マネックス証券のIPO当選確率の目安と当選確率を上げる方法

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マネックス証券のIPO当選確率の目安と当選確率を上げる方法

IPOの抽選配分や抽選方式は証券会社によって大きく異なります。ネット証券の多くは抽選での配分を行っていますが、抽選のルールも会社ごとに変化します。

ここでは主に各社の抽選配分、抽選方式の比較やマネックス証券のIPO当選確率を上げる方法を紹介します。


マネックス証券と他証券会社との抽選配分、抽選方式の比較

マネックス証券の抽選配分と抽選方式

マネックス証券の抽選配分と抽選方式

マネックス証券の抽選配分は100%のため、資金が少ないかたにおすすめの証券会社です。公平な抽選方法で、申込株数や取引実績による優遇はありません。

名義ごとに抽選が行われるため、同一名義の一般口座とNISA口座から申込を行った場合でも当選確率に変化がないことが特徴です。

他社と比べて優遇措置が少ないため当選確率を上げにくい点は課題ですが、毎回少額の申込を行うかたには有利なしくみです。

ブックビルディング申込時に資金が必要となるため、複数申込を行う場合はそれぞれの資金を入金します。購入申込前のキャンセルは自由です。


楽天証券の抽選配分と抽選方式

楽天証券の抽選配分は100%です。抽選方式はコンピュータを使って行いますが、名義ごとではなく単位株数ごとに抽選番号が発行されることが特徴です。

1株を申し込むより、10株申し込む方が当選確率が上がります。抽選番号が1株ごとに発行されるため、10株申し込むと10個の抽選番号が取得できます。

その分資金は必要ですが、楽天証券でIPOに参加する場合株数が多い方が有利です。

資金の拘束タイミングはブックビルディング参加時です。購入申込時にも必要額を売出価格に申込株数を掛けたものが必要です。


SBI証券の抽選配分と抽選方式

SBI証券の抽選によるIPOの配分は100%ですが、IPOチャレンジポイントを使用した場合通常の抽選に比べて当選確率が上がります。

一般的な抽選では1株ごとに抽選が行われるため、1株申込よりも10株申込の方が当選確率が高くなるしくみです。

SBI証券の資金拘束タイミングはブックビルディング参加時ではなく抽選時のため、ブックビルディング申込時に資金がない状態でも参加が可能です。

資金の確認は発行価格決定日の18時以降に行われます。それまでにSBI証券の買付余力に必要資金を入金しておきましょう。

IPOチャレンジポイントはIPO抽選に外れると取得できるポイントで、落選が多いかたを優遇するサービスです。

SBI証券では原則資金が多いかたが当選しやすいしくみですが、IPOチャレンジポイントを貯めて参加すると当選確率が大きく変動します。

ポイントを使った場合に必ず当選するわけではありませんが、使うポイントが多いほど抽選時に有利です。


auカブコム証券の抽選配分と抽選方式

auカブコム証券の抽選配分と抽選方式

auカブコム証券ではブックビルディング申込、購入申込を終えてから抽選が行われるしくみです。

ブックビルディング参加時に資金が必要となるため、申込銘柄が複数ある場合はブックビルディング参加前に資金を用意します。

auカブコム証券の抽選方式はコンピュータによる平等な抽選です。まず1単位目の株から抽選が行われるため、複数株申込と1株申込では当選確率に差がありません。

auカブコム証券では抽選による配分が100%ではありません。

IPO申込株数が配分数を下回った場合は申込どおりに確定しますが、申込株数が多かった場合、一定割合は抽選以外の方法で配分を行うことがあります。

抽選以外の配分割合について、詳細は公表されていません。


松井証券の抽選配分と抽選方式

松井証券のIPOは、ネットで配分される割合が70%とやや高めです。また抽選による配分が100%のため、資金が少ないかたでも比較的IPOに当選しやすいことが特徴です。

松井証券ではグループ分けが行われ、需要申告の申告値段が売出価格以上のかたに優先的に配分されるしくみです。

需要申告の申告値段が売出価格未満のかたは優先順位が下がり、需要申告に参加していないかたは更に優先順位が低くなります。

グループごとの優先順位によって最低単位の株式が配分されるため、優先順位が高い場合でも複数株が当選するとは限りません。

同グループ内の抽選は、コンピュータによる乱数が大きい順に配分されます。

松井証券の特徴は、資金拘束タイミングが他社よりも遅いところです。購入申込最終日に資金が拘束されるため、資金の入金タイミングに余裕があります。

抽選は購入申込を行った後に行われるため、当選後のキャンセルはできません。


店舗型証券会社の抽選配分と抽選方式

ネット証券の多くは抽選での配分を行っていますが、店舗型の証券会社ではややしくみが異なります。店舗では裁量配分が多く、8割程度のIPO株が取引実績によって配分しています。

普段から証券会社を活用し、多額の取引を行っているかたはIPO当選確率が高くなるため裁量配分を行っている店舗型証券会社が有利です。

反対に資金が少なく、1株単位で申込を行うかたはネット証券が有利です。

店舗型証券会社でも抽選による配分を導入していますが、割合が少ないため大きな期待は持てません。また手数料面でもネット証券より高額となり、コストがやや高くなる点が特徴です。


