楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の特徴と手数料、取扱商品

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

楽天証券にはiDeCo(個人方確定拠出年金)があります。

運営管理手数料が誰でも無料なのがメリットのひとつです。

iDeCoの特徴やその他の手数料について見ていきましょう。


楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の特徴と手数料

楽天証券 ポイント

楽天証券でiDecoを申し込むと、運営管理手数料は誰でも無条件で無料です。

残高や積立金額に関わらず0円のため、余計なコストがかかりません。

ただし運営管理機関以外でかかる月額手数料は税込167円です。

毎月発生する月額手数料は国民年金基金連合会や委託先の信託銀行で発生するものです。

毎月掛金を拠出している場合には国民年金基金連合会に103円、信託銀行に64円の手数料を支払います。

新しい掛金を拠出していない場合は、信託銀行へ64円の支払いのみとなります。

また、iDecoの加入時や移換時にかかる手数料は2,777円です。

これは国民年金基金連合会に支払う手数料です。

給付時に発生する手数料は1回あたり432円です。

還付が行われる場合の手数料は1回あたり国民年金基金連合会が1,029円、信託銀行が432円です。

楽天証券から他の金融機関に移換する場合は4,320円の手数料が発生します。

楽天証券のiDecoはセミナーも受けられる

楽天証券でiDecoに加入する場合、無料セミナーが行われています。

iDecoに加入したいと考えているかたなら誰でも参加可能で、楽天証券の口座を持っていなくても問題ありません。

申し込みはセミナー申し込みのページから行います。

募集中のセミナーがある場合に限り申し込みが可能です。

参加の場合は事前に申し込みが必要です。

セミナーごとに申し込み期間が異なります。

必ず全員が参加できるわけではなく、抽選になることもあります。

抽選結果は口座を持っている場合、ログイン後のお知らせ画面や顧客情報で確認ができます。

もしくは登録のメールアドレスに結果が届きます。

当選した場合は当選番号が表示されるため、マイページを確認しておきましょう。

口座を持っていない場合はメールアドレスに抽選結果が届きます。

一つの当選番号につき一人が参加できるため、複数人での参加を希望している場合は人数分の申し込みが必要です。

証券口座と同じIDで管理が可能

楽天証券のページをそのまま使い、iDecoの管理ができます。

別々のサイトに分かれていないため、証券と一緒に資産を管理できるところが魅力です。

IDやパスワードも同一のため、いくつものパスワードを管理する必要がありません。

もちろんiDecoだけを申し込むこともできるため、必要に応じて口座を開設できます。

運用コストが低いため利用しやすい

楽天証券で扱われているiDecoは専門家であるファンドアナリストが厳選したものです。

そのため運用にかかるコストも少なくなっています。

複数の投資信託を選択し、分散して投資を行うこともできます。

取扱商品の幅が広くライフスタイルに合わせて選べる

楽天証券のiDecoは全部で28種類あります。

内容が厳選されているだけではなく、いろいろな商品が扱われていることが特徴です。

国内と海外の株式、債券だけではなくREITも選択でき、バランス型の商品も揃っています。

中長期保有に適した、信託報酬が少ない銘柄が揃っていることが特徴です。

楽天のポイントがたまる

投信残高に応じて楽天スーパーポイントが貯まることも楽天証券ならではの魅力です。

キャンペーンが行われている時に限りますが、2018年6月時点のiDecoの残高に応じて最大で150ポイントがもらえます。

またiDecoの新規申込を行うだけでも100ポイントがたまります。

ただし楽天スーパーポイントは楽天証券の総合口座に付与されるため、iDecoだけでなく楽天証券の口座を持っていることが条件になります。

一般の投資信託よりも節税効果が高い

毎月の掛金は所得控除の対象となります。

年収や税率によって節税効果は異なりますが、運用期間中の利益には課税されません。

