楽天証券で実現損益を確認する方法
楽天証券では、国内株式、海外株式、投資信託、カバードワラント、金・プラチナの実現損益が確認できます。
Webサイトだけでなくアプリやトレーディングツールからも確認することができ、銘柄ごとの確認も可能です。
ここでは国内株式、海外株式、投資信託の実現損益を確認する際の方法をまとめています。
楽天証券で国内株式、海外株式の実現損益を確認する方法
楽天証券の実現損益とは
楽天証券の実現損益は、手数料や諸費用を考慮した損益です。
実現損益は決済して実現した後の損益であり、保有している銘柄の含み損益を計算する評価損益とは異なります。
正確な損益は、PTS取引を含めると原則翌々営業日の朝に表示されます。
現物取引の計算は売却額-(数量×平均取得価額)です。保有残高をすべて売却した場合は、売却額-該当銘柄の残りの投資額が実現損益です。
信用取引の計算は売埋の場合、(返済単価×返済数量)-(指定建玉数量×建単価)-諸費用で計算されます。
買埋の場合は(指定建玉数量×建単価)-(返済単価×返済数量)-諸費用です。
平均取得価額は現物取引の場合、投資商品を取得するために使った金額に税込手数料を加え、取得価額を保有数量で割ったものです。
同一銘柄を複数回に渡って購入した場合は、移動平均値が計算されます。
信用取引の場合は建単価が表示され、平均値にはなりません。
楽天証券Webサイトで確認する
楽天証券のマイページでは、国内株式、海外株式の実現損益を確認することができます。
口座管理画面から損益・税金履歴の損益履歴を見るを選択しましょう。
実現損益画面では、取引ごとに表示されている詳細をクリックすることで、それぞれの詳細を確認することができます。
銘柄ごとの確認も可能です。
マーケットスピードの実現損益機能で確認する
マーケットスピードでは、マイページ内の実現損益機能で各商品の損益を確認することができます。
国内株式の実現損益を確認する場合
国内株式の場合、出力期間は当日、1か月、3か月、6か月、1年、15か月、年指定から選択可能です。
国内株式の年指定では過去3年間の指定ができ、確認したい年を西暦で入力します。
また国内株式は口座区分も指定が可能です。特定、一般から確認したい口座を選択しましょう。
株式の種類は現物、信用、先物、ラージ、ミニ、オプション、コール、プットです。
信用区分は一般(1日)、一般信用(14日)、一般(無期限)のどれかが表示されます。
平均取得価額少数表示のボタンを押すと、実現損益と平均取得価額の金額に少数点以下の数字が考慮されます。
画面の右上には約定日ベースの期間取引が抽出され、約定日翌日のメンテナンスの際に再計算が行われます。
なお当日の実現損益は概算値で、日中取引の損益は翌営業日の朝に表示されます。
米国株式の実現損益を確認する場合
米国株式の出力期間は、当日、1か月、3か月、6か月、1年から選択できます。
実現損益の表示に関しては、国内株式と同じです。
iSPEEDの資産・口座情報で確認する
iSPEEDでは、直近15か月までの現物・信用取引の実現損益を確認することができます。
楽天証券で投資信託の実現損益を確認する方法
投資信託の実現損益の計算
楽天証券では、(解約基準価額×解約口数÷単位口数)-(平均取得価額×解約口数÷単位口数)で投資信託の実現損益を計算しています。
楽天証券のWebサイトで確認する
楽天証券では2014年8月30日より、投資信託の実現損益画面が表示されるようになりました。
楽天証券のWebサイトではログイン後マイページで、ポートフォリオ・資産状況を選択し、実現損益メニューから確認が可能です。
画面では期間や分配金、口座区分、取引、約定日などの検索条件が設定できます。
ファンド名でも検索が可能です。口座区分は特定、一般、NISAから選択することができます。
検索条件で設定したファンドが下部に表示され、すべてのファンドの利益金額合計、損失金額合計、実現損益合計が表示されます。
期間や口座、分配金など一定の条件でそれぞれの実現損益を確認できます。
また抽出した条件と結果はCSV形式で保存することもできます。
ファンド名の横には、それぞれのファンドごとの実現損益が表示されます。
平均取得価額と個別元本の確認方法
今までに取引した平均取得価額や個別元本の履歴は、楽天証券マイページにログイン後保有商品一覧から、投資信託を選択します。
各ファンドの詳細をクリックすることで、取引明細の平均取得価額・個別元本内に表示されています。
楽天証券のスマートフォンサイトで確認する
スマートフォンでは、マイページログイン後右上のメニューから投資信託を選択し、資産・口座画面から実現損益画面へ進みます。
スマートフォンの専用ページでは、投資信託の実現損益を確認することができます。
投資信託はトータルリターンと評価損益の確認も可能
楽天証券ではトータルリターンサービスが用意されており、投資信託のトータルリターンを確認することもできます。
トータルリターンは投資収支を計算したもので、現在の評価額と累計分配金額と累計解約金額を足したものから、累計買付金額を引いたものです。
トータルリターンは課税対象以外の金額も計算に含めるため、確定申告に利用することはできません。
また評価損益は現在の評価額-(平均取得価額×保有口数÷単位口数)で計算されたもので、確定申告にも利用することが可能です。
まとめ
ここまで、楽天証券で実現損益を確認する方法を見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- 実現損益は決済後の損益を計算したもの
- 国内株式と海外株式の実現損益はマーケットスピードやiSPEEDでも確認可能
- 投資信託の実現損益はPCだけでなくスマートフォンでも確認できる
楽天証券では、国内株式や海外株式、投資信託の実現損益をさまざまなツールから確認することができます。
実現損益を確認することで、今までの投資における実際の損益が分かります。
投資信託の場合はトータルリターンも確認することができ、利益と損失を簡単にチェックすることができます。
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