マネックス証券のIPO当選確率を上げる方法

家族にマネックス証券の口座を開設してもらう

家族にマネックス証券の口座を開設してもらう

マネックス証券のIPO抽選は、名義ごとに行われます。家族名義の場合は別々に抽選が行われるため、当選確率が上がります。

家族名義の口座は本人が取引を行う必要があり、入金も本人名義のみ対応しています。その点に問題がない場合は、家族でIPO抽選に参加が可能です。

家族の人数が多いほど、当選確率も上がります。

同一名義の口座では当選確率に変化がないため、NISA口座からの申込は当選確率に影響しません。


未成年口座を活用する

子どもがいる家庭に限定されますが、未成年口座からのIPO申込も当選確率を上げる方法です。

家族名義の口座と異なり、未成年口座は親権者が代理で取引できます。IPO申込も親権者が直接行うことができ、子どもの人数分抽選が可能です。

未成年口座は満20歳未満の未成年名義で開設できます。

通常の口座開設とは異なり本人の確認書類だけでなく親権者の書類なども必要ですが、一度開設すると満20歳まで継続して利用可能です。

ジュニアNISA口座の場合はやや取扱が複雑で、払い出し制限が設けられています。IPOで得た利益をすぐに利用したい場合は、ジュニアNISA口座の利用は避けましょう。


複数の銘柄に同時に申込を行う

複数の銘柄に同時に申込を行う

一つの銘柄に複数申込を行うよりも、多数の銘柄に申し込んだ方が当選確率は上がります。

マネックス証券では公平な抽選方法が採用されているため、なるべく多くの人数に株が行き渡ります。

複数の銘柄に申し込むと抽選の回数も多くなり、当選確率も上がります。

しかしIPO銘柄は必ず利益が出るものではなく、銘柄によってお得度は変化します。利益が見込めそうな銘柄は人気が高く、利益が見込めない銘柄は人気がありません。

手当たり次第に申込を行った場合当選しても利益が少ない銘柄が多数当選するケースもあるため、欲しい銘柄を選別しましょう。

またマネックス証券では、ブックビルディング参加前に買付余力が必要です。複数銘柄に申し込む場合、実際に購入申込を行わない場合でも銘柄ごとに資金を準備します。

複数銘柄に申し込む場合、多くの資金が必要になるため注意しましょう。


別の証券会社も合わせて申込を行う

IPOはマネックス証券以外にも多くの証券会社で取り扱われています。

証券会社によって資金の拘束タイミングも異なるため、同時に複数の証券会社に申込を行うと当選確率が上がります。

マネックス証券で複数申込を行うよりも特定のIPO銘柄の当選確率が上がり、利用する証券会社によっては同一資金で申込が可能です。

どうしても欲しい銘柄がある場合は、いくつかの証券会社で口座を開設しておきIPO申込を行うと有利です。

証券会社によってIPO当選後のルールは異なり、購入申込のキャンセルができないこともあるため参加前に確認しておきましょう。


マネックス証券が主幹事のIPO銘柄を選ぶ

マネックス証券でIPO銘柄の当選確率を上げたい場合、どの証券会社が主幹事になっているか確認しておきましょう。

IPO銘柄の大半は主幹事の会社に振り分けされます。配分される株式数が多いため、当選確率は上がります。

もちろん参加者が多い場合は当選確率は下がりますが、他の証券会社には全体の1割から2割程度の株式が振り分けられるため主幹事の会社が圧倒的に有利です。

マネックス証券が主幹事を務めるIPO銘柄の数はそれほど多くないため、引受幹事を務める銘柄を選ぶこともおすすめです。

引受幹事もIPO銘柄の協議や調整にかかわっているため、比較的多くの株式が配分される可能性があります。

たとえばマネックス証券が2017年に主幹事を務めたIPO銘柄は1社のみですが、引受幹事を務めた銘柄は数十社です。


まとめ

まとめ

ここまでマネックス証券の当選確率や他社との比較について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • マネックス証券のIPOは完全抽選制で少額投資家も当選しやすい
  • 当選確率を上げるには複数口座からの申込が有効
  • 取引実績があるかたや資金があるかたは他社のしくみが有利

マネックス証券ではIPO株の100%を抽選で配分しています。

他社では裁量配分が行われることも多いですが、取引実績や申込株数にかかわらず抽選が行われるため少額投資家にもおすすめです。

IPO申込に多額の資金を使える場合は、SBI証券や楽天証券などの1株ごとに抽選番号が割り振られるしくみが有利です。1株申込と100株申込では抽選回数に100倍の差があるため、当選確率も大きく変化します。

特にSBI証券ではIPOチャレンジポイントが付与されるサービスが導入されており、落選した場合はポイントが貯まります。

IPOチャレンジポイントを使うと当選確率が上がるため、落選が続いた場合は当選しやすくなることが特徴です。

資金や取引実績に合わせて、自分に合う証券会社を選ぶことで、IPOの当選確率が上がります。

マネックス証券で当選確率を上げる方法は少ないですが、家族の口座や未成年口座を活用するなど、別名義の口座から申込を行うと有利です。

また複数の証券会社でIPOを申し込むことや、複数銘柄に同時申込を行うことも有効です。IPOの当選確率を上げたい場合は、なるべく自分に合った方法を選びましょう。

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