また一時金を受け取る際にも一定金額まで課税されないためお得に投資ができます。

退職の時期を考えて長期的に保有する商品が多いため、年金の代わりに活用できることが魅力です。


楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の取扱商品と活用方法

一般信用売り 確認方法

楽天証券で取り扱われているiDecoは3種類に分かれています。選択できる商品は全部で28種類です。

楽天iDecoセレクション

国内株式

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

東証株価指数に連動するように考えられた商品です。

東証株価指数との連動を目指すインデックスファンドは多数ありますが、この商品は信託報酬が低いことが特徴です。

たわらノーロード日経225

日経平均株価に連動するように考えられた商品です。

信託報酬も低めに設定されています。

iTrust日本株式

国内の優良企業を厳選して投資を行う商品です。

ブランド力や技術に重点を置いています。

決算回数が少なめで、信託報酬も低く設定されています。

MHAM日本成長株

競争力が高く、今後の利益に成長が見込める国内の銘柄に投資を行う商品です。

企業調査を行い銘柄を選択しているため、中期から長期の保有で利益が得やすくなっています。

フィデリティ日本成長株ファンド

今後も持続的な成長が見込める企業に投資を行います。

成長力と株価を比較し、妥当な株価で投資を行うことが特徴です。

国内債権

たわらノーロード国内債券

NOMURA BPI総合に連動するよう考えられたファンドです。

信託報酬が低めになっているため、保有期間を長く設定したいかたにもおすすめです。

明治安田DC日本債券オープン

NOMURA BPI総合をベンチマークに掲げている国内債権のアクティブファンドです。

社債、円建て外国債券にも投資を行うことが特徴で、リターンも大きくなります。

国内REIT

三井住友・DC日本リートインデックスファンド

東証REIT指数に連動するよう考えられています。

信託報酬は低めです。

野村J-REITファンド

流動性、収益性を追及したファンドです。

インデックスよりリターン重視派に向いています。

海外株式

たわらノーロード 先進国株式

MSCIコクサイ・インデックスに連動するよう考えられています。

信託報酬は低めです。

インデックスファンド海外新興国株式

MSCI エマージング・マーケット・インデックスに連動するよう考えられています。

他の外国ファンドと異なる点は、ファンドの休場日や申込停止日が少ないところです。

ラッセル・インベストメント外国株式ファンド

日本以外の国の株式に投資を行っています。

複数の運用会社が集まって投資を行っており、リターンも大きく設定されていることが特徴です。

iTrust世界株式

世界の優良企業に投資を行います。

決算回数は少なめで信託報酬も低めの設定です。

海外債券

たわらノーロード先進国債券

シティ世界国債インデックスに連動するよう考えられています。

中長期保有向けで、信託報酬は低めの設定です。

たわらノーロード先進国債券

為替ヘッジありのタイプです。

為替リスクを減少することができることが特徴です。

インデックスファンド海外新興国債券

JPモルガンGBIMガバメント・ボンド・インデックス・エマージング・マーケッツ グローバル・ディバーシファイドに連動するよう考えられています。

決算回数が少なく、中長期保有向けのファンドです。

みずほUSハイイールドファンド

米ドル建ての高利回り社債に限定して投資を行います。

利回りが高いことが魅力ですが、債権の信用度は低めです。

海外REIT

三井住友・DC外国リートインデックスファンド

S&P先進国REIT指数に連動するよう考えられています。

信託報酬は低めです。

コモディティ

ステートストリート・ゴールドファンド

金に投資を行うタイプのファンドです。

LBMAの値動きに連動するよう考えられています。

また為替ヘッジありのタイプで、リスクを軽減できます。

バランス型

三井住友・DC世界バランスファンド

株式、債券、リートの3種類に投資を行います。

国内外を問いません。

分配が行われているため、損失も低く設定されています。

