やサービス解約などの処理も行いましょう。
準備が整ってから、コールセンターに連絡し必要書類を請求します。
登録住所に書類が届くため、マネックス証券に返送すると手続き完了です。
解約完了までは時間がかかることもあり、出金手続きをしておくことをおすすめします。
個人情報の変更処理やパスワードの管理が必要なくなるため、口座閉鎖にはメリットもあります。
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