SBI証券の毎日積立の特徴、手数料、利用可能な口座
SBI証券の投信積立コースには、毎日積立コースがあります。
SBI証券の非営業日は積立ができませんが、営業日には毎日積立が行われます。
SBI証券の投信積立は5種類のコースから選択できるため、都合に合わせた積立設定が可能です。
ここでは主に毎日積立の特徴や手数料、利用できる口座などの詳細をまとめています。
SBI証券の毎日積立の特徴、手数料、利用可能な口座
SBI証券の積立コース
SBI証券では、複数のコースから積立頻度の設定ができます。毎日積立が設定できるネット証券は限られていますが、SBI証券では毎日コースをはじめ5種類の積立コースから選択が可能です。
毎日積立とは?
毎日積立は、SBI証券の営業日に毎日同じ金額を積立できるコースです。他のコースと同様にボーナス月も設定できます。
土日や祝日などSBI証券の非営業日は積立できないため、月によって積立の日数は異なります。
毎日積立の特徴
毎日の価格変動に合わせて買付できる
毎日の変動が大きいファンドを購入する場合でも、営業日ごとに積立が行われるため分散投資が可能です。
安い時に多く、高い時は少なく買付できるため最終的な買付価格が平準化されます。
積立設定で買付の手間が省ける
通常買付を毎日行うのは難しいですが、積立設定をしておくことで手軽に投資できることも特徴です。
時間がとれないかたでも毎日投資信託が自動で買付可能です。
投信銀行引落サービスが利用可能
毎日積立場合も、投信銀行引落サービスが利用できます。
投信銀行引落サービスはSBI証券口座への入金処理をしなくても、自動的に銀行口座から積立設定分の金額がSBI証券口座に振り込まれるシステムです。
2018年4月現在、投信銀行引落サービスは積立設定額だけでなく、好きな金額を設定できるようになっており他の投資商品の買付にも利用できます。
積立設定分の金額は拘束されないため、SBI証券口座に振り込まれた後使ってしまわないように注意が必要です。
100円積立に対応している
SBI証券の毎日積立は100円から注文が可能です。最低金額が低く設定されているため、1か月の投資金額が少ない場合でも毎日積立ができます。
最低100円から積立できるため、毎月数千円の投資費用が用意できる場合は毎日積立に挑戦できます。
毎日積立の手数料設定
SBI証券の投信積立は、コース設定にかかわらず手数料は発生しません。通常に買付する場合と同じように買付ができます。
また投信積立では、ノーロード投信以外も買付手数料がキャッシュバックされます。毎日積立を利用すると買付手数料がかからなくなるため通常買付よりもコストが軽減可能です。
毎日積立が利用可能な口座
SBI証券では一般口座、特定口座、一般NISA口座、積立NISA口座の4種類で毎日積立が利用できます。
積立NISA口座では複数日コース、隔月コースが選択できませんが、それ以外の口座区分では5コースすべてが利用可能です。
一般口座、特定口座ではSBI証券で取り扱うすべての投資信託が購入できます。
一般NISA口座と積立NISA口座では、それぞれの条件を満たした投資信託のみ取り扱われています。
積立NISAは積立設定が必須のため、積立以外の買付方法を考えている場合は別の口座で買付しましょう。
毎日積立をすることによるメリット
変動が大きいファンドの買付がしやすい
大きな変動が起こりやすいファンドは、タイミングを逃すと安い時に買付できないことがあります。しかし毎営業日積立している場合は、タイミングを逃さず買付ができます。
積立投資は安い時と高い時に平均的に買付を行い、最終的な利益を安定させることが目的です。毎日積立の場合、このメリットを生かしやすいことが特徴です。
毎日買付するため日々変化がある
投資を行っていても、毎月や隔月での買付の場合、短期間では変化が見られません。変動がないため、途中で飽きてしまうかたもいます。
しかし毎日積立の場合短期間でも買付額が変動し、投資をしている実感が得られます。SBI証券ではメール通知などもあり、忘れがちな積立投資の状況がしっかりチェックできます。
一回ごとの金額が少ないため投資が続けやすい
毎日積立は日々の積立金額が少ないため、投資が続けやすいことが特徴です。
積立の頻度が少ない場合、投資資金に回そうと考えていた資金を他のことに使ってしまうケースもありますが、毎日積立の場合は先に積立が行われるため計画的に投資ができます。
積立設定のスパンが長いと積立資金のことをうっかり忘れてしまうかたにも向いています。
NISA口座の非課税枠を効率的に利用できる
毎日積立を行うことで、NISAの非課税枠も効率良く使い切れます。
年末が近づいてきてから余った非課税枠を何に使うか考える必要がなく、事前に非課税枠が使い切れる設定が可能です。
特にSBI証券ではNISA枠ぎりぎり注文、課税枠シフト注文が利用できるため計算も不要です。
NISA枠ぎりぎり注文では非課税で運用できる分だけを発注し、それ以上の注文は自動的にキャンセルされます。
課税枠シフト注文は、余った金額を特定口座や一般口座での注文に自動切り替えできるシステムです。
毎日積立と毎月積立の違い
毎日積立も毎月積立も、最終的な投資金額が同じ場合はそれほど大きな違いはありません。
人によって毎日積立が向いているか、毎月積立が向いているかは異なります。
毎日メールや通知が来ることがわずらわしいと感じるかたや、取引履歴が膨大になって見づらいと感じる場合は毎月積立の方が向いています。
投資資金を他のことに使ってしまったり、ある程度短期間で投資をした実感を得たい場合は毎日積立が向いています。
自分の性格や状況に合わせて、SBI証券の積立コースを選ぶことがおすすめです。
まとめ
ここまでSBI証券の毎日積立について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- SBI証券では一般口座、特定口座、一般NISA口座、積立NISA口座で毎日積立ができる
- SBI証券の営業日に買付が可能
- 毎日積立は100円積立や銀行引落サービスにも対応している
SBI証券では5種類のコースから投資信託の積立設定が選べます。
毎日積立はSBI証券の営業日に積立を行うコースで、日々変動するファンド価格に対応できるところが魅力です。
また投信銀行引落サービスや100円積立、買付手数料キャッシュバックにも対応しているためスムーズに投資信託が積立できます。
毎日積立は忘れずに少しずつ積立をしたいかたにメリットが大きい投資方法ですが、個人の性格や状況によって向いているコースを選ぶことがおすすめです。
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