債権の一部は為替ヘッジも行われています。

三菱UFJ DCバランス・イノベーション

株式と債権に投資を行うタイプです。

国内外を問いません。

株式の組入率を時期により調整しているため安定感のあるファンドです。

投資のソムリエ

株式、債券、リートの3種類に投資を行います。

為替ヘッジも行われているため、リスクの軽減も考えられています。

ターゲットイヤー型

楽天ターゲットイヤー2030

先進国株式、為替ヘッジ付きの先進国債券に投資を行います。

2030年をターゲットイヤーに設定しているため、退職に向けた投資が計画的に行えます。

楽天ターゲットイヤー2040

先進国株式、為替ヘッジ付きの先進国債券に投資を行います。

2040年頃に退職を迎えるかたに最適です。

楽天ターゲットイヤー2050

先進国株式、為替ヘッジ付きの先進国債券に投資を行います。

2050年頃に退職を迎える若いかたに適したファンドです。

セゾンシリーズ

国内外株式

セゾン資産形成の達人ファンド

日本を含む世界の株式に投資を行います。

アジアなどの新興国にも投資を行うため、利回りも期待できます。

短期ではなく中長期のリターンを考えるかた向けです。

バランス型

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

国内外の株式と債券に投資を行います。

米版ガードのファンドは低コストに設定されているため、信託報酬も低めです。

元本確保型商品

定期預金

みずほDC定期預金

投資によるリスクを避けたいかたに向いています。

定期預金のため利率は低いですが、資産の保有には最適です。

各取り扱い商品の活用方法

国内株式や債権は、日本の成長企業や安定した優良企業に投資をしたいかたに最適です。

外国株式や債券は利回りが高く設定されているものも多く、リターンを重視するかたに向いています。

またバランス型のファンドは、一つの投資先にこだわらないため大きなリスクが軽減されます。

定期預金は大幅な増加は見込めませんが、マイナスになることがないため安心感が高いことが特徴です。

投資ではなく貯金のつもりで行いたいかたに向いています。


楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)の申込方法、流れ

一般信用売り 確認方法

iDecoをはじめようと考えている場合、申し込みの方法は状況によって異なります。

自分がどのパターンに当てはまるのか確認をした上で手続きを行うことが大切です。

現在iDecoに加入していないかた

新規でiDecoの申し込みを行うかたが対象です。

自営業、サラリーマン、公務員、専業主婦など第1号から第3号までの被保険者が該当します。

まずは楽天証券のWebサイトから申込書を請求します。

iDecoの申込書請求ページから職業の選択を行います。

すでに楽天証券の口座を持っている場合はログインを行い、持っていない場合はiDecoの申し込みと同時に楽天証券の口座開設も行います。

必要事項を入力すると、申込書類とスタートガイドブック2冊が届きます。

申込書類は必要事項を記載して楽天証券へ返送します。

会社員や公務員などは勤務先の証明書が必要になるため、用意しておきましょう。

なお申し込み後は国民年金基金連合会による審査が行われるため、通常手続き完了まで1か月から2か月かかります。

もし書類に不備がある場合はそれ以上の時間がかかるため、書類の返送前に不明点や間違いがないか確認を行うことをおすすめします。

手続き完了後には国民年金基金連合会より個人型確定拠出年金確認通知書が封書で届きます。

またJIS&T社からiDeco口座開設のお知らせと、コールセンター・インターネットパスワード設定のお知らせが届きます。

企業型確定拠出年金からiDeCoへ移換する場合

すでに企業型確定拠出年金を利用しているかたで、転職や退職などによりiDecoへ移換を考えているかたが対象です。

まずは楽天証券のWebサイトから移換申込書の請求が必要になります。

手続きを行うと申込書類4種類とスタートガイドブック2冊が届きます。

掛金を拠出する場合は、移換申込書に掛金の配分指定や移換金の配分指定を記入する必要があります。

残高をiDecoに移すだけの場合は、移換金の配分指定を記入します。

楽天証券に申込書類を返送することで手続きがはじまります。

