SBIハイブリッド預金を活用した時の金利と他社MRFとの比較

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SBIハイブリッド預金を活用した時の金利と他社MRFとの比較

SBI証券は、グループ会社の住信SBIネット銀行と連携したSBIハイブリッド預金が利用できます。SBIハイブリッド預金を利用することにより、投資がスムーズにできる上、手数料や預金金利においてもお得です。

この記事では、SBIハイブリッド預金を活用したSBI証券での投資の特徴や活用方法を、他のネット証券会社が取り入れているMRFと比較しながら紹介します。


SBIハイブリッド預金を活用した時の金利と他社MRFとの比較

MRFとは

MRFとは

MRFは「マネー・リザーブ・ファンド」の略語で、投資信託の一種です。MRFは、証券総合口座専用のファンドとして、1997年10月の証券総合口座の解禁に伴い導入され、各証券会社はMRFを取り入れています。

短期の債権で運用され、普通預金と似た扱いがされるため、多くのネット証券会社が導入しています。元本割れのリスクがありますが、投資信託の中でも極めて安全に運用されているのが特徴です。

分配金が1カ月に1回発生し、翌月に1ヶ月分がまとめて分配されます。


SBIハイブリッド預金とは

SBI証券はMRFに対応していません。2011年6月24日にMRFの新規買い付けを終了し、MRFの投資資金は全て預り金になりました。

ネット証券会社のうちMRFに対応していない会社は珍しく、一見すると不便なようですが、SBI証券にはMRFよりも優れているサービスがあります。

そのサービスとは、SBI証券と住信SBIネット銀行が連携したSBIハイブリッド預金です。住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資しているネット銀行です。

SBIハイブリッド預金を利用するためには、SBI証券の総合口座とは別に、住信SBIネット銀行の銀行口座を開設する必要があります。

SBIハイブリッド預金を活用すると、SBI証券で株式購入などの取引を行う際、証券口座に入金する必要がありません。SBIハイブリッド預金に預金したお金を、そのまま投資に利用することが可能です。

現物取引でも信用取引でも利用でき、口座間移動手数料は無料で、即時に取引できます。また、受け渡し日の翌営業日ではなく、当日に出金することが可能です。


SBIハイブリッド預金を活用した時の金利

SBIハイブリッド預金を活用した時の金利

通常、証券口座の買付余力には金利がつきません。投資しない場合は金利をつけるため、銀行に預金した方が得ですが、投資の度に入出金を繰り返すと手間がかかる上、手数料が発生することがあります。

しかしSBIハイブリッド預金の場合、買付余力にも金利がつきます。さらに預金保険制度の対象にもなります。

住信SBIネット銀行の普通預金金利は、0.001%です。SBI証券の証券口座と連動させ、SBIハイブリッド預金を利用すると、普通預金金利を通常の10倍の0.01%にすることが可能です。

さらに、コンビニATM出金手数料100円および他行あての振込手数料142円のそれぞれが、1カ月あたり2回~15回分まで無料になります。

無料になる回数は、住信SBIネット銀行のスマートプログラムのランクによって異なります。ランクは1~4まであり、ランク4になるとコンビニATM出金手数料と他行あて振込手数料がそれぞれ15回分まで無料です。

住信SBIネット銀行から、SBI証券の買付余力を確認するアグリゲーション機能や、SBI証券で追加保証金が必要となった際、住信SBIネット銀行代表口座よりSBI証券の証券口座に自動的に振り替える追加保証金等自動振替サービスも便利です。

他社MRFとの比較

SBIハイブリッド預金と似たサービスを、楽天証券も行っています。楽天証券と楽天銀行の口座をそれぞれ開設すると、マネーブリッジが利用でき、取引がスムーズに行われ、金利や出金手数料が優遇されます。

楽天証券も以前はMRFを導入していましたが、2017年10月にMRFの取り扱いを終了し、それ以降はマネーブリッジに移行しています。

マネックス証券では、MRFに預けたお金は、自動スイープ機能により、株式や投資信託などへの投資に効率的に運用できます。

マネックス証券で利用できるMRFは、日興MRFとダイワMRFの2種類です。ただし、ダイワMRFは2005年4月以前にマネックス証券で開設された口座または、2010年4月以前にオリックス証券で開設された口座でのみ利用可能です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国債のMRF、三菱UFJMRF、三菱MRF、ダイワMRFの4種類が利用できます。証券総合口座開設の際、選択します。

その他多くのネット証券会社でMRFを利用しており、各社とも手数料が無料で、銀行口座に入金するのと同じ感覚で利用できますが、楽天証券のようにMRFをやめている会社もあります。

SBIハイブリッド預金は、MRFと同様に管理手数料や、口座間の振込手数料などが必要ありません。さらに、預金金利が優遇されるなど、MRFにはないメリットがあります。


まとめ

まとめ

SBIハイブリッド預金の特徴と、SBIハイブリッド預金を活用した金利および、他のネット証券会社のMRFとの比較について紹介しました。まとめると以下の通りです。

  • SBIハイブリッド預金の預金残高は買付余力として利用できる
  • SBIハイブリッド預金は普通預金よりも高い金利が適用される
  • 他社のMRFに比較すると、SBIハイブリッド預金はより優れている

SBIハイブリッド預金は、SBI証券で手軽に取引でき、さらに住信SBIネット銀行へ通常よりも高い金利で預金ができるお得な制度です。

SBI証券の証券口座の他に、住信SBIネット銀行の銀行口座を開設する必要がありますが、他社のMRFと比較すると優れている点が多く、大きなメリットを得ることができます。

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