楽天証券で取引できる米国債と取引までの流れ
楽天証券で取引できる米国債は2018年3月時点で6種類あります。
内訳は社債が2種類、米国国債が4種類です。米国国債は内容が同じものでも、2種類の償還日から選択することが可能です。
ここでは楽天証券で取引できる米国債の紹介と、取引までの流れを解説します。
楽天証券で取引できる米国債と取引までの流れ
楽天証券で取引できる米国債の種類
楽天証券で取引できる米国のドル建て債券は米国国債と社債に分けられます。
米国債は外国債券の中でも取扱数が多く、選択肢が豊富で取引しやすいことが特徴です。
米国社債
シティグループ米ドル建て社債
シティグループ発行の利付債券です。劣後債で、格付けはS&PがBBB、ムーディーズがBaa3です。
利払い日は3月9日と9月9日の年2回に設定されています。2026年の3月9日が償還日で、長期保有向けの債券です。
利率は年4.60%、参考利回りは3.91%とやや高めに設定されています。
モルガン・スタンレー米ドル建て社債
モルガン・スタンレー発行の利付債券です。劣後債で、格付けはS&PがBBB-、ムーディーズがBaa2です。
利払い日は3月8日と9月8日の年2回に設定されています。2026年の9月8日が償還日で、長期保有に適しています。
利率は年4.35%、参考利回りは3.87%とやや高めです。
米国国債
米国ストリップス2021年11月償還
米国国債の中期保有向けタイプです。格付けはS&PがAA+、ムーディーズがAaaと高い評価です。
利率は0%ですが、参考利回りは年2.19%で安定した利回りを得ることができます。参考額は2018年3月2日時点で額面金額の92.25%に設定されています。
米国ストリップス2029年8月償還
米国国債の長期保有向けタイプです。 原則2021年に償還されるタイプと同じですが、2018年3月日時点では額面金額の73.96%で買付が可能です。
また参考利回りも年2.65%と中期保有タイプより高くなっています。
米国トレジャリーノート2020年8月償還
中期保有向けの米国国債です。格付けは他の米国国債と同様です。2018年3月2日時点では額面金額の101.48%で買付できます。
利払い日は2月15日と8月15日の年2回に設定されています。利率は年2.625%で、参考利回りは年2.00%です。
米国トレジャリーノート2025年8月償還
長期保有向けの米国国債です。格付けは他の米国国債と同様で、原則2020年に紹介されるタイプと同じです。2018年3月2日時点では額面金額の96.09%で買付できます。
利率は年2.00%で、参考利回りは2.58%です。
米国債の取引までの流れ
米国債を取引するためには、楽天証券総合口座の開設が必要です。2000年までに楽天証券の口座を開設している場合は外国証券取引口座の申込が別途必要でしたが、現在では総合口座の開設のみで取引ができます。
入金の方法
楽天証券では日本円の入金だけでなく、米ドルの入金にも対応しています。円の入金はリアルタイム入金、らくらく入金、通常振込入金の3種類から選択できます。
米ドル入金は銀行での手続きと外貨入金の手数料が別途必要です。なお円で入金した場合は、外貨建て債券購入時に為替スプレッドが発生します。
米国債の取引時間・注文受付時間
楽天証券のメンテナンスを除き、注文受付が可能です。
月曜から金曜は15時から17時15分と翌3時から6時までがメンテナンス時間です。土日は翌2時30分から3時30分までメンテナンスが行われます。
月曜から金曜の0時から15時までの注文は当日注文となり、17時15分以降は翌営業日扱いです。土日祝日の注文は終日翌営業日扱いです。
米国債の注文方法
楽天証券マイページにログイン後、債券・他の商品を選択します。外国債券のページから注文をクリックすると買い注文、売り注文、注文照会・取消が可能です。
米国債の注文の際は買い注文を選択し、購入する銘柄の販売説明書・目論見書を閲覧します。内容の確認が終わり次第、注文が可能です。
注文の入力画面で注文数量や口座、決済方法を選択し確認ボタンをクリックすると、確認画面が表示されます。
取引暗証番号を入力後、注文ボタンをクリックすると手続き完了です。
カスタマーサービスセンターでの注文
カスタマーサービスセンターで注文を行う際も、事前に販売説明書の確認が必要です。
楽天証券マイページで販売説明書を閲覧してから、カスタマーサービスセンターへ連絡を入れましょう。
まとめ
ここまで楽天証券で取引できる米国債について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- 楽天証券では米国社債と米国国債が取引できる
- 社債は劣後債のみ取り扱われている
- 注文は楽天証券Webサイトとカスタマーサービスセンターで可能
楽天証券では外国債券の取引が可能です。特に米国債は数も多く、社債と国債から選択することができます。
取引には総合口座が必要で、入金や取引は日本円だけでなく米ドルにも対応しています。
日本円で取引を行う場合は、スプレッドが発生するため債券の価格だけでなく別途スプレッド分の費用がかかります。
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