移換手続きの場合も、通常1か月から2か月程度審査に時間がかかります。

手続きが完了すると、国民年金基金連合会より個人型確定拠出年金確認通知書と個人型年金移換完了通知書が届きます。

またJIS&T社より口座開設のお知らせやパスワード設定のお知らせ、取引報告書が送られてきます。

他の金融機関から楽天証券に移換する場合

すでにiDecoを利用していて、別の金融機関を使っているかたが対象です。

楽天証券に申込書類の請求を行うことで移換手続きが行えます。

申込書請求を行うと、申込書類とスタートアップガイド2冊が届きます。

加入者等運営管理機関変更届には掛金の配分指定と移換金の配分指定の記入が必要です。

また、加入者等運営管理機関変更届を記入し、必要な書類を添付して楽天証券に返送します。

審査が行われるため、通常手続き完了まで1か月から2か月程度かかります。

他の金融機関から移換を行う場合は移換完了通知書、口座開設のお知らせ、パスワード設定のお知らせ、取引報告書がJIS&T社より送られてきます。

iDeco口座を開設した後に必要な手続き

口座開設のお知らせとパスワード設定のお知らせが届いた後は、楽天証券にログインし設定を行います。

すでに楽天証券の総合取引口座を持っている場合には、初期設定が必要です。

ログイン後のページで確定拠出年金のタブを選択し、初期設定画面へ移ります。

加入者口座番号とインターネットパスワードを入力すると、設定が行えます。

楽天証券の総合口座を持たない場合はJIS&T社のウェブサイトよりログインを行います。

初期設定完了後は配分指定を行います。

引落日から9営業日目の17時30分までに設定が必要です。

引落日は26日です。

土日祝日の場合は翌営業日になります。

設定の完了後は商品を選択し、取引の開始が可能です。

申し込み時に届いたスタートアップガイドを参考にしても良いでしょう。


まとめ

楽天証券のiDeCoについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 楽天証券のiDeCoは運用手数料は誰でも無料
  • リスクの大きさに応じたいろいろな商品が選べる
  • 新規に始めることも、他から移動することも可能

楽天証券で取り扱っているiDeCoについて見てきました。

運用手数料が誰でも無料というメリットがありますが、その他の手数料はかかることがあります。

リスクの大きいものから少ない商品まで揃っているので、自分に合ったものを選びましょう。


当サイトおすすめネット証券

SBI証券は格安の手数料が特徴の最大手のネット証券です。

手数料が安いだけでなく豊富な取扱商品、充実したサービスも含めた総合力が魅力で、口座数、売買代金ともに圧倒的なネット証券No1です。

当サイトでもイチオシで、初心者からデイトレーダーや長期投資家などタイプを問わず、すべての投資家のパートナーになります。

SBI証券の公式サイトはこちら SBI証券の詳細

楽天証券

楽天証券は安い手数料豊富な取り扱い商品充実したサービスで人気の大手証券会社です。

口座開設や取引で楽天スーパーポイントをためることもでき、わかりやすい取引サイトにも定評があります。

高機能ツールの「マーケットスピード」が簡単な条件で無料利用できる点も大きな魅力で、どんな人にもおすすめできる証券会社です。

楽天証券の公式サイトはこちら 楽天証券の詳細

マネックス証券は「今日の株価よりも10年後のあなたのために」を掲げ、ファンの多い長期投資向きのネット証券です。

株式手数料は100円からと小口の取引手数料は業界最安水準で、投資初心者に優しくなっています。

また、外国株式に強みがあり、手数料も安いので今後グローバルに投資をしたい方にもおすすめです。

マネックス証券の公式サイトはこちら マネックス証券の詳細

IPO投資におすすめの証券会社

IPOは当選すれば高確率で値上がりが期待できる、超低リスクハイリターンの人気投資法です。

人気ゆえに激しい競争率がネックで、当選は難しいと考えている人もいますが、コツをつかめば当選確率は驚くほど上がります。

当サイトではIPOの当選確率を上げる方法おすすめの証券会社を紹介していますので、IPO投資に興味がある人はぜひ参考にしてください。

IPO投資におすすめ証券会社ランキング

サブコンテンツ

このページの先頭へ