クレジットカードを使ってマネックス証券の取引をする方法
近年FX業者や仮想通貨を扱う業者など、クレジットカードで投資資金を入金できるケースも増えています。
証券会社会社では少ないですが、クレジットカードで投資代金の引き落としを行うことができる会社はいくつかあります。
マネックス証券では、独自のクレジットカード発行を行っていることが特徴です。
ここではマネックス証券がクレジットカード取引や入金に対応しているのか、現在の状況をまとめました。
クレジットカードを使ってマネックス証券の取引をする方法
マネックス証券ではマネックスセゾンカードが発行できる
マネックス証券では、マネックス証券口座保有者限定のマネックスセゾンカードが発行できます。
マネックスセゾンカードはセゾンのクレジットカードでもあり、キャッシュカード以外の機能も持っています。
マネックス証券で発行できるクレジットカードのため、何らかの取引に使えるのではないかと考えているかたも多いのではないでしょうか。
マネックスセゾンカードの主な特徴は入出金とクレジットでの買い物に使えることです。
マネックスセゾンカードのクレジット枠を使って株取引ができるわけではないため、注意しましょう。
クレジットカードのショッピング枠での取引はできない
マネックスセゾンカードに限らず、マネックス証券の投資商品はクレジットカードのショッピング枠で取引できません。
証券会社で取引に利用できるものは現金です。
信用取引やFX取引の場合は預けている現金以上に取引ができますが、クレジットカードとは無関係です。
キャッシング枠が付与されているクレジットカードの場合は現金が手に入るため、投資に利用することは自由です。
しかしキャッシングの場合は借りている間利息がつくため、投資で多少利益が出た場合でも利息分でマイナスになる可能性があります。
また必ず利益が出る保証もないため、キャッシング枠で現金を手に入れて投資に使うことはあまりおすすめできません。
現金がある場合はクレジットカードではなく余剰資金で取引を行いましょう。
セゾンカードに限りマネックスポイントが貯まりやすくなる
マネックスセゾンカードは投資信託の購入で貯まるポイントが通常よりも高く、購入時手数料の4.5%がマネックスポイントで還元されます。
また通常のセゾンカードを保有している場合もポイント還元率が普段の1.25倍にアップします。
マネックスポイントは株を購入する際の売買手数料に充当できるため、マネックスセゾンカードやセゾンカードを使って貯めたポイントで株の売買手数料を減らすことが可能です。
取引に直接利用できるわけではありませんが、運用コストを下げたい場合におすすめです。
クレジットカードを保有していない場合でもマネックスポイントは貯まります。
投資信託購入時には、購入時手数料の1.5%が貯まるしくみです。
入出金などの取引はマネックスセゾンカードで可能
投資商品の購入にクレジットカードを使うことはできませんが、マネックスセゾンカードに限り入出金取引は可能です。
全国のゆうちょ銀行、セブン銀行、セゾンATMで入出金できます。
マネックスセゾンカードのキャッシュカード機能を利用して入出金を行い、一部のATMでは入出金手数料無料で取引ができます。近くで対応ATMが利用できるかたにおすすめです。
マネックスセゾンカード以外のクレジットカードでは、マネックス証券の入出金に対応していないため、入出金取引に利用したいかたはマネックス証券でマネックスセゾンカードを発行しましょう。
積立サービスはクレジットカードからの引き落としが可能
マネックス証券で投信積立プログラムなどを利用する場合、カードde自動つみたてが選択できます。
セゾンカードの引き落とし口座から投信積立の代金を引き落とす方法です。
クレジットカードのショッピング枠を利用しているわけではなく、あくまでも登録したセゾンカードの引き落とし口座から引き落としを行う機能です。
そのためクレジットカードでもらえるポイントの付与対象外です。
クレジットカード代金の引き落とし口座と投信積立の引き落とし口座をまとめたいかたに向いています。
クレジットカードからマネックス証券に入金できる?
マネックス証券はクレジットカードでの入金には対応していない
マネックス証券ではマネックスセゾンカードのキャッシュカード機能を使って入金できますが、入金の際は現金が必要です。
クレジットカードから直接入金を行うことはできないため注意しましょう。
クレジットカードのブランドや内容にかかわらず、ショッピング枠からの入金はできません。まずは現金を用意しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠を利用して入金する
クレジットカードのキャッシング枠を利用した場合、一旦手元に現金が手に入ります。この状態でマネックス証券に入金を行うことは可能です。
たとえば数日後にまとまった現金が手に入る予定があり、マネックス証券で追証が発生してしまった場合などに便利です。
キャッシング枠のあるクレジットカードを持っていると、建玉の強制決済などを防ぐことができます。
キャッシング枠で現金を借りて投資を行うことはおすすめできませんが、一時的な立替に使うことは問題ありません。
もちろん現金が手に入った後はすぐにキャッシング分を返した方が利息が減ります。
追証が発生する取引を行う場合は手持ちの預金の範囲内で行う方が良いですが、予想以上に損失が出てしまうケースも時には考えられます。
なるべくロスカットや損切りを行い、損失額をコントロールしておくことが大切です。
クレジットカードから入金できる証券会社はある?
日本の証券会社でクレジットカードからの入金に対応している会社はありません。
しかし海外のFX取引業者や仮想通貨を扱う会社などでは、クレジットカードからの入金に対応しているところも増えています。
クレジットカードからの入金は便利な反面、手元にある資金以上の取引を行ってしまう可能性があるため注意が必要です。
またクレジットカード番号を会社に登録する必要があるため、セキュリティ面がしっかりしているか確認しておきましょう。
証券会社や金融機関での取引は、通常現金を使用します。大きなリターンを狙う場合はリスクも高いため、手元にある資金で取引を行うことが大切です。
万が一損失が出た場合でも、支払える程度のレバレッジをかけて取引を行いましょう。
無理にクレジットカードのキャッシング枠を利用すると、利息が膨らむ可能性があります。
まとめ
ここまでマネックス証券でクレジットカード取引や入金ができるのかについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- マネックス証券では入出金と投信積立に一部のクレジットカードが使える
- セゾンカードではマネックスポイントが貯まりやすくなる
- クレジットカードでの取引や入金にはキャッシング枠を使う方法がある
マネックス証券で可能なクレジットカード取引は、セゾンカードでの積立引き落としです。
カードの利用枠から引き落としが行われるわけではなく、カード引き落としを行う口座から直接引き落とす形となり利用ポイントの対象外です。
またマネックスセゾンカードを発行した場合は、マネックス証券口座への入出金に対応しています。
クレジットカード機能ではなくキャッシュカード機能を使うため、クレジットの利用枠から入金が行われるわけではありません。
マネックスセゾンカードやセゾンカードの保有者はマネックスポイントが多く貯まる特徴があり、クレジットカード保有で貯めたマネックスポイントを株式の売買手数料に充当できます。
投資資金に使えるわけではありませんが、投資の運用コストは軽減できます。
マネックス証券でクレジットカードを直接投資資金に使うには、キャッシング枠を使う他ありません。
キャッシングはお金を借りているため、期間に応じて利息がつきます。
投資で多少利益が出た場合でも利息でマイナスになる可能性も高いため、一時的な利用以外はおすすめできません。
カードの引き落とし口座からの積立金引き落としやATM入出金を行いたい場合は、マネックスセゾンカードを発行しましょう。
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