One Tap BUY(ワンタップバイ)の特徴とメリット、デメリット

最終更新日: 2021年4月3日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

証券会社の口座開設を行うことは難しいと考えているかたでも、スマートフォン取引特化型の証券会社なら気軽に口座開設が可能です。

One Tap BUYは株式とETFの取引に特化し、アプリで売買ができます。

投資資金が少ないけれど株取引を試してみたいかたや、外出中に24時間取引をしたいかたに向いています。

ここではOne Tap BUYの主な特徴、メリット・デメリットを紹介します。


One Tap BUY(ワンタップバイ)の特徴

1,000円から株式取引ができる

1,000円から株式取引ができる

One Tap BUYは1,000円単位の取引ができる証券会社です。

通常の株式取引は市場から顧客が直接購入する形ですが、One Tap BUYでは会社が一旦株式を仕入れます。

会社が仕入れた株式を顧客が購入する形のため、1,000円単位で単元にこだわらず取引が可能です。

少額取引を行いたいかたにおすすめの取引方法です。

市場取引とは異なるため、24時間いつでも取引ができます。

一般の証券会社でも単元未満株の取引ができるケースがありますが、1,000円単位の取引のため分かりやすいことが魅力です。


スマートフォン専用の証券会社

One Tap BUYはスマートフォン向けアプリで取引を行います。

PC環境がないかたでも取引がしやすく、外出中でも簡単に売買が可能です。

アプリは5種類あり、日本株、米国株、積み株、ETFの取引ができます。積み株は積立投資ができるアプリです。

ETF取引を行う場合はまるごと米国株または日本株アプリが必要です。

一般のETF以外に、ブルベア商品も取り扱われていることが特徴です。

iOS、Android両方に対応しているため、どちらのOSを使っているかたも利用できます。


料金プランが2種類設定されている

料金プランが2種類設定されている

定額プランと都度プランの2種類が用意され、都合に合わせた利用ができます。

定額プランはどれだけ取引しても手数料が1か月税込1,078円です。

都度プランの場合は米国株、日本株どちらも0.5%分の手数料がかかります。

なお米国株取引はNY市場が閉まっている間、0.7%分の手数料が必要です。

1か月の取引回数や金額に応じて、手数料プランの変更もできます。

一般の証券会社でも定額プランは存在しますが、1日ごとの定額プランが多めです。

1か月の取引総額で計算されるため、日によって状況が変わるかたにも向いています。


送金手続きなしで株を購入する方法がある

One Tap BUYではみずほ銀行口座やソフトバンクカードを利用して、送金手続きなしで株式の取引ができます。

入金手続きの手間が省けるため、対象の口座やカードを持っているかたにおすすめです。

取引単位は選択した入金方法によって異なるため、少額取引にこだわるかたは銀行振込が最適です。

手間を省きたいかたの場合は、みずほ銀行口座やソフトバンクカードの発行が適しています。


一般の証券会社と同様に安全性の高い管理システム

One Tap BUYに預け入れている資金は、みずほ信託銀行が管理しています。また有価証券も株券保管預託機構で管理されます。

One Tap BUYに何かがあった場合でも、資金や有価証券が別の場所で保管されているため安心です。

更に信託法により、みずほ信託銀行に問題があった場合でも、信託財産は保護されるしくみです。

One Tap BUYでの取引は投資者保護基金の対象でもあり、不測の事態が起こった場合でも一人あたり1,000万円までの資金が無条件で保護されます。

取引が安心してできるしくみを導入しているため、資金や有価証券の保護を考えるかたにも最適です。


One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット・デメリット

One Tap BUYのメリット

One Tap BUYのメリット

One Tap BUYのメリットは主に7点あります。

  • 1,000円単位の取引ができるため少額投資が可能
  • 配当金や株主優待も受け取ることができる
  • おいたまま買付なら送金が不要
  • PCがないかたでも取引ができる
  • 日本株は予約注文も可能
  • 未成年口座の開設もできる
  • 24時間取引が可能

One Tap BUYは1,000円単位の取引に対応しているため、少額投資をしたいかたに最適です。スポット買付以外に積立投資も可能です。

単元株以上の保有で条件を満たしている場合は株主優待も受け取ることができ、配当金は単元株未満でも対象です。

みずほ銀行口座、ソフトバンクカードを保有している場合はおいたまま買付の利用が可能で、振込手数料もかかりません。

取引はアプリに限定されるため、PC環境がないかたでも手軽に投資を楽しむことができます。

日本株では予約注文にも対応し、未成年口座の開設も可能です。また在庫がある限り24時間取引に対応しています。

株式の売買を試してみたいかたや、簡単に注文したいかたに向いている証券会社です。


One Tap BUYのデメリット

One Tap BUYのデメリット

One Tap BUYのデメリットは主に7点あります。

  • 通常の株式取引に比べてやや手数料が割高
  • PCでの取引ができない
  • 銀行振込には手数料がかかる
  • みずほ銀行のおいたまま買付は1万円単位での取引限定
  • 特殊注文にはほぼ対応していない
  • 取引は特定口座に限定される
  • 在庫切れの場合は取引不可

One Tap BUYの手数料は0.5%から0.7%です。一般の証券会社では単元未満株の取引手数料が0.5%のため、差はありません。

米国株取引ではマネックス証券やSBI証券が約定金額の0.45%の手数料を設定しており、ややOne Tap BUYの手数料が高い計算です。

しかし定額プランを利用した場合、月額税込1,078円の手数料で取引ができるため取引金額によってはOne Tap BUYが有利になることもあります。

スマートフォン取引に特化している分、PC取引ができないことも特徴です。

指値や逆指値などの特殊注文にも対応していないため、注意が必要です。

おいたまま買付が利用できないかたは銀行振込手数料を支払って入金する必要があり、みずほ銀行口座のおいたまま買付は1,000円ではなく1万円単位の買付のみ対応しています。

またOne Tap BUYは特定口座のみの取引で一般口座で取引したいかたには向いていません。

市場取引ではなく会社側が用意した株式を買い付けるため、在庫がない時は買付できないこともあります。


まとめ

まとめ

ここまでOne Tap BUYの特徴やメリット・デメリットについて見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • One Tap BUYはアプリで日本株、米国株、ETF取引ができる
  • One Tap BUYが買付した株を顧客が取引するしくみ
  • 少額取引に適しているが手数料は場合によって割高

One Tap BUYは手軽に株取引を行いたいかたに最適な証券会社です。

1,000円から取引できますが配当金や株主優待にも対応しており、本格的な株取引を楽しむことができます。

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